ふぶきの部屋

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ミスリードされる「美智子皇后」は虚像か本質か   1

2014-09-08 07:00:00 | 日本人なら絶対に知っておきたい皇室

 何だか非常にまず状況になって来たと思うんですよ。

リベラルな両陛下。とりわけ皇后が「女帝派」の急先鋒になりつつあること。

こういう風にリードしていくのはマスコミだけの責任でしょうか?

つけいるすきを与えたのではないかと。

先週発売の雑誌から「美智子皇后」に関する部分をちょこっとレポ。

 

 週刊新潮 「皇后美智子さま」秘録ー工藤美代子

 昭和20年8月15日、皇太子明仁親王は日記にこう記す。

今度の戦で我が忠実な陸海軍が陸に海に勇戦奮闘し、殊に特攻隊は命を投げ出して

陛下の御為笑って死んでいきました

 今上陛下が皇太子時代、わずか10歳の頃に書いた終戦の日の日記です。

 本文はもっと長いのですが、どうしてもこの一節が気にかかって仕方ない。

 何でだろう・・・・陛下のリベラルはすでに芽が出ていたんですね。

 そりゃあ・・・日光の疎開先にまで海軍やら陸軍やらが来て、戦況報告をするんですよ。

  いい話ばかりじゃないけど、軍としては「陛下の御為に命を賭して」と言うでしょう。

  そういうセリフが皇太子にはたまらなく嫌なものだったろうという事は想像できます。

  「勝てるとか勝って見せるとか言う前に勝てるもんなら勝ってみろよ」的な思いがあったのでは?

 精神論だけで乗り切ろうというのがあざといとか、「陛下の為、殿下の為」とか言われるのが重いとか。

 普通に考えて「笑って」死んで行く筈がなく。

  すみません。どう解釈していいかわからないのです。この「笑って死んでいきました」の部分。

  心底、そんな風には思ってないように感じられて。

  痛烈な天皇批判のようにも思えて。

 

 SAPIO 10月号 「闘う美智子皇后」

高橋源一郎・・・誰よりも自由に書くことを禁じられた皇后のメッセージを読む

 平成10年の第26回IBBYニューデリー大会基調講演の引用。

 ケストナー「絶望」

  ソログローブ「身体検査」

 「思い出すと、戦争中はとかく人々の志気を高めようと、勇ましい話が多かったように思うのですが

  そうした中でこの文庫の編集者が「絶望やこの「身体検査」のような話を、なぜここに選んで乗せたのか

  興味深いことです。

・・・(略)・・・

世界情勢の不安定であった1930年代、40年代に、子供達の為に

広く世界の文学を読ませたいと願った編集者があったことは、当時lこれらの本を手にすることの

出来た日本の子供達にとって幸いなことでした。

この本を作った人々は、子供達が、まず美しいものにふれ、また、人間の悲しみ喜びに触れつつ

さまざまに物を思って過ごしてほしいと願ってくれたのでしょう。

・・・・略・・・

当時私はまだ幼く、こうした編集者の願いを、どれだけ十分に受け止めていたかは

わかりません。しかし、少なくとも、国が戦っていたあの暗い日々のさなかに、これらの本は

国境による区別なく、人々の生きる姿そのものを私に垣間見させ、自分とは異なる

環境かにある人々に対する想像を引き起こしてくれました。

・・・・略・・・・

 この文章に対して。

 戦後、この国は、その進路を巡り、揺れ続けてきた。戦争と平和について語ろうとするなら

そのことに目をそむけることは出来ない。だが、誰もが知っているように、皇室の方々は

「政治」について発言することをきんじられているのである。

そのとき、この国で、誰よりも、自由に書くことを禁じられている人間は、どうやって書けばいいのか。

私の美智子妃への関心の一つは、そこにもあったように思う。

 高橋氏の文章。2、3回読んだけど意味がわからず。私って本当に読解力がないと自信喪失。

 1930年代、1940年代の日本が、いさましさの対極にこのような作品を編集したというのは

   素晴らしい事ではありますよね。

 高橋氏が一番言いたい事は「皇后陛下は平和メッセージを世界に向けて発信した」という事だと

  思うんです。

  そういう政治的な事が出来ない立場にありながらニュアンスにまぜこんで発信する。

  まさにそれが「闘う皇后」なんでしょう。

 

