仕事で、しばらく里帰りすることになった。
これは補助を受けた研究助成金で、地元で講義をしたり、情報集めをする予定で、去年から計画していた旅行。
しかし、日本ではコロナが収まるどころか、ひどくなり、米国政府は日本への渡航をレベル4まで引き上げ、米国人に対しては中止を勧告するなど、情勢が次々に代わるので落ち着かない。
高齢でかつ体調が悪く、4月には入院をしていた父親と
日本でストレスとコロナの影響で体調を崩している娘が気がかりなので、
様子を見に行きたいというのも、渡航の理由の一つ。
FB上では、日本帰国あるいは日本渡航の人へのサポートネットワークがあり、
PCR検査が,どの検査が必要なのかについても、いろいろな情報が飛び交い、
日本の空港についてからの体験談もシェアされているので、参考になる。
いろいろな書類を見せたり、アプリをダウンロードしたり(アメリカでやった方が良いと聞く)、PCR検査をしたりなど、いろいろなステーションが用意され、2-3キロ歩かされるらしい。中には、飛行機を降りてから、空港を出るまで10時間もかかった、という人の報告もあった。
Google Mapをダウンロードし、隔離期間の2週間は、行動が管理されるということらしい。ルールを破った人は、住所と名前が公表され、外国人の場合は、ビザも剥奪されることもあるとか。
プレジデントオンラインでは、最近では日本からアメリカ(ニューヨークなど)に、ワクチン接種の旅行に出かける人が増えてきているらしい。待っていられない、ということなのだろう。比較的お金に余裕のある人は、そうしたいという気持ち、よくわかる。
アメリカでは、ボランティアでも、訓練を受ければ、ワクチンを接種することができる。
私の近所の人(大学教授)も、時々、ワクチン接種のボランティアしているらしい。肩書など関係なく、やれる人にはお願いするということらしい。
私の高齢の両親は、やっと今月末にワクチン接種ができるが、順番を待っている人はどんなにストレスかと思う。