月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

8/31 映画「ルドルフとイッパイアッテナ」

2016-09-02 08:46:29 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等


8/31 映画
「ルドルフとイッパイアッテナ」
次女と三女と一緒に観た。

かわいい黒猫ルドルフ、
頼もしいトラ猫イッパイアッテナ。
冒頭この2匹の出会いから
すでに涙腺じんわりきていた(笑)。

******

学ぶこと、知ることって
こんなに楽しいことなんだ!
世界が広がる。

それは例えば……
できることが増える。
見えなかったものが見える。
考えもしなかったことに
気付くことができる。
軽はずみじゃなくなる。
強くなれる。
それは腕力じゃない強さ。
知恵、かもしれない。

ネコが読み書きを覚えるなんて
まず有り得ない。
一度 遠く離れたら、
元の場所には戻れそうにない。

けれど、途方もなく
遠く思える場所でも、
一歩一歩を積み重ねれば
いつかたどり着けるかもしれない。
有り得るかもと
思えるから不思議。

けれど、力を尽くして戻っても
前と同じようにはいかないこともある。
それも現実。
でも、それまでの中で得たものは
きっと無駄ではないと思えた。

“どこにでも行ける” それは
物理的に遠くに……だけじゃなく
視野が広がる、
ということでもあるのかな。
限界と思っていた世界の外にも
何かがあると思える力。

見えないと、苦しい。
諦めたい気持ちにもなる。
だけどどんなことにも意味はあると
背中を押してくれる映画だった。

子どもや大人や
それぞれの人が それぞれを振り返り
またこれからを思う時間をくれる。

イッパイアッテナが好きだ。
心に響く 奴の言葉、
お守りにしよう。

*****

エンドロールの歌にやられる。
back number「黒い猫の歌」

感覚で聴いていて
いいなと思ったけど、
パンフレットの言葉を読んで
あぁ深いな…と。
“探し続ける事”と“受け入れる事”
両方が肯定できる。

自分に重ねて、感じるものがある。
“僕らしいって何色なんだ” という
歌詞が胸に響いた。

綺麗な色じゃなくても
自分だけの色。

*****

それにしても、背景がリアル。
そしてネコ目線のカメラワーク。
まるで自分もネコになったみたい!
躍動感にもワクワクした。

子どもの頃、
なついた野良猫の後について
原っぱをうろついていたけれど、
そんな時間を忘れるような
感覚を思い出す。
けれど人間には行けない場所もあって
それが残念だった。
ネコと同じように動き回って
同じようなものを見たいと思う人には
たまらないかも(笑)。

ネコの鳴き声も良かった。
自分もわりと得意な方だけど(笑)
色々な声の表情が
物語の中で生き生きしていた。

現実に、ネコの言葉は分からないけど
ただの動物じゃなく
尊厳を持つ生き物として
仲良くなりたいなと思えた。
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9月1日(木)のつぶやき

2016-09-02 04:33:51 | 日記等 未分類
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