キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

Connections Networking Houston

2014-03-28 22:20:00 | 自閉症アメリカ教育事情

先月から引き続き、ヒューストンの障碍者のためのケアサービスの人たちのネットワークミーティングに参加。

医療、学校、福祉、臨床、ビジネスなどのいろいろな専門家が集まり、名刺やちらし、情報の交換、自己紹介などでネットワークづくり。

いや、いろいろな人に出会えるのは本当に刺激になる。

私が行っている研究も、たくさんの人たちに興味を持ってもらいありがたかった。それだけで終わらず、その後もメールなどで連絡を取り合ったり、ミーティングをしたりし、研究参加者のリクルートに協力してくださった方もいたので、こういう機会は今後も活用していかなければと実感。

それよりも、障碍者のケアにかかわる人たちの暖かさに触れたのか嬉しかった。

 

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不採択から引用文献へ

2014-03-28 22:00:46 | 研究者生活

数週間前に少し嬉しいニュースがあった。

約5年前だろうか、児童心理の分野で非常に著名なB博士が編集長であるジャーナルに、博士論文のアドバイザーと共著で論文を送り、不採択の通知。

結局いろいろ手直しし、別のジャーナルで不採択にもなりながら、結局看護関係のジャーナルに採択された原稿。

このB博士が、私のアドバイザーに来年出版予定の著作の中の自分の章をPDFで送ったらしい。こういう本が近々発刊されるからという紹介のメール。ちなみに私のアドバイザーは、このB博士が編集長のジャーナルの編集委員なので、そういうつながりがあるらしい。

アドバイザーがさらさらと本を読んでみると、なんと私たちが看護関係のジャーナルに発表した原稿が引用文献として使われていたらしい。不採択にしたにもかかわらず引用するとは、うーん。いやその後校正を何度も繰り返して、まともな論文になったからなのかもしれない。

 

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Neko craft

2014-03-25 21:23:39 | ネコ便り

Pinterestでみつけたネコ・クラフト。時間があったらキーフォルダーにして作ってみたい。

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What Parents of Autistic Children Will Never Tell You

2014-03-18 20:38:40 | 自閉症アメリカ教育事情

自閉症児の親の孤独、不安感について語った記事です。

私自身の気持ちと今現在アメリカでインタビューしている自閉症児の母親の気持ちを代弁しているようで、胸がつまるような気持ちで読みました。

簡単な英語なのでぜひ読んでみてくださいね。

http://www.huffingtonpost.co.uk/jo-worgan-/autistic-children-parenting_b_4955922.html

このような思いを経験しながらも、最近嬉しいことがありました。

高機能自閉症の息子が初めて受けたアメリカの大学受験のSATスコアが思ったよりもよく、現在のテキサス州では、テキサス大学とライス大学以外は自動入学できることが分かり、息子も私たちもほっと安心です。大学入学まであと1年5ヶ月近くあるので、SATの試験を何度か受けるたびに得点が上がれば、自動入学できる大学も増えるのかもという期待感もあります。

さらに、私立大学のBaylor University,  州立大学のTexas Tech Universityを希望するなら、大学総長のスカラシップがもらえることになり、それも本当に嬉しいニュースでした。SATのスコアと今の高校の中でのランキング(全体の中でトップから何%以内か)を総合して、もらえるスカラシップの金額が分かるのもアメリカならではです。4年間の大学の授業料の約半分の金額が今のところ出る予定なので、親孝行をしてくれたと息子に感謝です。まだ行く大学は決まったわけじゃないのですが。。。

この嬉しいニュースも、College Boards主催のSAT試験で特殊教育の生徒のためのAccomodation(特別な配慮)を受けることができたというのが一因です。息子の場合、普段の高校生活の中でも、504プランの中で試験の時間を延長してもらったり、手書きではなくタイプで試験を受けることができる、あるいはコミュニケーションや人とのかかわりの上での援助や配慮をしてもらっています。そこまで至るまで親として苦労したことも多かったのですが、こうやって実を結ぶのを目にすることができたのが嬉しいです。

 

 

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息子、運転免許書取得する

2014-03-10 21:24:55 | アメリカ高校生活

17歳の息子、今日運転免許書センターに行き、実技試験を受け、無事合格。

仮免許をとった後、自動車学校などに行かなくても、親が運転の指導をし、所定の時間をこなすことにより、本免許の実技試験を受けることができるという選択法があるというのが日本とは違う点。

うちの息子も、夫がここ半年以上指導したおかげで、今回の実技試験も90点でパス。

昨日の夜は、不安でなかなか寝付けず、朝の3時まで不眠を訴えていた息子だったが、どうにかクリアして私たちも安心。

独り立ちできたことが本当に嬉しかったらしく、大きなスマイルで家に帰ってくる。

高機能自閉症の息子に免許書を取得させることは、親としても不安だったが、自閉症ゆえにルールをしっかり守るというようにプラスに働いて欲しいと祈るばかり。

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