今日は、久しぶりに夫とハイキングに出かけました。
キャニオンを歩いて、見つけたのがこの青色とかげ。エメラルド色です。発光色の美しさに見とれてしまいました~。
私たちが近づいても、全くおじけることなく、十分に写真を撮らせてくれました。
(上一枚が夫が撮った写真、下二枚が私の写真です)
今日は、久しぶりに夫とハイキングに出かけました。
キャニオンを歩いて、見つけたのがこの青色とかげ。エメラルド色です。発光色の美しさに見とれてしまいました~。
私たちが近づいても、全くおじけることなく、十分に写真を撮らせてくれました。
(上一枚が夫が撮った写真、下二枚が私の写真です)
自閉症をもつ息子が、インターンシップを始めて半年近くになる。
いろいろ失敗やパニックもあったが、金銭感覚は見についたようだ。
毎月、お給料の中から、1000ドルを貯金させている。これは、お給料(天引き前)の約三分の一。住居費が750ドル程なので、残りが食費、交通費、交際費、ミニ旅行、あとは好きなコンピューター関係のものを時々購入しているらしい。医療費や携帯料金は、私たちが負担。洋服は全く買わないようだ。月一回の散髪のみ。
始めてこれだけ貯金できたということは、息子の自信になったかと思う。
半ば強制的に私のところにお給料日に送金させているが、そのことで無駄遣いできないという制約が良き方向に働いているのかもしれない。
食料品の買い物は、安売りをうまく利用しているようだ。できるだけ自炊をし、お昼も外食せずに、自転車でアパートに帰って軽く済ます。私とは違って、おやつなどは、殆ど買わないらしい(昔から間食のしない子どもだった)。時々、職場の仲間たちの飲み会に行ったり、一人で飲みに行ったりもするようだが、お金がかかる大都会ではないので、支出は抑えられる。
自立に向けて少しずつ指導してきたことが、役に立っているのは親として嬉しい。
「小保方晴子日記」の感想の続き
これはあくまで、不正の真実抜きにした第三者としての読後感である。
・マスコミからこれだけのバッシングがあったというのは、彼女がまだ若く女性の研究者、いわば日本社会の中ではoutlier的な存在であったからだと感じる。もし男性で中年の研究者に起こった事件であるならば、話題性をキープするのが難しかっただろう。ニュース記事の中で、顔写真が異様に多いような印象を受ける。また瀬戸内寂聴氏との対談でも述べていたが、男性の嫉妬の恐ろしさが文面ににじみ出ている。男女平等に関しては、国際社会で韓国の次に遅れをとっている日本は、彼女のような若く才能のある女性研究者は生きにくい社会のように思われる。
・地獄のような毎日の中で、研究に対する情熱を存続するために、ホームページを立ち上げることを始めたが、サイバー攻撃にあい、続けることが困難だったようである。日本だけでなく、他の先進諸国でもそうであると思うが、人に危害を及ぼす目的ではない情報発信は認められるべきであると思う。もし人を叩くことで優越感を覚える人がいるなら、そのエネルギーをもっと建設的なことに使って欲しいと思う。
大阪で大きな地震があったのですね。突然でどんなに恐怖だったかと思います。被害に遭われた方、一日も早い復旧を遠くよりお祈りしています。
昨日は父の日でしたが、先月の母の日の前後に、19歳の娘が食事と合わせてプレゼントしてくれた基礎化粧品アドバイスのリスト。一部抜粋です~。
基礎化粧品に無頓着な私の様子を娘が見るに見かねて、朝と夕の肌のお手入れについて詳しくリストを作ってくれました。
