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ひよりみっ!

ディープインパクトが三冠馬になった年からやってる日記

花散里

2005-09-08 21:20:17 | 源氏物語
非常に短い帖で、たぶん本筋とも深いつながりはないです。
ようは、光源氏というのは
「昔付き合った女を完全に忘れることはなく、
かといってしっかり愛するというわけでもないという
キープ状態においておく性癖がある」
ということの説明みたいなものですね。
で、相手の女の人も違う男の人を見つけていたりして、
「世の中って変わるものだねえ」とか言ってるわけです。
たとえとしては悪いですけど、
「捨てる技術」をぜひとも学んでいただきたい人と言えますね(笑)。
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賢木

2005-09-03 00:37:46 | 源氏物語
簡単にまとめるとこうです。


    ,.イ  / /  !  !   !〃 ,  ,  、 ヽヽ,
   i ' // ./  .l  l   l!' 〃   ii!   ,ヽ. ヽヽ
    ! // ./   .:! :l   ├ィ从!,、_ リ!,   i i}  i! }
  /..:/  .:/   ..::! :l    |     `゛ `^''wリ_iイレ`
  /::/ ..::/ . _:::::l ::!   ├- 、 _         l|
 /:/ ..::::/ .././久Y: :::l:  | 、.._ニ,=ミ、_ 、 i_,.l ノ
 /:..:::::/..::/ ハ 、y:l: :::l: i|Y! {;イリ` `ーシィケ/   藤乃静留壷去りし今、
 :::::/::: :.::::/:::∨::ハ:::::l:. ∨   `ー=    i{iリ/   時代は我ら執行部右大臣家のものよ!
 ::':::::::::::::/:::::/::::: !::: l:. ヽ       ヾ/
 ::::::::::/:::::::::/:::::::. :::: ::.  ',       -,ィ1
  ...´..:::::::::::/:::::::::::. ::: :  }   'ー= ,‐: ハ
 ::::::::::::::::;:イ:::::::::::::::: ::  /   7i´   }
 ┬┬'-‐<|::::::::::::::::: :.:' ,ハ`:ァ.ー:':::ヽ.   ノ
  l l   ヽ:::::::::::::: ..:: '( ヽ! |:::::::::::::)::.``)
   l l   ヽ::::::::::::::::.:. 、ニイヾ::::::::::/:::: ノ
   l l    ヽ::::::::::::::::: )、`ヾ、::::::::::: !


簡単に言い過ぎですか、そうですか(笑)。
それでは、もう少しまじめに。

・六条の御息所は結局娘と一緒に伊勢に下ることにした。
付き合っていたころは特別どうとも思わず、
呪いうんぬんがあってからはうとましく思っていた光源氏であるが、
いざ別れるとなると失うのが惜しくなるのであった。
つーか、お前はどこぞのヘタレ糞虫か(笑)。
・桐壷帝崩御。
それを機に、中宮藤壷は三条の院に移る。
・光源氏はあいもかわらず藤壷に言い寄っている。
藤壷としては、もし関係がばれたら
東宮に影響を及ぼすと考え、
いろいろ悩んだあげく出家することにする。
・左大臣も同じころに職を辞してしまった。
こうして右大臣側の勢力が強くなった。
・さて、光源氏は朱雀帝に寵愛されている朧月夜とも付き合っていた。
朱雀帝はふたりの関係を噂で知っていたが、
この人、わりとおおらかな人で
「仕方がないな」ですませていた。
・が、その関係が右大臣(つまり弘徽殿の大后の父親)にばれてしまった。
これを機に弘徽殿の大后は光源氏を追い落としにかかることにした。

んー、むしろ静留は光源氏にして、
藤壷=なつき、朧月夜=雪之と見たうえで、
雪之に手をつけた静留に遥が切れたという展開にしたほうが
しっくりくるような気もしてきましたよ?(笑)
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2005-08-26 00:56:51 | 源氏物語
さっきまでDCSSを見てました。

音夢:雨の中で仔猫を抱くのはあざといから!(笑)
あと、誤解→すれ違いのパターンは、音夢萌えの某氏メタだと思ったわ。
ことり:「仲のいい友達と恋人は違うの……」という切ない言葉に
胸がキュンキュン。これは私メタだわ。
萌先輩:先輩+ビキニ+猿の組み合わせで
10秒後に何が起こるかわかるよね(笑)

さて、ぼちぼち本題。

・譲位してしまった桐壷帝は、もう藤壷の宮と仲良くしたい放題
・六条の御息所の娘が伊勢の斎宮になるということで、
御息所は自分自身も下ってしまおうかと考える。
・この件について、院は光源氏に
「故東宮の寵愛も格別だった人なのだから、
並々の扱いをしてはならぬ」といいつける。
源氏は、そうしないといけないと思いつつも、
実際にはどうともしなかった。
御息所のほうも、年齢差とかを気にして何もかも打ち明けたりしないので、
源氏はそれをいいことに遠慮してみせたりする。
その態度を、御息所はつれないと思うのだった。
・そのころ、葵の上は源氏との子をみごもっていた。
なんというか、いつの間にって感じ(笑)。

