昨日、悲報が入ってきました。
アメリカの牧師、キリスト教の弁証家として著名なティモシー・ケラー氏が、72歳の生涯を閉じられました。
20年前には甲状腺のガン、3年前にはステージ4の膵臓癌と診断され、免疫治療を行ってこられたそうです。
数日前、Facebookで氏の息子のマイケルさんが、「お父さんを病院から退院させ、これから自宅でホスピスケアを行う」と報告なさったばかりでした。自宅に連れて帰って、1日程で亡くなられたようです。
マイケルさんの報告によると、ケラー氏は亡くなられる前には、次のようにおっしゃっていたそうです。
“I’m thankful for all the people who’ve prayed for me over the years. I’m thankful for my family, that loves me. I’m thankful for the time God has given me, but I’m ready to see Jesus. I can’t wait to see Jesus. Send me home.”
"長年、私のために祈ってくれた人たちに感謝している。私を愛してくれた家族にも感謝している。神様が与えてくれた時間に感謝している。しかし、私はイエスに会う準備ができている。イエス様に会うのが待ち遠しい。私を家に帰してほしい。"
自分のほんとうの故郷に帰りたい、イエス様に会いたい、そういう思いで召されたということは、私たちにとっても慰めです。
私、夫や娘も、そして周りにいる人たちも、社会的弱者を擁護し、本当の福音について考えさせてくれたケラー氏の本にずいぶん影響を受け、励まされました。
ケラー氏については、このブログでも何度か紹介させていただきました。
https://blog.goo.ne.jp/yokomam/s/%E3%82%B1%E3%83%A9%E3%83%BC
昨年、アメリカを去る時に、
バイブルスタディーの仲間からプレゼントしてもらった本が、ケラー氏が奥様と一緒に"The Songs of JESUS"というデボーション本です。
ケラー氏の本をこれからも読み続け、またケラー氏のポッドキャストを時々聞きながら、私の人生に影響を与えた一人の方として覚え続けていきたいと思います。