まず、帰国した赤沢大臣は自画自賛しているように見えたのね。
「米国の関税措置は極めて遺憾であること、また、一連の措置の見直しを強く申し入れることなど、日本側からも言うべきことは言ってきた」
と言っているからです。
トランプ大統領のお世辞にまんまと誤魔化されて有頂天になって帰国したのでしょうか?
そもそもいわゆる「トランプ関税」のお蔭で、世界中が混乱に陥ってしまいました。
輸入する側も輸出する側も大きな「関税」に引っ張られてモノが売れなくなっていくからです。
トランプ大統領の狙いは「アメリカファースト」つまり、「輸入に頼るな。輸出してもいいけど高く売りつけろ」という政策なんですよね。
これにおろおろしたのが石破政権。
「本当にやるとは思わなかった」ってマジ?
私のような庶民の老人ですら「やるだろうな。ちゃんと手は打ってあるのか」と心配していたのに、「まさか」と石破政権が思っていたと言うのは、無能を通り越して認知症としかいいようがない。
よく中国ドラマを見ていると碁盤が出てきます。
戦をする上での相手の動きを読むのは「碁」なんですね。
つまり「戦」というのは、相手の動きを先読みして動く事です。
(当たり前)
それが予告されていたにも関わらず「本当にやるなんて」という・・・何だろう。国を守る気がない、政治がわかってない政治家の言う事です。
日本人のお人よしさというか、お花畑は今に始まった事ではないです。
戦前だって「まさか石油を止められるなんて」と焦って真珠湾に突入だし、その後の敗北は全部「まさか暗号が盗まれているなんて」「まさか本当に新型爆弾を落とすなんて」これの連続ですよね。
「関税かける」と言われたら、まず何パーセントかな。どこまで耐えられるかな。日本はどこへ向かえば一番安全かなと考えるべきだったのです。
さらに、突然大統領が出てくると言われてあわてふためき
「端的に言って(自身の立場は)格下も格下ですので、出てきて直接話をしてくださったことには本当に感謝している」
等と言ってしまった。
「大統領は、本当に温かい配慮の方。『格下』と会っているということは本当に感じさせず、大統領の器の大きさというか温かさというか、配慮は非常に強く感じた」
と褒めちぎる。
大臣のこういう「格下の格下」発言は日本人として許せないものであり、結局トランプにしてやられただけでした。
交通費かけてアメリカまで行って「米軍の費用負担を日本がふやしたらね」と言われ、さらに陰で「オオタニがディールに入るならディールするのにな」と笑っていたというから、赤沢大臣の「温かい配慮の方」はどこへ行った?って感じ。
赤沢大臣始め自民党がもうおべっか使う事しか考えていないのと、国の事より自分の事を優先している証拠ですね。
「アメ車が日本で売れないのは当たり前だろうが。日本ってのは小さい国なんだぜ。車庫も小さい、庭も小せえんだよ。アメ車が入るわけねえだろうが。相手の国に配慮しない車作って方が悪いんだぜ」と笑って帰国すればいいのです。
自動車工場をアメリカに移転するというのも間違っていると私は思います。
今、日本は「どうせ日本はアメリカがないと生きていけないだろう」と馬鹿にされている状況。
なのにアメリカに媚びるような態度は先行きがない。
では。
日本のモノ作りというのは、よその国より素晴らしい所が多々あります。
ゆえに、「買いたいなら来い」と言えるようなものを日本で作るべきなのです。
「日本車がいいなら日本に来い。米が欲しいなら日本に来い」と。
まず日本の国民の雇用を守り給与を上げ、そして飢えさせない事が一番大事なのに、政府は真逆をやっているんですよ。
スマホ、パソコン、ゲーム、白物、農作物まで全てにおいて「日本製は日本に行かないと買えない。欲しいのに関税が邪魔している」とアメリカに思わせればいいのです。
その為にはもっと農業を盛んにすべきだし、畜産業もしかり。
昭和世代、アメリカ製の脱脂粉乳を飲まされたり、給食が食パンだったりしたのは完全に敗戦国ゆえに日本が受けた屈辱でした。
今こそ、日本は主食の在り方から考え自給自足へいかないと、本当に戦争が起きた時に大変な思いをします。
戦後、日本人は愛国心を失いました。プライドも失いました。
日教組の教育に洗脳された今の政権はもうダメです。このままでは本当に日本は滅んでしまいます。
米国の貿易赤字はもっと別の構造的な問題ですので関税では解決しませんし,関税は米国経済の低迷を招くだけです。アップルのiPhoneもMicrosoftその他のPCも中国製ですし,NVIDIAやQualcommの半導体も台湾製です。米国経済の発展のためには,航空機や石油開発など自国の良さを強化した方が良いと思いますがね。
とはいえ本当に関税が実施されたら,日本企業は対策を考えなくてはなりません。そのときどうするのか?趣味の車の世界に良い例があるので紹介すると,ホンダです。ホンダは日本から米国へはほとんど輸出をしておらず,米国内での生産比率は米国企業であるフォードに次ぐ第2位です。同社もトランプ関税には少なからず困っていますが,それは日本への関税ではなく,隣接するカナダやメキシコに対してのものであり,これにはフォードやGMがより損失を被ることになります。トヨタも米国内での生産比率は高いですが,まだまだ日本からの輸出も多くいですし,スバルやマツダは非常に厳しい状況にあります。時の政権による影響を受けにくくするためには,商品そのものの輸出ではなく,投資によって仕向け国での生産比率を増すことが肝要です。そして日本政府はそういう民間の活動を妨げないこととして,それを前提に交渉を進めることができます。
