先日投稿した迷子のヨークシャーテリアの記事の続き。
里親に連れていってもらい、一件落着するはずだった。
ところが、持ち主だという人が二人現れ、とんでもない事件になってしまった。
まず最初の人は、里親がフェイスブックに投稿した迷子犬の記事を見て、
自分の犬だと連絡してきたらしく、
いろいろな質問にも答え、再会の時は涙を流し、
ヨークシャーテリアも、他の人を見ると吠えるのに、喜んでその人の元に走っていったらしい。
これで一件落着だと聞き、喜んだのもつかの間。
1時間も立たないうちに、夫がCraigslistに出した「迷子犬」の広告を見て、
別の人が、「うちの犬です。先週からいなくなって、ついさっきフェイスブックに広告を出したばかりです」とその写真も添付して、連絡してきた。
それだけでなく、私が数日前投稿したフェイスブックのLost &Foundの記事が今になって掲載され、その二人目の人と、その妹さんが、何回もEmailで連絡してくる。
夫に相談すると、最初の人に間違いないし、「すいませんが、もう飼い主は見つかったので」と返事を出して、もう放っておけば、とのこと。
しかし、それでも何度も連絡がきて、娘の誕生日に飼った犬だとか、お金を出すから引き渡した人の連絡先を教えて欲しいと、なかなか諦める様子がない。私はもしかして、この人が本当の飼い主ではないかと思ったが、夫は里親が良しと思って判断したことを、今さら疑うわけにはいかない、と取り合わない。
午後になると、この二人目の人は、地元のあるシェルターの職員を装い、夫のところに「犬を盗んだという通報が入ったので、帰しなさい。警察に連絡する」という電話をかけてきて(夫がそのシェルターに電話をしたところ、そういう人は働いていない、ということだったので)、裁判沙汰になってしまうのではとビビってしまったが、
私の方に、「どうかして返してください」と次のメールが来た時に、「第三者(シェルターの人)などに仲介に入ってもらい、どちらが本当の持ち主か書類などをもとに判断してもらってはどうでしょうか」と返事をする。
実際にその人は、シェルターの人(動物の盗難などを扱う人)に連絡をし、また私たちが里親から聞いた最初の人に電話をしたらしい。
そうしたところ、
涙を流し、犬も喜んでついていった最初の人が、偽物の飼い主で、
どういう理由か知らないが(単に犬が欲しかったのか、ブリーダーだったのかは分からない)、
持ち主を装ったらしい。
教訓として、迷子の犬は簡単にレスキュ―してはいけない、と改めて夫と反省。
このヨークシャーテリアは、私たちがレスキューしなければ、もしかして生きていなかったのかもしれないけど😿(人を見ると、走って逃げていき、なぜか私のところには最後には来てくれたので)……
突然来たお客様の登場で、ネコのココアはトラウマになってしまった。
毎日ソファーの下に隠れ、ベッドの上で2回もおしっこしてしまう(ネコトイレまで足を運ぶのが怖いらしい)
この写真は、ヨークシャーテリアに追いかけられて、アパートのベランダから脱出を試みるココア。