Youtubeや友達から化粧品のアドバイスをどんどんもらっている娘は、私の100倍以上に情報をもっています。
とりあえずSerum(セラム)を注文してみました。娘の期待に沿って、少しでも肌が再生してくれたらいいなと思ってます~。
ちょっとしたお出かけに、携帯電話と車のカギが入る小さなバックを使っているのですが、先月Vera Bradleyのアウトレットで見つけたのがこのカバン。
ピンクが派手ですが、サイズが小さいのでそれ程違和感がないです。値段もお手頃。確か20ドルくらいでした。
Vera Bradleyは生地が丈夫なので、Toteバックも購入し、パソコンを入れたり、小旅行に使ってます。
来週から、夏の集中講座が始まる。
3週間前に家を売りに出し、毎朝1時間は家の掃除や整頓で過ぎてしまうが、今週は二本の論文をジャーナルに送ることができた。
一本目は、「修正・加筆」と判定の出た論文で、1か月近くで書き直した。別のジャーナルで2回不採択になった論文なので、今回はぜひ通って欲しい。
二本目は、夫との共著。夫の博士論文を基にして書いた論文だが、論文執筆に気の進まない夫に代わって、私がまず草稿を書いた。これも一回目は不採択になったが、査読者のコメントを参照に全て書き直し、別のジャーナルに投稿した。夫にとってはおそらく最初で最後の論文執筆だと思うので、うまく採択してもらえるようにと願っている。
論文書きと並行し、日本語の本を幾つか読書。そのうち一つは「小保方晴子日記」である。彼女のニュースは、時々新聞で読んでいたが、著書を読むのは初めて。真実については賛否両論があるようだが、この本を読み応援したくなった。すさまじいまでのマスコミからのバッシング、上部からの圧力としか思えない不条理な博士号はく奪、恩師を含めて周囲からの裏切り、など、どんなに辛い日々を送ったかと思う。壮絶な日々の様子が具体的に描かれており、終わりの方ではマスコミに住居をつきとめられて、毎日ドアをたたかれるといった拷問に近い日を過ごす。周囲の助けもあり、無事に隠れ家に移動することができ、「引き戸をあけると「よく生き延びてくれた」という涙声が聞こえた」というところで日記は終わっている。
本を読んだ印象では、彼女が受けたのは「いじめ」であり、それに対応する内なる強さと知性があるからこそ、余計いじめられるという日本社会の構造があるのではないかと思う。マスコミが味方ではなく敵になってしまうことが多いというのは、どこかねじ曲がっている世の中なのではないかと思う。
日記の中では、うつだけではなく、頻繁に「気絶」し、悪夢を見たり、暴食を繰り返してきたという毎日が描かれている。しかしその中でも、好きな料理をしたり、英語のドラマを見ることで気分転換してきた様子もうかがわれる。書く作業についても、現実直面と逃避の二面性をもつと思うが、時には徹夜で書き続けることで、出口が見えてきたということも読み取れる。いつもそばにいて支えてくれた親友やお姉さんがいたことも救いになったのではと想像する。
私個人としては、彼女の将来が楽しみだ。瀬戸内寂聞さんとの対談で「この先は辛い経験をして、味方がいないと思っている人の気持ちに寄り添えるようでいたい。私には力もなく、何ができるのかわかりませんが」と述べたのは本音だと思ってる。瀬戸内氏の「あなたは必ず蘇ります」の言葉にあるように、辛い経験やその中で得た知見を武器にして、再び花開いて欲しい。
この家に住んでいたという思い出に花の写真を撮ってみました。
これは裏庭の木に咲いている花。何でしょう?