 佐野眞一・・・「見えない国民」に寄り添い語りかけてきた美智子皇后の「祈り」

             - 手を振られた瞬間、私は畏敬の念を覚えた -

 2008年4月。両陛下は館林に行啓。

 自動車部品工場で働く日系ブラジル人労働者たちと懇談するため。

 館林市役所では、皇后と疎開生活を共にした20名の同窓生との懇談会が開かれた。

  しかし、そのスケジュールはどこまでも秘密にされた。

 宮内庁幹部

 「2008年は日本からブラジルへの移民が始まってちょうど100年目にあたります。

 ところが、海外の日系人について監督ケアする組織がない。

 両陛下はその空白部分を担うということをいつも強く自覚されています。

 皇后陛下が同窓生との懇談会について発表を控えさせたのは、大きく報じられると

 本来の目的である日系ブラジル人への表敬訪問が薄れると思われたためだと思います

 皇后はいつもそこまで「政治」に抵触しないよう気を配りながら行動されていたのか。

 皇后は市役所前広場を埋め尽くした群衆一人ひとりに向かってにこやかに手を振ったが

  手を振られた群衆は、誰もが自分だけに向かって手を振ってくれたと思った筈である。

 美智子皇后と「交感」したという体験は、いつまでも心の奥底に刻まれる。

 美智子妃はいうまでもなく、日本の歴史上初めて誕生した民間人出身の皇后である。

 しかし、国民がミッチーブームにわくなか皇族たちから美智子妃に注がれたのは

 民間からの嫁入りを歓迎しない矢を射るような視線だった。

 小山いと子箸「美智子さま」の一節。

 皇太子夫妻が伊勢神宮に結婚の報告をしたとき。

 「祭主に向かい、ていねいな会釈をなさって顔をあげると、老婦人の刺すような視線に

 ぶつかった。美智子さまの心臓は凍った。

 鋭い刃物で、胸の奥を刺し貫かれたようだった」

(当時の伊勢の祭主は北白川房子。皇太子妃候補の一人だった)

 美智子皇后バッシング。

 これら痛苦な体験をくぐりぬけ、美智子妃は「国母」といわれるまでの存在になった。

  声を失ってからまもなく、美智子妃と親しい関係者は

  「今の自分なら、あれぐらいで声を失うことはなかったと思う。あの時の自分は弱かった」という

  告白を聞いている。

 阪神大震災の時、皇后が体育館の床にひざまずき非難した被災者と同じ目線で人々を

励ます姿を目にしたとき、近代約150年の皇室の歴史のなかで、最も重要な役割をはたしてきたのは

日本を近代化させた明治天皇、戦争と繁栄の二つの世を一身に生きた昭和天皇、そして

美智子妃だと確信を持った。

 戦後日本の平和を維持してきた憲法に抵触する動きに、美智子妃が賛成するとは思えない。

 まず。

  日本の歴史上初めての民間出身の皇后というのは、正確には間違いであると思います。

  歴史上初めての民間出身の皇后、それは光明皇后です。

  光明皇后 → 藤原不比等と県犬養三千代の娘。

             聖武天皇の母、藤原宮子は異母姉。

             聖武天皇の妃となり、基王子と阿部皇女を産むが基王子は早世する。

             聖武天皇には男子が他にいたが、阿部皇女を皇太子に立て、光明子は

            皇后となる。

 それまで「皇后」はいわゆる皇族出身者だったわけですが、その前例を

 覆して「皇后」に立てられた・・・

 小山いと子なる作家の本「皇后様」を高校時代に読んだことがありますが、後々、この作家は

  信憑性に欠けるとの説があります。

  いわゆる「友納尚子」風味だったのでは?

