普通ならこの時期は数人ドロップアウトし、受講生の数が減ってくるものだが、なぜかそういう気配はあまりない。
今年は流感の影響もあり、病気を理由に欠席したり課題の提出が遅れる学生への対応が難しい。従来では、医者からの証明書があれば対応していたが、流感の場合「病院には来ないで、家で安静にしてください」と指導されているようなので、証明書を求めるのも難しい。ずる休みなのか、病気なのかを見分けるのにエネルギーを費やすのも無駄なので、申し出てきた学生にはそれなりの対応をすることにしている。
そういう状況の中で仕事をしながら、つくづくこのご時勢で教員を務めるには、「整理整頓」の習慣がある、または得意な人ではないと難しいのではと感じることがある。メールの整理、授業で使ったスライドや配布物、試験、提出物、成績それらを自分のためでなく、学生にも閲覧できるようにコースウェブサイト(Blackboardなど)に掲載し、常に情報をアップデートしていくのは意外と時間がかかる。
最近思うのは、仕事量に埋没されてストレスにならないためには、自分や人のミスや足りないところを大目にみて、細かいことにこだわらないことなのかもしれない。
(おまけ)それでは、今から息子を迎えにいってきます。息子は今日から11週間の馬との関わりによる(?)社会性訓練のプログラムに参加することになりました。今から7年前に、感覚訓練を目的にした自閉症児の乗馬訓練に通ったこともあります。今回は自閉症の子は息子だけみたいですが、またそのうち訓練の様子を報告しますね。