家のセールに向けて前庭の鉢に植えた花が元気に育ってくれています。
黄色と紫の花の組み合わせは初めてですが、結構気に入ってます~。
水やりはタイマーで自動的に毎日やってくれるので、手間暇が省けて助かります。
こどもたちの巣立ちと共に(大学1年と3年)、家をDownsizeすることにしました。
今住んでいる3ベッドルームの家を売り、小さな家かアパートに住む予定にしています。
数週間前から家を売りにだしているのですが、その時に不動産屋から幾つかためになるデコレーションのアドバイスをもらいました。
1.本は飾りのベースとして使用。
なるほど、こういう使い方があるのですね。思いつきませんでした。家に飾ってあったデコレーションを本と組み合わせながら素早く飾っていくのは、さすがプロです。本の表紙を見せない飾り方も、今流なのだそうです。
2.棚の飾りは、左右内向きに置く。この棚の下のネコの飾りからわかるように、平行に置くのではなく、中心部に向かって置くことで、視線が定まりやすいのでしょうね。気づかなかったです。
3.棚には飾りを置きすぎない。空間をたっぷり作る。
4.飾りのテーマがミスマッチでも気にしない。
真ん中の棚、ヒトデと花の組み合わせ、ミスマッチですが、黒をバックにしているせいか、落ち着いて見えます。
5.ペットが嫌いな人もいるので、ペット関係のものは全て片付ける。ペットは庭に出すかケージに入れる。
こういうのはだめだそうです。
オープンハウスで、我が家に入るなり、体中が痒くなったというネコアレルギーの人がいました。掃除を丁寧にしていても、アレルギーの人は、体で反応するのですね。
いつも買い物に行くスーパーの隣に婦人服のお店Loftがあるので、時々立ち寄っています~。
普段は無地のシンプルなデザインの洋服ばかりなので、夏こそはいつも買わないタイプの服を見つけることにしました。
この夏まず一目ぼれしたのが、このピンク系の花柄スカート。
私自身、スカートは殆ど着用しないのですが、猛暑のテキサス州では、足に密着するパンツ類よりもスカートの方が涼しいです。ショートパンツは、年齢と共に抵抗を感じるようになり、殆どはいていません。
可愛すぎるかとも思ったのですが、適度にフレアで歩きやすいスタイルなので決めました。
今週のオンラインセール50%オフだったので、35ドル+税金で買えました。
次に見つけたのが、このピンクの花柄のブラウス。これこそティーンが着るような服で抵抗があったのですが、 夫がなぜか気に入ったみたいだったので買いました。生地のパターンがレトロな雰囲気なのがいいです。
ニューヨークタイムズベストセラー本、Educated:A Memoirをオーディブルで聞き終えた。
南アイダホのBuck Peakで献身的かつ狂信的なモルモン教信者の娘として育ち、終末論を信じかつ公教育や医療制度全てを否定する父親のもとで過酷な少女時代を送ったTaraが、最後はケンブリッジ大学で博士号を授与されるに至るまでをつづった自伝だ。
しかしこれは単なる成功物語ではなく、最後の章に至るまで、彼女が両親や虐待を続けてきた兄から受けた心理的苦痛と向き合ってこれからも生きていかなければならないという現実が残されている。
父親は、古自動車などの廃品置き場(ジャンクヤード)で使えそうな部品を集めて生計を立てており、母親は助産婦(最初は全く乗り気ではなかったが、夫の命令に屈した)で、後には病気や怪我を治癒するエッセンシャルオイルのビジネスを開始。Taraとその兄弟たちは幼少の頃から父親の危険な仕事を手伝わされ、怪我をしようが、「神のご計画」ということで病院にも行かず母親が治療。公教育や医療システムに対して猛反対な父親の影響で、学校に行かせてもらうことはなく、また出生証明書もないといった状態であった(9歳でやっと入手)。母親は最初はホームスクーリングをするつもりでいたが、夫の反対で次第に子どもたちを教育することを諦める。子どもたちが唯一読むことができる本は、モルモン教関係の本であった。最初はテレビもない家であったが、2000年に世紀が変わることで世界終末を迎えると信じきった父親が(そのために燃料や食料を地下に保存)、皆が滅びる様子を見るためにテレビを購入。
話の中心は、兄のShawnによる身体的かつ言語的な虐待である。その暴力的な行為は、Taraだけではなく、Shawnのガールフレンド、妻、姉、飼い犬(殺されている)まで及んだが、両親は見て見ぬふりをし、かつTaraの妄想だと責任を彼女に押し付けるところが彼女を生涯苦しめることになる。兄は彼女のことを「売春婦」と呼び、父親のジャンクヤードの仕事で真っ黒になった顔を見て「Nigger(黒人を軽蔑する言葉)」とニックネームをつけ、精神的・身体的な苦痛を与え続ける。ある時は、イギリスにいるTaraに電話をかけ、「相談があるんだが、お前を直接殺そうか、暗殺者を送って殺そうか迷っているんだ」というところなど、凶悪極まる虐待である。同じく虐待を受け続けた姉は、そのことを両親に話してShawnに対して立ち向かおうとした行動によって、銃を頭に突き付けられている。その後、姉は、自分の命を守るためか、Taraの父親やShawnに服従する道を選び、Taraを批判してもう二度と会いたくないとメールを送ったことが、Taraをとてつもなく傷つける。