  そう考えると美智子妃の伊勢参拝のシーンは、「プリンセス雅子妃物語」によく似てますね。

  そこまで旧皇族を悪者にしなくてもいいじゃないかと思ってしまいます。

 だけど、この小山いと子が書いたようなイメージを私達はずっと持っていたことは事実です。

  どんな時でも「美智子妃=被害者」で「旧皇族=悪」だった。

  「旧弊で過去の栄光にすがりたい旧皇族・旧華族にとって美智子妃は許せない存在だったので

  いじめた」と。

  そして美智子妃が行った「改革」こそ「善」であると。

 宮内庁関係者のいう「同窓会を秘密にした理由」もよく読むと、おかしいような気がします。

  そもそも日系外国人への監督ケアが云々なんて両陛下の考えるべきことではないでしょう?

  最近、よくテレビでやってる「なぜ?そんなところに日本人」では、よく「日系〇〇人」が出てきます。

  ほぼ100%、彼らは「国捨てられた」と言います。

  移民させるだけさせておいて、あとは知らんぷりされた歴史がそこにはあるわけです。

  そういう人達に心を寄せる事は立派です。

  かつて貞明皇后は「灯台守」に心を寄せて、何度も行啓されています。

  だけど、そういう活動を通して「政府」に働きかけようという動きは皇族らしくないのでは

  「豊かな海作り大会」への出席も、確かそんな意図的なものだったと記憶しています。

  本当にそう思っているかどうかは別として、そういうふうに「解釈される」事が問題なんです。

  しかも、自分のプライベート報道をされたらそっちが大きくなるからって・・・少し自意識過剰な気が。

  いえ、とにかく少しでも「批判」される事が嫌で嫌でたまらないんだろうなと。

  という事は何か良心の呵責がそこにあるんでしょうか?

 「声を失った」事に関しても、「あの時は心が弱かった」とおっしゃったそうです。

   その意味がイマイチわかりません。

  「心が強かったら」倒れなかった?声を失わなかった?それとも抗議したって事ですか?

 手を振ること → 交感

  完璧な人格

  明治天皇・昭和天皇と並び称される程の功績

  もはや人間じゃないのかも?皇后陛下って。

  そんな完全無欠の皇后陛下が「憲法改正」を喜ばないだろうと示唆されています。

  皇后陛下がそう考えるのだから、それが正しいといわんばかりです。

  確かにここまで影響力を持った「皇后」は光明皇后以来なんじゃないかと思う程です。

  そのうち、紫微中台が出来ちゃうんじゃないかと。

  そういえば、光明皇后も逸話として「施薬院」などであかにまみれた人を風呂に入れたとかいう

  「美談」がありますね。壮絶な「上げ報道」はこの時代からあったのかも。

 闘う皇后 → 反戦メッセージ

            国民の前に跪き、心を寄せる慈愛の人

            旧弊な皇室の改革者

 何だかとっても政治的なにおいがするのは私だけでしょうか?    


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14 コメント

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皇室を政治利用 (ふじこ)
2014-09-08 08:10:59
まず、「笑って死んでいきました」ですが、テレビもなく報道規制されていたときに、当時の皇太子様は自分の目で見たのでしょうか。 苦しいことばかりで、自分の力では現状を改善できないような場合に自死を選ぶ人の仲なかには「もうこれで苦しまなくてすむんだ」とほっとして安らかな死に顔になる人はいると思います。
工藤美代子はどちらかといえば保守派ですが、高橋源一郎、佐野眞一は半日サヨク系です。

「王は君臨すれど統治せず」で、開かれた王室といわれスキャンダラスな報道も多いイギリス王室でさえ、マスコミは政治利用していません。
憲法改正や集団的自衛権問題で反日的な方向に国民を誘導したいオワダの一策のような感じです。オワダの最終目標は皇室典範の改正、オワダ王朝樹立でしょう。

高橋源一郎や大江健三郎のようなサヨク系の人の文章はかなりの読解力があってもサヨクコードやサヨク文法を知らないと読みこなせません(東宮家の発表する文書も同じだけど)ので、ふぶき様の読解力はきわめて健全と思いますよ。
旧皇族・華族の憂愁 (まめはな)
2014-09-08 11:57:27
旧皇族・華族の方々の懸念は、「すべきことを粛々とこなす」血筋ではなく、「したいことをする」民間の方に皇統を任せることにあったのかもしれません。伝統をそのまま受け継がぬ変革の末に来るであろうことを予感して怯えたのでしょうか。それが今、別の方との間に起こっている問題に似ていることが不安です。
違和感ありまくり (因果応報)
2014-09-08 12:42:04
あくまで天皇家に嫁した妃(后)であり、
天皇陛下あっての皇后陛下であるはずなのに、
まるで天皇陛下<<<<皇后陛下のごとき印象操作…
ふぶき様の仰るとおり、明らかなるミスリードですね!

