山本正之無双だった

夏の恒例、AJFのライブに行ってきました。
メンバーが大物とゲストばかりで、中堅ポジションの人がいなかったのと、女性が美郷あきしかいなかったので、最初はどうかなあと思ってたんですが、

・美郷あきがミニスカ和服でかわいかった
・山本正之の選曲とトークがさえまくった
・わりと空いてて、前のほうで見られた
・ルパン３世のテーマその４ってあったの？

などの要因が重なって、期待以上に楽しめました。
とくに、山本正之ではコウガマンが出てくるとは思いませんでしたよ。
ただ、やはり堀江美都子がいないと幅が広がらないなというのが正直なところ。
アニキとのデュエット大好きだからさあ。

全体的な選曲では、メタルヒーローものがフィーチャーされてて、それはそれでテンション上がったんですけど、私の趣味だと、初期の戦隊ヒーローものが集まってるときが楽しいですね。
ああ、美郷あきはさすがにストパニとかは歌ってもらえませんでした。
そういうライブじゃないもんねえ。

あれがお兄ちゃんだと思うとやばい＞ゆるゆり

「アルカナ・ファミリア」のお嬢がかわいいと思ってたんですけど、あれですよ、「Another」の赤沢さんに似てるんですよｗ

それでは、ここまでの感想。

・アルカナ・ファミリア
ジョーリィがうさんくさいとはいえ、基本的に悪い人が出ない話なので、難しく考えなければ楽しいお話。ジョーリィも、ルカと折り合い悪いだけで、悪い人ではないと思ってる。てか、終盤で誤解とけるとか、そういうベタなのでいいよｗ

そんななので、今回のリベルタ・ノヴァ合体も全部仕込みとわかった上で楽しんだ。
わざわざ手錠はめるためのサクラ用意するとかはこってたな。
それと、薬にしても絶対媚薬とかそういう怪しい薬じゃないと信用できてたし。
答えは案内役の猫を誘導するためのものだったが。
リベルタ・ノヴァといえば、互いの武器を交換して戦うところとかが気持ちよかったわ。
こういう助け合わなければならない局面では、決してケンカしないんだな、と。

・貧乏神が！
３話で、市子が石蕗に怒られてから、市子のお調子のりな部分にもブレーキがかかって、普通に面白く見られるようになった。
２話のときが、ただのいやな女だったので、正直付いて行く気なくしてたので、わりといいタイミング。
で、今回は小さくなっちゃって、石蕗のおうちに泊めてもらう展開。
「わけは聞かないでください」ということを察すれば、たとえうちが貧乏であっても助けてあげようとする石蕗は実にいいやつであるし、こういうやつが怒るからこそ市子には効く。
長女がいまだに市子にマジギレしてたのは吹いた。
よくあるパターンだけど、本人がいないと思ってる本音を聞くというやつは、
「いつもは怒ってるように見えてたけど、本当は心配してくれてた」
っていういいひとなやつが好み。
ツンデレ老人にはよく見られるｗ

・氷菓
クドリャフカの順番編終了。
十文字の正体は、「あじむ」さえ読めれば難しくなかったはず。
答えがわかってる状態なら、逆算で動機とかも考えやすいし。
ちなみに、こないだ読んでた「本陣殺人事件」はちっとも推理できなかった。
私は物理トリック苦手なんだな、と思ったよ。
ただ、犯人の動機が処女厨乙というのはワロタ。

それよりも、この話で重要なのは「期待」という言葉。
別に、里志がいうみたいに、あきらめから来るというばかりでもないと思うけどね。
もともとジャンルが違って、あてにするしかない状況もあるから。
ただ、自分がやりたくないからやってくれそうなやつに期待するのは間違ってると思うｗ
ともかく、今回は「自分がやりたいことを、やりたいと思ってないくせにあっさりやってくれてしまう」というケースが多く描かれていた。
ナコルル先輩なんか、「夕べには骸に」に才能の差を感じてへこんでたけど、摩耶花からみれば「あんなに面白いマンガかける人が、さらに上を見て自分はダメだと思っている」という、二段構えでダメージをうける話だったわけで。
そういう気持ちをおさえるための言葉を私は知っている。

「おにぎりの梅干しはね、背中についてるから自分には見えないんだよ」

奉太郎は、自覚はしてないけど推理能力はすぐれている。
これが、奉太郎の背中についている梅干し。
「愚者のエンドロール」では入須に乗せられて、最初落とし穴にはまったが、はまったことにも気づいて反撃できたし。
しかも、今回は部室からほとんど動かずに目的を達してるし。
この場合の目的は、どっちかというと「氷菓」完売のほうだけどｗ
というわけだから、他人に期待されてるうちは、自分はそこそこの人間だと思っておいていいんじゃないの。
ただし、あてにされるのは私はキライなんだ（by南千秋）。

・ココロコネクト
ネタが変わって、今回は欲望解放編。
解放された結果、太一に誘惑を仕掛ける姫子は普段何を考えているのか。
まあ、私は女の子に対する幻想を大切にしているので、あまり深くは考えないでおくよｗ
しかし、ある程度先を知ってるというのもあるけど、描かれ方としては姫子のほうが正ヒロインだな。

解放されて困る欲望って何だろうと考えたとき、まずはやはりエロ欲望にたどりつくわ。
満員電車内で発動したら人生終わるレベル。
暴力のほうは、唯みたいに「自分が人殺せるレベルで強い」とこわいな。
いや、私とかでも、武器を持ち出す可能性あるか。
メタで考えるなら、今回の件は「みんなもっと素直になれよ！　そうすれば解決するって！」という考え方に対する実験。
前回の件は「相手の立場になって考えようぜ！」の実験だね。
それが、どうにかうまいこといくのは、あの５人がいいやつだからって思うのは、私の考えがハッピーすぎるからかどうか。

・ゆるゆり
姉妹にスポットを当てた話だけど、マジで兄とか弟とか出てこないなｗ
Ａチャンネルでも、ナギの兄貴は存在が確認できる程度だったけど。

櫻子の家は、下２人はみなみけだけど、長女がクール。
「出てけ」をガチ土下座でやられたらかえって心が痛む。
花子様はもっと出番増やして下さい。
今クールは、俺の日（ｒｙが妹系の役でいっぱい出てるのに、レギュラーで出てこないのがかえって苦しいです神様助けて。
しかし、櫻子は姉妹的にはいらん子だけど、向日葵にとってはいないとダメだなあと思わせるちょっといい話が多いな。
体重が増えて、それがまるまるおっぱいという向日葵は何者。

千歳のノートは、きれいにとってるのに血まみれってのがワロタ。
こいつこそ、普段から何考えて生きてるんだろうと思うのだが、おそらく私の学生時代と何も違わない。私は鼻血は出さなかったが。

あかねさんは、これお兄ちゃんだったら通報するレベル。
ちなつちゃんのお姉さんが百合百合した感情を抱いてるけど、これであかねさんが男だったら、考え直せと言わざるをえない。
妹のパンツかぶってティータイムとか、ちょっと私には無理……。いや、普通に衛生的な意味で。
それが、お姉ちゃんだとギャグですまされるので、百合は卑怯だとちょっと思ったｗ