ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

なぜ女性・女系天皇なの?

2006-09-11 18:23:28 | 皇室報道

 こちらのブログへのコメントをみていると、皆さん、本当はとっても

皇室に関心がおありになるんだなあ・・・と思います

でも、先日お友達に言われたのですが

「ふぶきさんみたいに関心があって色々調べている人は別だけど

週刊誌もネットも読まず、ワイドショーしか見ていない人達は、あまり皇室に

関心がないし、いまだに雅子様お可哀想で何で

愛子様が天皇になれないのかって思ってるわよ 

関心がないから外務省や社会保険庁の税金の

無駄遣いには怒ってもオランダ静養に何億使われても平気なのよ」

と・・・なるほどなーーそうだよねーーと思いました。

 

 偶然かもしれませんが、本日のテレビ朝日「ワイドスクランブル

司会者の大和田獏さんが突如「一週間のお休み」という事で

出演していませんでした

代わって司会の佐々木アナはただ「お休みなんですけど」としか

いわなかったので、今の時期に「夏休み」ってのも考えにくいかなと。

どうやら先週の木曜日、親王誕生に関する「失言」が元で、テレビ朝日には

抗議の電話が殺到したらしいのです

私は生で見ていないので、何をどう言ったのかわかりませんが、

背景には「女性・女系天皇推進キャンペーン」をやりすぎた事があると

思います

 テレビ朝日は親王が生まれた直後から

愛子様は天皇になれないのか」

「雅子様の胸中は・・・」とお祝いムードに水をさすような報道ばかり

してきました。女系推進派の高森何とか氏などは終始仏頂面で

「女系天皇を認めないと皇室は滅びる」発言をしたという記憶があります。

連日そんな報道ばかりのところに大和田氏が、ちょっと失言してしまった

訳らしいですね

 

 女性天皇と女系天皇の違いを知らない人も多いと思うんですが

(一般人はそうでしょう・・・)

普通は、今回の親王誕生で一応「次世代の天皇」は確保できたと喜ぶ

べきを、「なぜ愛子様じゃダメなのか」

「将来愛子内親王VS新宮の対立になる」とまで言われるのは

なぜなんでしょうね・・・・

 

 ずっとワイドショーなどを見ていて、「愛子天皇」を実現せねば

ならない理由は以下の通りらしいです。

1 女性が皇位につけないのは男女不平等だから

(憲法違反とまで言っている所があります)

2 皇位は皇太子の子供が継ぐのが当然の理。

  兄弟相続は争いの元

3 愛子内親王が皇位継承者になれば雅子妃が

  世継ぎプレッシャーから解放されて元気になるから

 

 女系推進派の最も言いたいことは実は3番なんじゃないかと・・・

要するに「雅子様おかわいそう」だから皇室典範を改正して、愛娘である

内親王を天皇にしてあげたい・・・これだと思うんですねーー

あからさまには言えないので「男女不平等」だの「本家と分家では教育が

違う」などと言うのではないでしょうか。

 

 1番に関して言えば、私も昔はそう思っていたんですよ。

でも、色々調べていくうちに「これは差別ではなく伝統であり歴史」であると

いう事がよくわかってきたんですね。

今の皇位継承のありかたが単に男女不平等で語られるなら、長男と次男で

区別をするのも「差別」になるでしょう。

女系推進派のいう「本家と分家の違い」も差別ではないでしょうか?

そもそも、宮家というのは直系に跡継ぎがいない場合のスペアという

役割があるわけで、そういう意味では今回の秋篠宮家はきちんと

自分達の役割を果たしたことになります

戦後「帝王学教育」はなくなったといわれています。

今の皇太子のありようをみれば「帝王学を施したからといって国民と

共に歩んでくれるわけではない」という事がよくわかると思うんです。

(きついけどそうでしょ?)

それなら、真摯に公務に励み国民に心を寄せる天皇家を体現してくれる

人を親として持った方が立派な「帝王学教育」になるのではないでしょうか。

 

 3番に関しては

「日本の旧弊で時代錯誤な皇室が雅子妃に

世継ぎのプレッシャーを与え、

有能なキャリアウーマンを子産みマシーンにしようとした」と

いう論理で

「ゆえに、努力の末授かった愛子内親王が天皇になれば、彼女の

病気は治り、立派な皇后になるだろう」というわけです。

(外国に対し、「旧弊で時代錯誤な日本の皇室」という印象を

与えてしまったのが他ならぬ皇太子夫妻だったわけです)

 

でも・・・個人的には何をどうしても皇太子妃は公務をしないと思います

なぜなら、彼女の本当の病の原因は「世継ぎのプレッシャー」

などではないと思うからです

強いて言えば「価値観の違い」「勘違い」の結果だと思います。

高学歴で挫折感を知らず、自分は何でも出来ると思っていた女性が

皇室に入ってみたら、「学」じゃなくて「教養」がないとやっていけない

世界だった・・・・

という事でしょうか。

例えば「源氏物語」風に会話するとかねーー

これはもう病というより「協調性があるかないか」の違いで。

(先日の大相撲観戦の折、最後、さっさと自分だけ退場しようとした

皇太子妃を見ていると、13年経ってもまだ皇族としてなじんでいない

んだなあ・・と思いました)

 

まあそれは置いておいて・・・・

ただ、「皇位継承」というのは、ただ一人の皇太子妃の病を治す為に

あるのではありません

天皇には天皇にしか出来ない役割があります。

歴代の天皇が大事にしてきた事を皇太子一家は受け継いでいけるのか

今の段階でははなはだ疑問です。

 