ゆえに徳仁<<<<<<<<<雅子妃であり、
ゆくゆくは愛子天皇が必然なんだとでも言いたいのか?!と勘繰ってしまいます。

旧弊(皇室)に徹底的に虐めぬかれた美智子様。
でも、その割に、ナルちゃん憲法やら、ご自身の手元で子育てやら、独自の肘張り手のひら貝合わせ作法やら、結構好き勝手にご自分を貫いていらっしゃるのでは???
Unknown (Unknown)
2014-09-08 12:51:47
2013年12月03日(火)週刊現代
誰も美智子さまを超えることはできない 
「小さなお墓」発言——いなくなることなど、考えられない
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/37686


>「平成流」の皇室は、美智子さまなくして実現しなかったろう。我が身を顧み
>ず、常に国民を想い、天皇を支える滅私の人。ああ、美智子さまがいなくなっ
>たら、皇室は、日本は、どうなってしまうのか。

皇室がそれぞれどういう方かはともかく
皇室報道が冷静さを欠いているような気がしています。


>相手が誰であれ、相手と同じ目線の高さまで腰を落とし、時には膝をつき、手
>を取って、悲しみを共有する。いったい誰に、美智子皇后と同じ行動ができるだ
>ろう。ましてや、超えることができるだろうか。
>美智子皇后の存在は、まさにこの国の「良心」といえる。失うことなど考えられ
>ないし、考えたくもない。

手を取られることはないかもしれませんが、
天皇陛下もすぐおそばでお腰を落とされ、
時にお膝をつかれていらっしゃいますよね?

同じ穴のムジナ? (コリン)
2014-09-08 14:21:12
とても貴重なお話を何度も読み返しました。

昔は、今のような事実とも嘘とも言い難い情報があふれるような時代でもなく、少なくとも皇后が陛下より前に出、取り上げられることもなかったと思います。


私は【男尊女卑】と言う思想ではありませんが、日本の象徴であるのは『天皇陛下』のはずですが、主人は『皇后』の情報(慈愛報道)ばかりで、本来の皇室の存在を逸らしてるように思えてなりません。

香淳皇は、国民のために昭和天皇の陰で、ご自分の立場でできることを勤しまれてこられています。
そのお姿と今の天皇両陛下の姿を重ねてしてしまい、昭和天皇のような神がかりのような尊敬に値にほど遠く感じるのは、なぜなのでしょう。



>皇太子夫妻が伊勢神宮に結婚の報告をしたとき。

 「祭主に向かい、ていねいな会釈をなさって顔をあげると、老婦人の刺すような視線に

 ぶつかった。美智子さまの心臓は凍った。

 鋭い刃物で、胸の奥を刺し貫かれたようだった」

(当時の伊勢の祭主は北白川房子。皇太子妃候補の一人だった)


果たして、そうだったのでしょうか・・・?。
たとえば、歓談の場だったり、会食の場だった時であったらば、100歩譲ってあり得るかもしれません。
しかし、伊勢での祭主の立場ですからね・・・。
もし、そのように美智子さんが受け止められたとしても祭主である北白川房子様は違うのでは?

人生の節目である大切な伊勢神宮への結婚の挨拶で、祭主の立場の人が、牧師のようにニコニコと笑顔を向けられるでしょうか?
クリスチャンの美智子さんにとっては、祭主に面と向かうことの経験はなく、牧師の微笑みと違う、【厳か】な状況を「人を刺す視線」に思えたのではないかと思います。


お妃教育で【天照皇大神】を「てんてるだいじん」とは何か?と聞いたと言われる徳仁夫人。
挙句にお妃教育も短縮された模様ですが。
この一件でも、何か解釈が似てるようにも思います。