こういう考えに対して,国内産業への影響を懸念する声もありますが,その心配は無用です。例に挙げたホンダでも,米国その他の海外をメインに販売する車両,日本では売らず海外のみで販売されるモデルであっても,それらのほとんど日本のエンジニアやデザイナーが研究,開発,設計を行っています。また複数のモデルに跨がって採用される先進的な技術開発も日本で行われています。米国で生産され,販売された車の収益も,日本に還流してこれらの人々の給料になっているのです。アップルを始めとする米国のテック企業が国内で生産していないにもかかわらず米国の人員に高い給料を払っているのと同じことです。
産業そのものは別として,日本は大きな切り札を持っています。最近関税の施行を延期したことにもこれが影響していると仄聞しました。交渉事ですからいきなりそれを提示することはないと思いますけれども。
一番大切なことは
>まず日本の国民の雇用を守り給与を上げ、そして飢えさせない事が一番大事なのに、政府は真逆をやっているんですよ。
違います。一番大事なのは戦争をしないこと、戦争に巻き込まれないことです。
日本とアメリカの貿易差額は9兆円です。この9兆円の貿易差額を何とかしてくれ!ってことです。毎年9兆円ですから10年で90兆円の米国国債になってます。もっとすごいですけどね。その金利は4%ですから毎年5兆円弱の利子が日本に入ります。何にもしないのに入ってきます。これはアメリカがインフレになったから、インフレ前は1.5%程度で年間2兆円くらいですかね?そのお金は海外援助に使われます。アフリカなどにですね、ガザ等など避難民のヨルダンの避難所などにですね使われます。
さて変なことやってアメリカのダウが下がったとしたら、そりゃアメリカと言えども銀行倒産するかもしれません、自己破産する人もいるかもしれません。なので一番良いのは穏やかに円高にする、穏やかなドル安にする、だけど株価は出来たら維持したい。アメリカの双子の赤字は貿易赤字と国家予算の赤字です。日本もそうなんだけど、日本は経常収支が巨大に黒字なので、貿易赤字が2兆円、とか3兆円でもあまり関係ありません。経常収支は海外で投資した会社が儲けたお金です。
トランプさんはアメリカを建て直すのに◎義務教育の見直し初め外国からの留学生や研究者の見直しを考えています。切り詰めて切り詰めて、ニュース読むだけでため息が出ます。アメリカ国内で意外とデモが盛り上がらないのは、アメリカ国民が一番感じてるんです。
だけどうまくいくのか?と聞かれたら、成功率は48%くらいしかありません。それくらいアメリカは大変なんです。お金の事で言えば中国と良い勝負。2国ともかなり金欠ですよ。
アメリカのGAFAMとかの企業に富が集中しているのを分散できたら良いんですが、変にいじると海外に逃げてしまい、法人税が逃げていってしまいます。兎に角予断を許しません。ため息が出るくらい大変です。
中国は関税対策で、レアアースのアメリカへの輸出を止めました。日本もやられたので解ります。なのでトランプさんはウクライナの停戦を考えて、あそこのレアアースを、手に入れようとしています。ウクライナの望みはたった一つ、二度とロシアに攻め込まれないこと。でも停戦には取られたクリミヤ反半島からドネツクから取られっぱなし、NATOには入れないし、なのでロシアとアメリカで緩衝地帯のレアアース掘りまくります。中国からの輸入は無いものとの考えですね。だけどゼレンスキーが卓袱台返しをしてぶち壊してしまいました。緩衝地帯に一般の企業が入るのも良い考えだと私は思います。更に日本も掘りに来るかい?なら中国はもう要らないから、中国とは縁切りしなさい・位は言われたかも?
ウクライナの人はなんでゼレンスキー選んだんでしょうね?不思議です。まったくの政治の素人ですから。駆け引き知らないし。テレビに出てるからって選んじゃ行けません。
なので今現在は沢山の選択しが現れては消えて居ます。
どうなるかは霧の中ですね。
日本はロシア、北朝鮮、中国に囲まれているので、選択肢はなくてアメリカと同盟関係を維持するしか選択肢は有りません。残念だけど。そのアメリカも多分将来20年から30年で日本からでていくと思います。韓国のアメリカ軍のほうが先かもしれません。世界の警察官辞めるんですもの。オバマさん言ってましたよね。
民主党政権では、70円台まで円高を放置しました。それによって、産業の空洞化、工場の海外移転を招いたなどと言われていますが、民主党と同じ思想の人たちが今の政権です。
日本の基幹産業である自動車(国民の10人に一人が関わりがあると解説するニュースもありました)と、主食である米農業は最後の虎の子だと思います。これらがなくなれば、稼ぐ手段をなくし、食べるものもなくなります。
日本が貧困化すれば、トランプ大統領のせいだと宣伝し日米離間もできます。
日本の弱体化とアメリカとの分断は、中国にとっての利益になるでしょう。
自民党親中政権が国民のために働くとは思えません。今回のトランプ関税をこれ幸いと、やってるふりで傍観するのではないかと考えるだけでも恐ろしいです。