ひよりみっ!

ディープインパクトが三冠馬になった年からやってる日記

他人に優しいキャラを描くのは案外難しいのかも

2008-11-08 00:18:14 | アニメ
明日仕事をするのがだるいので、本日残業。
休みの間に呼び出し食らったりしなければいいなあ……。

それでは、仕事中に下書きしておいたアニメ感想(おい)。

・とらドラ!
この作品、非現実的な設定を使わず、恋愛と友情を軸にしてあれだけの面白さを出せてるところがすごいわな。
キャラのパラメータ的にも、チートっぽいハイスペックキャラはいないし、ただ、キャラの性格をもとにして魅力的な個性を作り上げている。
それも、大河や亜美みたいな、現実に隣にいたら困ったちゃんになりそうな子をそう見せているのだ。
これは、ひとえに主人公である竜児のキャラクターによるものと思っている。
竜児には問題児たちを受け止められる包容力があるけど、そうなった理由がちゃんとわかるんだな。ちょっとだらしないけど自分を育ててくれている母親を大切にしているのがそれ。
そんな竜児を通じて大河を見てると、あの暴虐ぶりもやさしく見守れるような気がするわけよ。

・とある魔術の禁書目録
……なぜ「とらドラ!」の次にこれを書くのかは察してほしい。

この作品、全体的に説得力に欠ける。
たとえば、今回「科学的に見れば、1年で脳の容量の15%を使い切るなんてありえない」というハナシが出たけど、なんで火織たちはその発想にたどりつけなかったんだよというツッコミが見られた。
おそらく、魔法的発想と科学的発想は別物で、魔法側にいる人間ではそこに思い至らないということなんだと思うんだけど、これは私が勝手に導き出した考えで正しいとは限らないし、作中でそれは示唆されていないはず。
こういう作品の場合、当麻がたどりついた答えには、作品内で記されていた情報の範囲内で視聴者もたどりつかないといけないと思うんだが、「その場で起こってる現象に対しては」やたらと説明的なわりに、そのへんの伏線張りが弱いから当麻が主人公補正受けているように見える。
あれだよ、推理小説で探偵がそこまでに描かれていなかった証拠を持ち出して推理しちゃう感じ。

・今日の5の2
ユウキの立ち位置がいまだによくわからん。

チカ:ケンカするほど仲のいい幼なじみ
メグミ:メガネ巨乳
カズミ:無口な不思議ちゃん
ナツミ:俺の嫁(予定)

ここまではいいと思うんだが、うーん普通ちゃんなのか?
そんなことより、天体の不思議に目を輝かせたり、白ブリーフを愛用してたりするツバサくんのほうが萌えキャラに思えてきたんだぜ。

・喰霊
うわーい、べったべたなラブコメだー。
ノリちゃんが香水のことについて空気読まないこと言ったのは許してあげてほしい。あれは、火に油を注いだ神楽が悪いのだ……。
収穫としては、二階堂さんがマジメ委員長系萌えキャラだということが判明したことだな。今オフィシャル見たけど、18歳だったのかよ。萌え倍率さらに倍。
マジメなことを言うなら、現状黄泉がツンを発揮していてニヤニヤできるこの関係が崩れることがわかっているがゆえの独特の物悲しさがあってよいね。
その過程で、冥とかいう新キャラがどういう役割を演じてくれるのかな?

・地獄少女三鼎
久しぶりに「こいつはイヤな人だなー」というキャラ(モンスターペアレントっぽいばあさん)が出てきたけど、流される人にはならなかった。
依頼者である先生が流すことを躊躇した時点で、今回流されるのは孫娘のほうだと理解したけどな。
孫娘がばあさんには真実と違うことを言ってるのも予想できたし。

今回地獄コントがなかったのはちょっと残念だった。
ラスト、ばあさんがただ孫娘を溺愛していただけで、本質的に悪い人でもなかった感じを残すためには、コントはジャマだったのでそういう意味ではよかったんだけど。

ところで、次回予告時点で依頼者の声が小林沙苗だと思ったんだが、かつて依頼人で出てたので違うのかなと思い直したら、普通に2度目の出演だった。キャスティングにそういう縛りはなかったんだな、と。
そういえば保健の先生役で水樹奈々が出てたので、彼女の正体については後半のネタにするのかも。顔とか、わざわざ見えにくくしてたしね。
コメント (2)
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