・賀茂の斎院も替わったので、立派なお祭りが開かれることになった。
それに、光源氏も参加した。
・それを葵の上が見に行ったのだが、
車の行列ができていて困ってしまった。
そのとき、お忍びで見学に来ていた六条の御息所の車とかちあい、
いさかいののち、葵の上側の車が御息所の車をおしのけてしまった。

御息所「このうらみはらさでおくべきか」

・そして、葵の上がもののけにとりつかれてしまった。
ツンツンキャラから病弱キャラへのスイッチである。
まるではにはにの茉理のようだ(笑)。
・葵の上が産気付いたとき、葵の上がもののけを払う祈祷をやめさせて、
光源氏をひとり呼び寄せた。
行ってみると、そこにいたのは御息所の生き霊だった。
・とにもかくにも、葵の上はどうにか男の子を産むことができた。
光源氏は、葵の上のことを気にかけて、忍び歩きもしなくなった。
それでも、葵の上はまもなく死んでしまう。

・なんか世の中がいやになってしまった光源氏であるが、
ふと思い出したのは若紫のことだったりする。
・そうしてふさぎこんでばかりもいられないと思った光源氏は、
まず院に出かけてみることにした。
その後は二条の院(=若紫のところ)に向かった。
・ああ、紫たんはますます美しく成長したことだなあ……。

・ある朝、若紫がなかなか起きてこなくて、
みんなが心配したことがあった。
その若紫、人がいない隙に頭をもたげてみると、
枕元に手紙が置いてあった。中にはこんなことが書いてあった。

「我慢できなかった……むしろ今まで我慢してきた自分を誉めてやりたい(意訳)」

・若紫、こんなにエロい人を今まで信頼してきたのかと
自分の愚かさを嘆く。
・光源氏はそんなふうにして機嫌の直らない若紫を見て「萌えー」とか思う。


「笑う大天使」という作品(映画化されるんだって?)で、
主人公の3人組(乃梨子+祐巳+江利子くらいの組み合わせと思うとよい)が、
古文の先生から「源氏物語読んできなさい」という
宿題を出される話があるのですが、
そのときに「10歳の紫を18歳の源氏が
引き取って育てるという設定だけでも異常だが、
4年後の『葵』を読むと腹立つぞ」
とひとりが言ってました。
男子大学生が小学生のことで思い悩む
PS2版の「苺ましまろ」なんかやらせたらどう思うんでしょうね(笑)。
コメント (2)
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花宴

2005-08-18 00:24:43 | 源氏物語
この章はわりと短いです。

・光源氏と藤壷の宮とは許されざる関係というやつであるが、
とある花の宴ののち、もしかしたら一目あえるかもと
藤壷のあたりを忍び歩く光源氏。
しかし、その希望も叶わなかったので弘徽殿のほうにいくと、
「朧月夜に似るものぞなき」と口ずさみながら歩いてくる女がいた。
・とりあえずやってみた(何)。
あれ、確か弘徽殿の妹である六の君は
東宮のところに入内させるんじゃなかったっけ?
もしかしてこの人がそうなのか?

光源氏「ま、いっか」

まあ、物語的には「ま、いっか」ではすまないわけで、
これがもとで左遷されたりするわけですが(笑)。
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紅葉賀

2005-08-12 01:07:47 | 源氏物語
例によってあらすじを

・藤壺が男の子を出産する。
光源氏にあまりにそっくりで、ふたりともどきどきものだ。
帝は何気に「お前の小さいころを思い出すよ」とか言うし。
・葵の上とは相変わらず。
若紫を引き取ったことも気に入らないようだ。
・若紫はまた成長して萌えー。
・光源氏、源典侍という熟女に手を出す。
そこを頭の中将におさえられてネタにされる。
・そんなわけで、藤壺が中宮になる。
弘徽殿の女御は自分が中宮になれなかったことが気に入らない。
まあ、皇太后になることは約束されているんだけど。

さて、ただいま「苺ましまろ」鑑賞中。親と(笑)。
アナ(=能登)のひとり芝居サイコー。
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末摘花

2005-08-03 00:38:05 | 源氏物語
あらすじ

死んでしまった夕顔や空蝉とその娘のことが
いまだに気にかかる光源氏である。

光源氏「あー、仰々しい身分でなくて、
ただただ可愛くて気兼ねせずにすむような女性を見つけたいねえ」
大輔の命婦「常陸宮の姫君が父上の死後わびしくお暮らしで、
引きこもって琴ばかり弾いてらっしゃるようですよ」
光源氏「よし、それだ!」