無論、皇室典範の改正は必要だと思いますが、今は皇位継承3位の

新宮の誕生を素直に喜びたいし、この新宮が秋篠宮の元で、すくすくと

心優しく国民に心を寄せる宮に育つ過程を見て行きたいと思います

また、高齢出産であり、雅子妃以上のプレッシャーにさいなまれつつも

天の配剤ともいうべき「親王」を出産された紀子妃には心からの祝福を

送りたいと思います。

 

 

 

 

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あれから5年

2006-09-11 17:27:37 | つれづれ日記

どうしたって9月11日というのは忘れられない日ですよね。

私も夜、ずーーーっとテレビでみていた口なんですけど、

あの衝撃ったらありませんでした

アメリカ本土で、しかもビジネスの中心地でこんなことが起こるなんて。

真っ青な空に白い飛行機、そしてまっすぐにビルに突入・・・

まるで映画のような光景、でも現実であることに本当に恐怖したものでした。

 

あれから5年

もう5年なのか、まだ5年なのか・・・・・

思えば、9・11から世の中が大きく変わってしまいました

いい方向ではなく、悪い方向へ。

そして解決の糸口は見えません

5年経って、あの事件に対する全世界の「思い」を政治的に利用

しようという動きさえあります。

 

多くの犠牲を払ったテロ事件

犠牲者の心からの冥福をお祈りします。

 

ところで・・・・・

式典に参列するブッシュ大統領夫人のスカート丈、短くありません?

(1960年代の丈ってかんじ?)

ファーストレディなんだし、ベール付の帽子にもう少し長い丈のスカートの

方がよかったのではないかと

でも「これがアメリカの文化」と言われたら日本人としては

何も言えないわけで

そういうものでしょう?

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最終回二つ

2006-09-11 11:21:50 | ドラマ・ワイドショー

 さあ、いよいよ夏ドラも最終段階に入ってきました。

どうまとめて「いい思い出」にしてくれるのか・・・って所ですねーー

 

 下北サンデーズ 

打ち切りっていうわりには「DVD発売決定」ってあって、売れることを

想定して出すわけですから、マニアには受けた作品だったんでしょう

なんていうか・・最終回ははちゃめちゃでした。

「多分こういうストーリー」というのはわかったけど、それでもはちゃめちゃで

中々集中してみることが出来ませんでした。

あのドラマと京本政樹はムードが違いすぎてちょっと・・・

(京本さんってあれ全部地毛かなあ・・・)

 

全体的には上戸彩のほわわーーんムードと役柄があっていて

中々よかったのではないかと思います

じゃあ、何で視聴率が?というお話なんですけど、一言で言うと

「劇中劇」が面白くなかった・・・ってところかなあ

それに最初は「清貧」を描きたかったんじゃなかった?

それが途中から「サンデーズメンバーが売れていく過程」みたいな

話になって。

いくら何でもトントン拍子に行きすぎじゃないかと、下北に住む人達には

思われてのでは?

佐々木蔵之介さん、ほんっとにいい演技してたし、北村総一郎じいさまと

古田新太という芸達者な脇役に囲まれて贅沢なキャスティングだったのに。

こういう人材の無駄遣いをされると、視聴者として怒りたくなるよねーー

ちょっと現実ではありえないキャラがいくつも出てきたけど、

そうなら「マイボス・・」くらい「ありえねーー」感覚でやってほしかったです

 

 誰よりもママを愛す 

結局はママの手術も無事に終わり、夫婦仲は以前にも増してよくなり

夫婦仲がいいと家族は幸せ」を絵に描いたような

結果で終わったんですが。

でもちょっと待ってよねーー

まず、長男とオカマのピン子さんの恋物語

(私の玉山鉄二阿部サダヲのキスシーンを見るなんてっ

いくら鷹揚な家族でも、長男がゲイになったりしたら素直に「おめでとう」とは

言えないんじゃないの?

まして「ピン子さんはこれから家族ですから」なんて言えないってば。

しかも美容師のキャリアを捨てて岡山でピン子と桃を作るなんて・・・

理解ある親」の範疇を超えてますっ

それから長女ねーー

売れない芸人とコンビを組んで「結婚はしないけど付き合っていく」と

宣言してしまった

娘が借金だらけの売れない芸人とコンビを組んでやっていくのに

「よかったねーー」と喜ぶ親がどこにいるって?

ある程度の「成果」を出してからそういう台詞は出てくるはずです。

さらに3番目

好きな女の子が転校して告白できなかったからって、彼女の転校先の

北海道まで行ってしまうなんて

小学生が「今日は帰れないの。北海道にいるから」っていわれたパパが

一瞬は驚くけど「よくやったな」ってそれはないでしょう?

大体、行きはよいよい帰りの飛行機代・・・あるのーーー?

(戻ってきてたけどさーー)

 

最終的には「自分達の思いにどっぷりはまって、あまり深く家族の事を

考えてない夫婦」像って事かな。

何でも許すのが「家族愛」ではないと・・・私は思うんですが

「理解ある親」という理想の形が今は流行だから、これでも

違和感なく見ている人がいるんでしょうね

 

それから夏ドラじゃないけど、土曜日にやってた

死亡推定時刻」は見ごたえありの素晴らしいドラマでした

今までマツケンって大根役者だと思ってたけど、そうでもなかったのねーー

あのガタイと「成金の悪党」ぶりがぴったりあまってよかったわーー

勿論、吉岡秀隆君の弁護士ぶりもよかったし、小林薫も最高でした。

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