そして、逃げ道と言っては失礼ですが、言い訳の立場がなくなる、思い違いだった、事実ではないことがばれてしまった・・・・等々。
その時は、マスコミの間違いだと「美智子様は、間違った報道に心を痛められ・・・」と『慈愛』を添えて訂正されてきました。
しかし、遊び暮らす東宮一家の擁護の言葉はあっても、天皇両陛下を思いやり、皇族で一番多くの公務をご一家で熟されてる秋篠宮ご一家が叩かれても一切、美智子さんの言葉はありません。

秋篠宮殿下がタイに[愛人]が居る、紀子妃殿下がお茶の水で嫌われてる等、皇族としてあってはならぬ情報が流れてる時期に美智子さんの笑顔が、受け付けられなかった私です。


戦後、天皇は象徴天皇となられ全国行脚に出かけられました。
天皇陛下は、皇居で国民の幸せのために祭祀をして頂くのが、お役目だったはずですが。


あれから70年、皇室が批判されるようにまでなったのは、何でしょうか?
ミッチィーブームとまで言われたあのご成婚。
なぜか、多くの候補者が上がっていたのにも拘らず、クリスチャンの美智子さんに白羽の矢が・・・。

徳仁のご成婚。
なぜか、多くの候補者が上がっていたのにも拘らず、日本人ではない先祖の血を持ち、チッソ被害を起こし被害者に冷酷な仕打ち、その被害者の中には外国の記者も謎の死を遂げている事実があったのにも拘らず、嘘の学歴とカルト信者で、新潟の村上町には一件しかないはずのもう一軒の小和田姓を名乗る素性の知れない外交官でもない娘に白羽の矢が・・・。

在らぬ嘘まで掻き立て、関係のない人まで突き詰めて報道するマスコミは、なぜか、ミッチィーブーム到来と同じような、美化、擁護、美化、擁護の記事。

美智子さんは、嘘をごまかす知恵はあっても徳仁夫人には知恵どころか、祭司を嫌い、日本の国旗が苦痛、着物が苦痛、ごり押しの海外では夫婦そろって数えきれない失態だらけが、隠せない事実として、世間にさらされることに。
それでも、美智子さん同様「おかわいそう」記事。
これが、紀子妃殿下が同じことをされたらどうでしょう?・・・。
答えは、不要ですね。


美智子さんの年齢になると美智子さんが忌み嫌う人たちの多くが故人になられ、もう「おかわいそう」が通じなくなり、いつの間にか「慈愛」となって擁護されるように。

今は、美智子さんの「慈愛」で、徳仁夫人が「おかわいそう」で構成された記事ばかりです。


これで、政治的匂いを感じない日本人は、いないと思いますね。

たまに会える徳仁夫人に向けられる美智子さんの微笑みが国民の反感をかってるという事は痛くも痒くもないのでしょうか・・・。


秋篠宮殿下の思いやりがあればこそだと思いますが、紀子妃殿下のお気持ちを察するに、言葉に出来ない辛いお気持ちが私を襲います。



八百万の神々のなさる事 (重陽)
2014-09-08 14:35:12
レディファーストを海外で儀礼的にでも行動される両陛下。フェミニズム、ジェンダー、これ等の運動の後押しをなさっている、と見られる面を御持ちの皇后陛下。其の事に違和感や懸念を持っていらっしゃる方々も存在すると思います。
また、御存命中から数多くの評伝的な書籍(ほぼ賛美一色)が発売される皇后陛下。畏れながら、皇室の毀損に繋がっていくのではないかと危惧いたします。「開かれた皇室」を望まれたとしたら、方向を間違っていたし、望まれてはならなかったのです。
手本とした欧州の王室は行き詰り、いつ消えても不思議はありません。また西洋発の各種の人権活動や慈善活動の偽善と利権が暴かれています。徒に慈善などに関わってはならないのです。
カラクリにお人好しの日本人も気がついてきました。
ここで私は神々の意志を感じてしまうのです。
「悲壮」とまで感じられてしまう両陛下の御公務。
畏れながら、皇室の本来とは少し離れてしまっているのではないでしょうか。
「怠惰」と言われる東宮家、これは皇室から完全に離れている、いや日本人の姿から離れているのです。
ぼんやりとしていた日本人が覚醒するために神々が投げられた徴なのではないでしょうか。

