自閉症児の親の孤独、不安感について語った記事です。
私自身の気持ちと今現在アメリカでインタビューしている自閉症児の母親の気持ちを代弁しているようで、胸がつまるような気持ちで読みました。
簡単な英語なのでぜひ読んでみてくださいね。
http://www.huffingtonpost.co.uk/jo-worgan-/autistic-children-parenting_b_4955922.html
このような思いを経験しながらも、最近嬉しいことがありました。
高機能自閉症の息子が初めて受けたアメリカの大学受験のSATスコアが思ったよりもよく、現在のテキサス州では、テキサス大学とライス大学以外は自動入学できることが分かり、息子も私たちもほっと安心です。大学入学まであと1年5ヶ月近くあるので、SATの試験を何度か受けるたびに得点が上がれば、自動入学できる大学も増えるのかもという期待感もあります。
さらに、私立大学のBaylor University, 州立大学のTexas Tech Universityを希望するなら、大学総長のスカラシップがもらえることになり、それも本当に嬉しいニュースでした。SATのスコアと今の高校の中でのランキング(全体の中でトップから何%以内か)を総合して、もらえるスカラシップの金額が分かるのもアメリカならではです。4年間の大学の授業料の約半分の金額が今のところ出る予定なので、親孝行をしてくれたと息子に感謝です。まだ行く大学は決まったわけじゃないのですが。。。
この嬉しいニュースも、College Boards主催のSAT試験で特殊教育の生徒のためのAccomodation(特別な配慮)を受けることができたというのが一因です。息子の場合、普段の高校生活の中でも、504プランの中で試験の時間を延長してもらったり、手書きではなくタイプで試験を受けることができる、あるいはコミュニケーションや人とのかかわりの上での援助や配慮をしてもらっています。そこまで至るまで親として苦労したことも多かったのですが、こうやって実を結ぶのを目にすることができたのが嬉しいです。