ひよりみっ!

ディープインパクトが三冠馬になった年からやってる日記

駄作こそ今しか見られないよな……

2012-01-14 22:00:06 | 雑記
アニメとかいろいろ見ていて、感想とかを見る機会も多いのですが、叩かれる対象になる作品もけっこうな数あります。
原作のキモをスポイルする改変を行ったり、作り手が大言壮語吐いてたりするケースが多いかな。
そういうのは、記憶のフックができるだけマシで、大半の作品は次の年になるとやってたことを忘れてたりするもの。
そうなると、語り継がれることもないので、あらためて見ようなんて話にもならなかったりで。
そう思うと、我々は下手するとその作品のことをリアルに知ってる数少ない存在になりうるのかもしれないとか考えました。
30年後に、昔のアニメを観ようと若いファンが思ったとき、「true tears」とか「まなびストレート!」とか「sola」とかにたどりついてくれるかってハナシ。
私は名作だと思ってますけど、その時代になると、そもそも見る手段が残ってるかどうか。
それについては、逆にインターネット以上に便利なものができていて、いつでも簡単に見られるようになってる可能性もあるか。
とにかく、この時代を生きるものとして、当時の社会背景などをふまえた感想なんかを語りついでいけたらいいと、ふいに思ったのでした。
コメント (2)
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童貞魂をゆさぶってくるよね>あの夏で待ってる

2012-01-14 00:09:20 | アニメ
1月13日といえば虹野さんの誕生日として記憶されているのですが、本日新たにfannelさんのジュニアのお誕生日という記憶が加わりました。ジュニアと書くと、ラーメンマンと闘ってもらいたくなりますね(待て)。なにはともあれ、おめでとうございます。

それでは、流れまったく関係ナシにアニメ感想。

・輪廻のラグランジェ
ヒロインの声が水橋かおりを思わせる何かだったんだけど、「確か若手使ってたはず。名前覚えてないけど」という感じで見てたら、石原夏織だった。かおりはあってるな(笑)。「会長はメイド様!」で聞いたときは、まだまだこれからってところだったけど、若い人は成長早いと、悠木碧とか小見川千明とか寿美菜子とか見て思う。
主人公のまどかは、わりと万能っぽく見えて、しかしその力を他人のために振るうことを惜しまないという、とても好感がもてる子。
だからこそ、ロボみたいな巨大な力を与えても、おかしなことには使わないだろうという安心感がある。
近年、パイロットとかを女の子にやらせるのも、そういうことじゃないかと思ってる。
男になると、ダークヒーローもののほうがうけるような気がするんだなあ。タクトみたいなのもあるけど。

ストーリーは、いろいろ伏線はってるみたいだけど(能登声の人が、まどかをロボに乗せたがってないみたいとか)、おいおい説明されるだろうから当面ほっとく。バトルは、プロレス技で決着つけたあたりが爽やか。
向こうはビーム逆利用したりしてたんだっけか。
それへの対応も、妙に落ち着いてたので、いい意味での違和感(理由説明しやがれ気になるだろってこと)が残った。

・銀翼のファム
グランレース回想回。
ファラフナーズが死んだところで、オープニングのシーンが発動してたな。
ルスキニアとリリアーナの間には因縁があると思ってたが、そういうことで。
てか、ルスキニアたちがファラフナーズを守るために体をはったシーンが妙におかしかった。
たぶん、彼らにとってはそうするのが当たり前だってことを示してたのだと思うけど。
ファラフナーズは、今回だけ見るかぎりではいい人だし、サーラちゃんがそれを目標とするのもわかるわ。
多少うらまれるようなことをしたからテロに巻き込まれたのだけど、全体の利益のために一部に損を分配するのも、えらい人の役目だったりするのでしょうがない。
では、ミリアは今後どうするつもりなんかね。
彼女にとっては、トゥランを形にするところまでが目標で、グランレースを行う意義である世界平和を実現するのは別次元の問題っぽい。
てか、世界が平和になっても、トゥランがなくなったらミリアにとっては意味がないのか。そのへん、リリアーナと見解が分かれてるのかもしれない。
一方で、反抗するであろう存在を生かしておいたせいでああいう悲劇に至ったのだから、この際逆らうやつは皆殺しにしてしまえというのも、あのテロを踏まえるとわからんでもなかったり。
とくに、ルスキニアにとってはファラフナーズは絶対的存在みたいだったからさ。
でも、そこは「お互いを信じる」ことで乗り越えてもらいたいのだ。
その役割を担うのは、ファムであるべきだね。

・SKET DANCE
「壊れてしまった特別な真理子」は、ほぼ原作どおりやっちゃったなあ。むしろ、下方向入力の説明とか、コントローラーから何か出てくるとか、ネタが増えてたくらいで。
真理子とルイジアナの双子ネタで、わざわざふたご姫キャスティングをやってきたのは、どんだけマニアックやねんと思った。小島めぐみとか、最近はTRPGリプレイの仕事しか知らんぞ(笑)。
でもって、次の週に椿とボッスンのからみを入れてくるあたり、

「スイッチとヒメ子の重いエピソードは、各クール末にやったんだから、今度はボッスンのターンですよー」
「ボッスンと椿には因縁がありますよー」

というアピールになっている。
このへんは、原作のキモをわかったうえで構成してることが感じられるわ。
原作読んでる立場からすると、いいアニメ化をしてると思うので、アニメがつまらんと思う人は、たぶん原作呼んでも面白くないと思う(笑)。

・ペルソナ4
同じことを、菜々子視点と鳴上視点で描き、真相をあとから理解させる作り。私はこういう仕掛け大好きだ。
そして、その1週間のうちに、私はゲームのペルソナ4を進めていたので、さらに意味がよくわかった(笑)。
ゲーム内での要素である、バイト・釣り・時価ネットたなかといったネタを、まとめて消化しようとしてたのね。
アニメのほうでは、シャドウ倒しても別に金入るわけではないし、一方で装備買うとかいう要素もないので(武器屋のおっさん、アートからみで花火師やってた……)、バイトで稼がないとしょうがないと。
それにしても、傘8000円とかロボ68000円とかは物価おかしいだろ(笑)。

話のつくりとしては、菜々子が最初のきっかけを作って、そのためにお兄ちゃんが奔走して、数々の絆を結び、菜々子ふくめて全員が幸せになる、ほんわか系昔話みたいなノリだったね。
鳴上は、パラメータがそうなってるからかもしれんけど、むちゃくちゃ人に親切だ。
くし投げたばあちゃんの真意を見抜いて、わざわざ通販で釣りセット買ってヌシ様釣るとか、ギャルゲーのいいやつ主人公でもありえんレベル。
そういうやつだから、どの女子キャラとくっついても許せるって思うんだけどな。

・あの夏で待ってる
もう、いろいろと「おねティ」。
もうちょっとで恋愛に発展しそうな仲良し男女グループとか、正体を隠しておかないといけないらしい地球外からの来訪者とか、それがなし崩し的に主人公のうちにごやっかいになるところとか、その子が年上でメガネでやわらかそうな身体してるところとか。
ただ、主人公について、「おねティ」では本人が原因となる問題を抱えてたのに対し、こっちは外から何かされたっぽいのが違うか。それについては、すぐ説明してくれるとして。
とにかく、ああいう身体はエロいのに、精神的には肉食っぽくない女の子との同居というのは、童貞魂とかいうやつをいたく刺激してくるもので。てか、主人公自体がそれの持ち主じゃん(笑)。
それから、いかにもカマセな柑菜もなかなかかわいい。小石というよりは、あなるのほうに近いイメージ。おっぱいとか声とかは、ヒロインのいちかに持ってかれたが。声は、これまた石原夏織だね。「水橋を20歳若くした感じ」で覚えたので、すぐにわかった(笑)。
ストーリー面は、「おねティ」の「停滞」という設定がわりと力技に感じたので、今回はもう少しナチュラルに感じられるものがいいなあ。
ぶっちゃけ、ひたすら寸止め展開でいいんよ、うん。
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