話はさかのぼるが、Taraはサバイバルのために、Buck Peakを脱出しようと大学に行くことに決める。教育を全く受けたことがなかったが、自学、かつ兄弟や友人の助けでACT(大学入試のための共通試験)を受け、見事モルモン教の大学、Brigham Young Universityに合格。17歳の時である。しかし全く世の中を知らなかった彼女は、ルームメートとの衝突(冷蔵庫の食べ物が腐っていても気にしない、トイレを使用後、石鹸で手を洗わない、使った食器を洗わない)、教科書というものがあることを知らなかったり、ホロコーストについて初めて授業で聞いた彼女が「ホロコーストって何ですか?」と質問し、悪い冗談だと思われたりなど、大学においては全くの異端児であった。しかし彼女が少しずつ世界を広げていく様子が見事に描かれていて、読んでいて面白かった。
特に Taraの幼少期に起こった事件、モルモン信徒のRandy Weaver の事件(FBIに息子と妻を殺される、その後裁判に勝利し大金持ちとなり有名人となる)が、父親の説明と全く違うことに気づき、そこで自分が住んでいた世界がいかに屈折したものであるということが少しずつ分かってくる。また心理学の授業で「双極性障害」について知り、自分の父親がそうであることを直感する。また妄想癖があるなど、「統合失調症」の傾向もあるようである。後に母親も、夫が双極性障害であることを認めているが、夫の世界観に従い、子どもたちにそれに応じるように強く働きかけるところなど、母親の罪が一番問われるのではないかと私は考える。しかし、これも歪んだ世界観の中では、正当化されてしまう。「フェミニズム」についても、Taraだけでなく、周りのモルモン教信者の葛藤が、本の中では描かれている。
Brigham Young University在学中、質問(確か、女性の生き方についての質問だったかと思う)のためにドアをたたいた大学の教授から、ケンブリッジ大学での短期留学(Study Abroad)を企画しているが応募してみないかと誘われる。そして短期留学中、Taraを指導したケンブリッジ大学の教授が、彼女の才能に気づいたことから、Cambridgeの博士課程で勉強してみないかと呼びかけたのが 彼女の研究者としての人生の始まりである。ケンブリッジ大学の教授の強い勧めと推薦で、競争率の高いGates Scholarshipに応募、見事彼女に奨学金が寄与されることになった。このことは、大学のニュースにも掲載されている。
https://news.byu.edu/news/third-byu-student-5-years-wins-prestigious-gates-scholarship
ケンブリッジの大学院在籍中には、ハーバード大学からもVisiting Fellowとして勉強する機会が与えられたが、兄Shawnの虐待をめぐる家族との争いで、精神的に追い詰められ、全く勉強に打ち込める状態ではなかったことが描かれている。
この本が出版されたことで、家族は名誉棄損を訴えており、決着はつきそうもない。しかし母親のエッセンシャルオイルビジネスは、今でも存続し、泊りがけのワークショップなど行っているようだ。(本の内容は、オーディブルで聞いたため、少し間違っているかもしれないことをお断りしておきます)。
https://butterflyexpress.net/welcome/story
Taraのインタビューである。
https://www.c-span.org/video/?441167-1/after-words-tara-westover
Taraの生まれ故郷の写真である。
(https://www.thenational.ae/arts-culture/review-educated-is-a-modern-fairytale-that-charts-one-woman-s-extraordinary-trajectory-1.709336より抜粋)
これは、カーペットを除去し、カーペットの下に隠れていたもともとのHardwood Floorを生き返らせたものです(業者に依頼)。
壁紙は全てはがし(夫がやってくれる)、グレーのペンキを塗り(業者に依頼)しただけで、随分印象が変わりました。
古いブラインドをすべて除去し、窓は二重窓だったのを普通の窓に変え、日光が部屋に差し込んでくるようになりました。
うちはフォーマルダイニングテーブルを使うことがないので、この部屋をテレビを見てくつろぐファミリールームに変えました。マッサージ椅子は、夫が去年の私の誕生日にプレゼントに購入してくれたものです。
―改装前(前のおばあさんが住んでいた部屋)ー
―改装後(今の私たちの部屋)-
庭の木や鳥が窓から見えるようになり、とっても嬉しいです~。