昨日の「菊次郎とさき」はウシさんの最後の舞台のお話でしたね。
その前にお姉ちゃんの進学に関してさきさんがモロ男尊女卑発言
「女は学問なんかいらない」そこで先生と衝突するんですが、あの当時はそういう考え方が普通だったんでしょうね。
学よりも「手に職」さきさんが息子達に大学に行けというのもやっぱり根底には「手に職」感覚で・・だから「工学部」じゃないとだめって言うわけだしねーー
(さきさん、最後はこのお姉ちゃんにずっと介護されていたんじゃありませんでした?)
さて・・ちんどんやさんで楽しそうに踊っているさきさんをみて、おばあちゃんの芸の虫が沸き起こってしまうお話。
なんだかなーその気持、すっごくすっごくよくわかるのね。一度舞台に立ったことのある人は絶対にその「快感」を忘れられないのよーー
小さい頃からずっと舞台に憧れてた私ですの
中学時代は演劇部で3年間男役だったのーー成績が悪くても苛められていても文化祭ではいわゆる「花形」ってやつ?舞台の真中で演技している私を見つめる人たちの視線が嬉しかったのよね。
もう2年前になるけど、学童の文化行事で突如演劇をやる事になってしまって、演出を担当したのね
(だって、みんなやるって言いながら演劇経験ゼロばっかり。セリフも満足に覚えられない人達ばかりで)
突如「昔取った杵柄」に目覚めた私は嬉々として演出プランを練り、ビシバシと同年代のおじさん、おばさんを指導してしまったというわけ
舞台当日は私に用があって見る事は出来なかったんだけど、何だか非常にウケがよろしくて、演じる側も見た側も感動したらしい。
あとからあるお父さんに
「僕の人生の中で、あんな風にセリフをしゃべったことがありませんでしたから、あれは一生の思い出です。ふぶきさんのおかげでもう一人の僕を引き出してもらいました」って言われた時は嬉しかったよねーー
ずっと心の中にしまっていた「演劇」への情熱が再燃しちゃってねーー
あれからまたミュージカルの脚本なんか書いちゃったりしたもん
(今は友人に「ドラマの脚本を書いてヨン様に送れ」とか言われてるが・・ははっ)
ミュージカルの脚本は書けるかもしれないけど、ドラマは難しいよねーー
いやいや、どんなに「演劇」への情熱があっても自分で舞台をやるわけにはいかないし、スポンサーもいないしなーーこの世界、やっぱりお金なんだよねーー
でも・・ちょっとだけ夢があってね・・
私が大好きだったジェンヌさんがいるの
歌が上手で演技が最高で・・そりゃあ将来を嘱望されていた人よ。彼女の「エンジェルボイス」は天の恵みだった・・
歌が上手な人は沢山いるけど、「声」そのものに恵まれている人はあまりいないと思う。彼女はその「声」が普通と違うのよーー
なのに、そんな自分の才能にあっさり見切りつけちゃって、今はムラでクリニックを開いているらしい(何の・・・だかは知らないけどね)
もう一度、彼女を舞台にひっぱり出せるものなら
どんな小さい舞台でもいい。リサイタルでも何でも・・引っ張り出せるものなら
脚本書いて演出して資金も出して(家売らなきゃ)・・・やってみたいなあ
これぞまさしく「真夏の夜の夢」ね
ショーの歌らしいです。(友人が歌ってくれたの
スポット・ライトの“快感”・・忘れなれないらしぃ
そのジェンヌさんは、
Nさんですか~~ふぶきさん
しのジェンヌさんはまさしく「N」さんです。だってねーームラで何やってるって・・才能に恵まれている人はそれを生かさないといけませんって・・