支離滅裂で申し訳ありません。



Unknown (シチリアパン)
2014-09-08 17:46:27
ふぶき様、こちらにコメントするつもりが、「皇室ウィークリー」の方に
コメントしてしまいました。ごめんなさい。
Unknown (ふぶき)
2014-09-08 17:56:44
>ふじこさま
日本のマスコミは皇室さえ政治利用しますね。でもつけこまれる方も悪いんじゃないかと。
「笑って」のところ、確かに見てたのか?と言いたくなる気持ち、わかります。

>まめはなさま
民主主義下の皇室を考えるあまりの暴走ともいえるかも。

>因果応報さま
そうは思いたいくないけど・・・疑問がねえ。

>名無し様
考えてみると「膝をつく」事がそんな大きな改革だったんだろうかとも思い。
読んででちょっと恥ずかしい。

>コリンさま
結婚して55年もたてば、確かに「おかわいそう」は通じなくなりますね。
そこで「慈愛」演出ですか。なるほど。

>重陽様
なるほど。深いなあ・・・・
としたら、怖い気もします。
今さら軌道修正は、無理かなあ。
深い課題をありがとういます (なつ)
2014-09-08 18:59:06
ふぶきさま、考えさせられます。
皇后陛下はご婚約当初のミッチーブームから始まって、ガッチリ庶民のハートを掴んでこられた御方。もちろん、うわべだけのことではなく、品性も知性も備えた御方なのは重々承知しておりますが、最近は色々と疑問に思うところありで、最高を極めた御方だからこそ、パワーが弱まったところを悪用されないでいただきたい思いでいっぱいです。

>陛下の御為笑って死んでいきました。

今上陛下が10歳の時に書かれた日記。
ひねくれているせいかもしれませんが、私にはそんなに不自然には思えません。
殉死という発想も、上のものの後を追うとあいう考え方も、ごく自然にあったと思います。また、皇太子の日記なら人の目に触れる可能性があることを前提として書かれたものと思います。

笑って死んでいきました。
という表現には、10歳なりの鎮魂の気持ちを感じてしまいます。
今上陛下のお辛いであろうところは、昭和帝が戦前の価値観から戦後へと、威厳損ねることなく上手く御立場をスライド出来た後、今上陛下はおそらく新しい違った形の御姿を国民にお示しなになろうとされたこと、それが上手く行ってるとは言えないこと、かつてない新しいこと=美智子皇后の存在、また、美智子皇后の存在感が大き過ぎること、、

すみません、書いていてまとまりがつかなくなってしまったのですが、
皇后陛下の大き過ぎる存在感のお陰で、今上陛下が守られている感もあり、皇后陛下が引っ張りだされるのは、今の皇室に対してストレスを感じてる人が多い証拠だと思います。

それだけ目立ってきたからと言って、何で憲法改正と結びつくのでしょう?

Unknown (ゆみ)
2014-09-08 21:13:17
ふぶき様、こんばんは。
最近、しみじみ考えさせられています。
昭和の頃の、香淳皇后、秩父宮、高松宮、三笠宮の妃殿下方や旧皇族方が悪者にされ、美智子様おかわいそう、というマスコミの報道に騙されたようです。
宮中祭祀を行うこと、正しく皇統をつなぐこと、天皇と皇族の責務はこの2つ以外には無いと思っています。この2つをおざなりにして、いくら全国を周り、国民に寄り添われても私は複雑な思いです。
以前、陛下が会見(確か、即位20周年の時)で人生で最も良かったこと(すみません、正確な言葉は覚えていません。)を聞かれて、「皇后との結婚」と仰っていて、私は正直、がっかりした記憶があります 。美智子様の影響力はかなり大きいのだと思いました。(記憶違いでしたら申し訳ありません。)
昭和天皇のご成長過程には、教育係りとして乃木大将がついていらした。明治天皇に殉死するほどの方です。
今上には、異教徒のバイニング夫人。残念ながら、今上陛下は、多かれ少なかれバイニング夫人の影響を受けていると思います。
今の東宮一家の惨状は、親の代にその芽があったと思ってしまいます。

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