今月は、嬉しいニュースが二つありました。
一つは応募していた研究助成金がもらえることに!
分析ソフト、日本の学会での発表するための渡航費、図書費、研究助手の賃金などを予算に組んでいたため、日本にも行ける予定だったのですが、参加しようと思っていた学会がオンライン開催に急遽変更(-_-;)
とっても残念です。
情報収集のために、一応日本には行くつもりでいますが、その頃はコロナが収まっていることを願うばかりです。
もう一つは、投稿し修正していた論文が採択とのニュース。これは一度不採択になり、再投稿し直した論文で、データ分析や論文執筆にものすごく時間がかかったものです。
苦労が報われて、嬉しいです~。
嬉しいニュースの反面、悩みもつきません。
うちの大学では、オンライン試験監督会社のProctorUのサービスを利用しているのですが
私の授業を受けている障害をもつ学生がProctorUの試験を受けている途中、急に接続が切れてしまい、予定通りに時間の試験が受けられず、彼女はそのことでパニック障害が出てしまい、かんかん。
怒った彼女は、すぐさま大学の総長、学長など上部のお偉方に抗議のメールを送り、その後始末が今でも続いています。
学科長や副学長などいろいろな人が間に入って、どうしたらよいのか話し合っているところですが、「機械のミス」に腹を立てた学生に対して、ここまで手厚く処遇しなければならないアメリカの大学が、悲しくさえ感じています。
ちなみに彼女は、不安障害を持ち、おそらくアスペルガー障害もありそうです。白黒はっきりつけたがる、と自分でも言ってました。
普段からも、いろいろメールで連絡を受ける学生なのですが、以前学科長がこぼしていた「10%の学生に90%の時間を取られてしまう」という言葉がぴったり当てはまる状況です。