ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

朝ドラを振り返る 7

2017-10-21 09:30:00 | ドラマ・ワイドショー

82作目・・・2010年 ゲゲゲの女房(武良布枝・山本むつみ)松下奈緒

83作目・・・2010年 てっぱん(寺田敏雄・今井雅子・関えり香)瀧本美織

84作目・・・2011年 おひさま(岡田惠和)井上真央

85作目・・・2011年 カーネーション(渡辺あや)尾野真千子

86作目・・・2012年 梅ちゃん先生(尾崎将也)堀北真希

87作目・・・2012年 純と愛(遊川和彦)夏菜

88作目・・・2013年 あまちゃん(宮藤官九郎)能年玲奈

89作目・・・2013年 ごちそうさん(森下佳子)杏

90作目・・・2014年 花子とアン(村岡惠里・中園ミホ)吉高由里子

91作目・・・2014年 マッサン(羽原大介)玉山鉄二・シャーロット・フォックス

92作目・・・2015年 まれ(篠崎絵理子)土屋太鳳

93作目・・・2015年 あさが来た(古川智映子・大森美香)波留

94作目・・・2016年 とと姉ちゃん(西田征史)高畑充希

95作目・・・2016年 べっぴんさん(渡辺千穂)芳根京子

96作目・・・2917年 ひよっこ(岡田恵和)有村架純

97作目・・・2017年 わろてんか(吉田智子)葵わかな

 

2010年の「ゲゲゲの女房」のヒットにより、朝ドラはやっとヒットする秘訣に気づいたというか、いわゆる

・明るいテーマ曲

・無駄に前向き

・戦争

・昭和ノスタルジー

・夫殺し

などの大罪をきっちりとやっていく事で定番のヒットになっていくわけです。

この中で失敗した作品があります。

それは「純と愛」で「家政婦はみた」の遊川和彦脚本による鳴り物入りの朝ドラでしたが、しょっぱなから「夏菜の演技が下手」とか「面白くない」などのブーイングが相次いで視聴率はかなり悪かったです。

私も最初は見てたんですけど、途中から苦しくなって辞めました。

要するにセオリー通りじゃないと見る側は満足しないという事ですね。

「ゲゲゲの女房」の松下奈緒は、どんな貧乏の中でもやたら前向きで、明るく苦労を乗り越えていくという部分がとっても受けたのではないでしょうか。

勿論イケメンの夫、向井理の役割も多かったと思いますが。

これ以降、ヒロインの夫や恋人はどんどん出世コースを歩んでいくんですよね。

「梅ちゃん先生」の松坂桃李とか「おひさま」の高良健吾に「ごちそうさん」の東出昌大。

変わり種だった「マッサン」もケイト・フォックスのつたない日本語がめちゃくちゃ受けて最初の頃は快進撃でしたしね。

「あまちゃん」は東北への思いが強いクドカンだからこそかけた脚本であり、随所にちらばっている80年代へのオマージュが私達の世代には本当にたまらなく面白かったです。

東北出身の俳優も多くでていたので訛りに不自然さがなかったのもよかったかも。

「ひよっこ」は逆に80代の方々にとっては青春時代のお話でかなり夢中になっていたと聞きます。

「あさが来た」はなんといってもディーン・フジオカの出世作として有名になりましたもんね。

 

現在「わろてんか」を見てます。高橋一生が本当にかっこよくて!

遠藤憲一のお父さん、濱田岳の風太等脇を固める人材が豊富で面白いです。

この本の最後では民放の連ドラがヒットしなくなった理由として、脚本より事務所の力が強くなった事にあると書いてます。

まさにその通りです。

何でそこにジャニーズ?EXILE?オスカープロダクション?

そうやって事務所主導になっていくと無駄な役を作らなくてはならず大変なんですよね。役柄に合わないキャストも多いですし。

韓ドラや中国ドラマを馬鹿には出来ない現状がそこにあります。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする