娘と息子を叱ってばかりの3連休。兄弟げんかは耐えないし、こっちも何度も爆発して、自己嫌悪~
しかし、今回初めてうちの子どもたちに兄弟げんかがなぜこんなに多いのか、少し理由が見えてきたのがせめてもの救い。
一番の原因は、高機能自閉症者の息子が、娘のBody Lanugageを全然読めていないこと。娘が嫌がっているとか、面白がっているとか、一人にして放っておいて欲しいとか言葉、声のトーン、表情、ジェスチャーなどで伝えていることが、伝わりきれていないらしい。
たとえば、息子は時々、娘を背後から驚かせて面白がっているが、娘はそれを嫌がっているということが、分かっていないらしい。娘は、伝わらないことがじれったいらしく、怒鳴り声をあげたり、侮辱する言葉を使ったり、暴力を奮って抵抗する。それがきっかけで、息子もやり返し、ケンカになってしまう。
今日も夕食の時、娘があるクラスの男の子がいつも自分をからかって、嫌だということを語り始めると、息子はその男の子と娘のことをちゃかし始めたのも、気持ちを読み取れていない証拠。普通だったら、妹は傷ついているみたいだから、そっとしておこうとか、同情してあげよう、とか考えそうなものだが、逆に油に火を注ぐような行動を取る息子は、娘にとって意地悪な兄にしか見えないらしい。
息子は、ショッピングに行っても、さっさとお店に入るだけで、次の人のためにドアを開いて待ってあげるということが、何度注意してもまだマスターできない。最悪の場合、並んで歩いているカップルの真ん中を平気で通ってしまうこともある。さらに、お店で陳列してあるものをとる時、傍に人がいて、邪魔になるかもしれない時には、Excuse me というのがアメリカでは普通だが、息子は間髪いれずにさっさと取ってしまい、時々あきれた顔で見られることがある。結局のところ、自分と自分の関心のあることしか見えていないらしい。せめて公共の場では、スイッチを切り替えて、周りにアンテナをはりつめて、トラブルをおこさないようにと願うのだが、課題は大きい。
まずは兄弟関係がこれ以上悪化しないように、ケンカが起こった場合には、放置するんじゃなくて、娘と息子にそれぞれどう行動すべきかを語っていく必要があることを、痛感した一日。ぐったり~。。。。