世なおし倶楽部

①ことば遊びから哲学へ②安全な国産の農産物等の生産、流通③人に健康社会に平和④地球環境とエネルギー⑤矛盾の活用

縄文式竪穴住居の不思議

2008-01-11 14:27:15 | 自然・環境・生活

50年前、小学校で縄文時代を、野蛮な時代のように教育されてしまった。

今、小学校だけでなく各教育現場で、色々な問題をかかえて、悶々としているようです。

教育に二面あります。①学ぶ楽しさ、興味を持たせ、人の潜在能力を引き出し、可能性を開発、訓練する 面と②知識、技術を記憶させる面の二面です。

現代はかつてない程の「多量人工情報氾濫時代」です。

自然情報は今も昔のそれほど変わりは無いでしょうが、人工的な情報は氾濫状態と感じます。

人間の文化が進み複雑になり人工的情報が多くなっても、なまの生き物は自然の情報によって生きている部分は変わらずに存在しているはずです。

その自然情報を無視するような「文化的情報」が暴走すると、人間の生活に不具合が生じるのは当然でしょう。

機械文明が進んでも、特に命の根源に関わる食の文化はなまの生物的欲求本能を無視できないと云う、よい例があります。

それは、宇宙飛行士の「宇宙食」です。当初、宇宙船が開発され人類が浮き足立って「機械文明、人工文明」に酔いしれていたときのこと。

初め、宇宙食に「栄養学重視、便利さのチュウブ入り食事や錠剤食」を宇宙船につんで行きましたが、そのような科学的な食事では、宇宙飛行士の情緒が安定しないことに気づき、早々に、宇宙食は「せめて、レトルト」になったということです。

自然食のブームが、定着しつつあることは、皮肉な現象ではありますが、それはそれで、素直に喜んでいいと思いますが、

自然、原始、素朴、単純といった概念を「さげすむ」「バカにする」学識経験者が世をしきっているうちは、世の中はバカを脱出できないでしょう。

人間が得たわずかな知識を金科玉条のごとくに振りかざして、偉そうぶっている大人が真摯に反省しない限り、真の豊かな人間社会は実現しないと思います。

世なおし倶楽部は反省の毎日です。

知識におぼれ、自然に培われる知恵を、軽んじると世が乱れるのは当然のことと思われますが、その兆候が巷に目だって多くなって来ています。教育の荒廃もそのひとつでしょう。医療、政治、経済、などあらゆる方面に問題が増大しつつあると感じます。

ならば、どうする?

世なおし倶楽部です。

時代が進めば、一時は発展期を謳歌できますが、衰退を向かえるのも必然とすれば
大げさに大騒ぎすることでも無いのかも知れません。がしかし、

何もしないというのも不自然です。

何をしましょう

世なおし倶楽部の提案は
「不思議感覚 なぜだろう どうして?」の気持ちを素直に表わしましょう、
と云うことです。


不思議なぜだろう、2008 の第一弾
「竪穴式住居の考察」

「古代の人間はバカで、文化が遅れているので、粗末な建物しか作れないので、簡単な浅い穴を掘って、木で囲い草等で屋根を被せたくらいの家を作って住まった」

という認識は、一理ありましょう。世なおし倶楽部は、心広い判断が信条です。
すべての物事に一理あることを認める立場をとります。

それだけに終わらず、別の意味を探求するのが世なおし倶楽部の真骨頂でもあります。

竪穴住居の「不思議な存在価値」は

地面を境に地表、地下上下1~2mの間は「天地、陰陽の生命バランスがよい」ということです。

実際の例が九州地方に残っています。それは、「黒酢 玄酢」の「素焼きの壺による静置発酵製造」です。この製造方法は、1mほどの素焼きの壺を、半分地下に半分地上にという状態で静かに置き、自然発酵させるというものです。それ以上詳しいことは、省きますが(各自IT-net等で探索を!)

さらに、竪穴の中は、粘土が焚き火で乾燥され「遠赤外線」等の効果が考えられます。地下1mくらいの「場」は草の根、土壌菌などの「微細生物」の生命活動が旺盛な「宇宙」そのものです。凝縮した小宇宙が「地面上下2m」に拡がっていることを理解されれば、その場に人間が「住む」ことは超合理的なことになります。

世なおし倶楽部の活動予定に

「竪穴式住居生活体験」があります。乞うご期待!

dasoku:
生命エネルギーが具体化、顕在化、物質化、生物化し生活するのにもっとも適した場所は、天地の境目の「地面上下2m」で、天空宇宙でも深海地球の中心でもありません。つまり、現代の狭く浅学な一般高学歴科学者が考えている「生物発生の場」はアンバランスな場で生物誕生には不適切です。最初に生物が発生する場は「海岸の磯の海水がかぶったり、空気が触れたり、光が当たったりする場所」というのが世なおし倶楽部「披露聡秘仮説」です!?

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