ふぶきの部屋

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相棒・曲げられない女

2010-01-14 09:37:11 | ドラマ・ワイドショー

 今日も寒いですね・・・保育園の庭の水溜りが凍ってました。

関東ですからまあ・・センター試験に影響はないけど、日本海側は

大変でしょう

 

 相棒 

 

 偶然、「盗聴器を見つけた」という訴えがあり、16年前に失踪した

  女性が昔住んでいた場所だとわかる。

 当時、疑いを掛けられた絵本作家は自殺。被害者の親も死亡。

 彼女の親友は南條という画家と結婚。

 容疑者は当時、家庭教師をしていた男。しかし16年経っているので

  時効成立。

 

 脚本は太田愛

  私は今回のような話が好きですけど、話が複雑っていうか、後出し

  情報が多くて混乱しましたーー

 

 家庭教師をしていた先生が容疑者だという事はわりと早くから

  わかっていた事ですが、共犯者がいたとはっ

  しかもその死体が非常に都合よく見つかった・・というあたりが笑える。

  そう思ってしまうと、そもそも「盗聴器をみつけたんですけど」って

  偶然訴えに来た主婦が持ってきた時代遅れの盗聴器と住所を見て

  すぐに「16年前の事件」と結びつける右京の勘のよさって何

  思ってしまうのですが。

 

 親友だった彼女が偶然にも南條と結婚しているという設定も

  普通はありえないよなーーと思ったけど、その旦那さんが全然出て

  来ないので「あれ?」と思っていたら、実は誘拐を仕組んだ人だったのね。

  顔つきが怖いからてっきり悪役かと思ってました

 

 でもまあ、失踪し殺された少女の事で苦しんだ人々が結束して

  誘拐事件をでっち上げ、復讐を果たすというのはいい展開ですね。

  まるで「オリエント急行殺人事件」のノリだなあと思いました

 

 あの後、南條さんは警察に出頭するんですよね。罪に問われるのかな。

  温情をかけて頂きたいものですね。

 

 曲げられない女 

 

 弁護士事務所に勤めていて、9年間司法試験を受け続けている

  荻原早紀。弁護士の彼氏がいてプロポーズもされてるけど、

  どうしても結婚に踏み切れない。

  自分にとって一番大事な事は司法試験に受かる事だと信じている。

 長部璃子はサキの同級生。

  「目的の為なら何でもやっちゃうタイプ」

  お金持ちと結婚してセレブ生活をしてサキに散々結婚を勧めるけど

  本当は全く幸せはない。

 結婚式場で知り合った藍田光輝は警察官僚。

   結婚には否定的な考え方。

 サキの彼氏、坂本正登は弁護士で、ついにプロポーズするが

   断られて逆キレしてしまう。

 

 いわゆる男性の「まっすぐな男」というのは正直で実直でお人よし。

  女性の「曲げられない女」というのは意固地で拘りが強く面倒な人。

  似た様な言葉なのに意味は随分違うんだなあとおもいました。

 

 ドラマ冒頭、サキがテーブルにいた虫を潰すシーンがありましたが

  これって「Wの悲劇」でも出てきましたね。ごきぶりを手で掴んでぽいっ

  強い女のイメージというのは、虫を素手で触れたり、潰せたり

  する事なんでしょうかねえ・・・・・

 

 サキの喋り方や拘りは一種のアスペルガーみたいだけど、

  無理してそうしてる部分もあるのかなあ。

  亡くなった父親が司法試験に合格した途端に死んでしまって、その夢を

  叶えるために自分も司法試験を頑張るけど9年連続で落ちる

  とうとう事務所の所長にも「時給をあげてやるから司法試験を受けずに

  結婚しろ」と言われる始末

  彼氏も乗り気だけど、イマイチふっきれないなあ・・・と悩むサキ。

 

 そんなサキにリコは「不遜だわ」と言い放つのね

  これってキャリアウーマンには不愉快な言葉だと思うけど、気持ちは

  わかります

  「私達は親から命を貰っている。なのに自分だけは結婚もせず

   子供も産まないって・・そういう考え方は不遜だとおもう」って。

  おっしゃる通りなんだよねーー

  みんながみんな「子供を産まない」選択をしたら民族は滅びるもの。

  とはいえ、今のサキは「彼氏より結婚より司法試験」

  で、一生受からなかった孤独死というリスクも抱えている。

 

 で・・じゃあ、幸せじゃない結婚生活を送っているリコは何でサキに

  結婚を勧めるのか。

  多分それは「自己否定に繋がるような考え方の排除」でしょうね

  結婚生活を否定するという事は、自分が歩んで来た路を否定される

  事で、サキのような生き方はムカツクんだと思います

 

 「男はそもそも結婚には向かない。じゃあ、何で結婚するのか。

  それはただでSEXできる家政婦が欲しいから」という藍田さんの

  台詞は昔からあった思想ですよね

 (藍田さんって何で都合よく現れるの?不思議)

  リコの旦那も浮気しててすでに妻を女性として見れなくなってるし

  辛抱強く待ってくれたマサトだって、プロポーズを断られたら逆ギレ

  しちゃうし

   男というのは、最終的には常に自分が上位にいないと気がすまない

  人種なんだよねーー

 

 「僕の家族になってください」と言うプロポーズの言葉に我が家の姫は

  感動して「こういう台詞って素敵」なんて言ってたけど、私は疑問。

  と、おもっていたらサキもそうだったみたいで

  「回りがどんな目でみようとも自分の生き方を貫け」と言って欲しかった

  と言ってます。

 

 「僕の家族に・・・」という台詞は決して「君の家族になる」という意味では

  ないんでしょう

  サキがマサトと結婚するという事は、司法試験を諦めるか、勉強に

  費やす時間を削って家事・育児に励む共働き生活って事だもんね。

  女性の生活を一切変えずに結婚生活を送るのはやっぱり無理。

 

 そういうこと、20代のうちに知っていたら私だって結婚しなかったかも。

  家庭を持つと自分らしく生きるのが大変になってしまうものね。

  それが二人ともそうなら我慢も出来るけど、女性が一方的に自分らしく

  ない生き方を強制されるから非婚率が高くなるのよ

 

 リコみたいに「ムカツクババア」とか呟きながら笑う・・ってのは

  なかなかしんどい事ですし。

  永遠のテーマだなあ・・・・もうちょっと見てみようっと。

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