とりあえず聞きに行ってみた。
光源氏「ああ、こんなところでひとり淋しく琴を弾いているのだなあ」
命婦「ぼちぼち帰りません?」
光源氏「もう少し近付いてみたいのだが」
命婦「そっとしておいてくださいよ」
光源氏「まあ、いきなり打ち解ける女もどうかと思うね。
でも、私の気持ちはそれとなく伝えておくように」

しばらくのちのこと。
光源氏「命婦よ、手紙を出しても返事も来ないぞ」
命婦「まったく、今の世に珍しくはにかみやですわね」
光源氏「おそらく、私を好色だと疑っているのだ。
まったく、私は心変わりするような人間ではないのに、
相手が私を信用してくれないから
結局は私のせいになってしまうのだ」

またしても説得力のある発言だ(笑)。

さて、それでも姫君の返事は来ない。
光源氏「こうなったら、逢えるようにお前がどうにか段取りをつけろ。
何、変なことはしないから、絶対」
命婦「まったく仕方ないですね……」
というわけで、逢ってみた。でも、逢っても何も言ってくれない。
光源氏「もうやってられんわ!」→侵入
命婦「結局やっちゃうんじゃないですか!」

それでも、まったく手応えがなくて
がっかりの光源氏であった。
後日、光源氏は姫君の姿を見るのだが、
鼻の赤い不美人であったのでなおさらがっかり。

オチ:最後に紫たんと遊んで、
「やっぱりこういう可憐な子が一番だなあ」としみじみ。

……それにしても、言動不一致甚だしい男だなあ、こいつ(笑)。
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若紫

2005-07-29 00:18:02 | 源氏物語
今回は通常営業であらすじを。

・病気にかかった光源氏は、治癒のためにとある聖のもとをたずねる。
その聖の妹(尼)が、幼い娘を育てていた。
・話を聞くと、藤壷の兄の娘であるらしい。なるほど、そっくりなわけだ。
「こういう人を思うように育ててみたい」と光源氏は思った。
・尼がもう余命幾ばくもないことを知り、光源氏は
自分が後見人になれるように画策する。
「私も、幼いころに母や祖母をなくしまして、気持ちはわかるのですよ」
「しかし、まだ幼すぎますから」
(まあ、今回は話をできただけでよしとしよう)
・さて、娘(若紫)は光源氏お兄ちゃんを見て
子供ながらにきれいな人だと思い、
人形遊びをしたり絵を描いたりするときに
ちゃんと光源氏を作るようになったそうな。
・そうこうしているうちに尼がなくなり、
若紫を実の父親が引き取るとかいう話もあったので、
光源氏はとっとと若紫を連れて行くことに決めた。
迎えに行ったとき、若紫が「眠いからもう寝る」といったところ、
「なら、私の膝でお休み」とか言い出す光源氏。
一緒に寝ることにやたらと光源氏がこだわるので女房が突っ込むと、
我らが光源氏お兄ちゃんはこのようにおっしゃった。

「ハッハッハ、何を言ってるんだい。私はロリコンじゃないよ(意訳)」

これが説得力というやつか!(笑)

・そして、絵とか人形をえさに「うちにおいで」と誘う光源氏。
結局、「お父さんからのお迎えできました」とか言って、
後日連れて行っちゃうんだけど(笑)。
・で、とりあえず字を教える光源氏。
「書き損なってしまいました」と恥ずかしがって、書いたものを隠す若紫。
これが萌えというやつか(笑)。
そういえば、千春先生は若紫のことを
「日本最古のロリロリ妹キャラ」って言ってたなあ……。

さて、この背後で以下のような話が進行してます。
・明石の前の国主の娘がなかなかいい娘なのだが、
父親がうるさい人で結婚相手にこだわっているらしいという噂を聞く。
・葵の上とはあいかわらずうまくいってない。
・藤壷の宮ご懐妊。父親は察しろ(笑)。

では、ちょっと結婚式に出席するので、
関東のほうに行ってまいりますよー。
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夕顔

2005-07-20 21:44:12 | 源氏物語
ゲンジ丸「るーるーるー」
サスケの中将「どうしたんですか、ゲンジ丸さん。
東鳩2でもやられたんですか?」
ゲンジ丸「違うわい! 悲しいことがあって、ちょっとたそがれてるんじゃい」
サスケ「おや、ゲンジ丸さんにしては珍しい。
話を聞かせてもらいましょうか」
ゲンジ丸「うむ。あるとき、かつての乳母が病気にかかって尼になるというから、
見舞いにいったことがあったのだ。
そのとき、その隣にある妙にみすぼらしい家に住んでいる女のことが気になってな」
サスケ「お見舞いに集中しましょうよ!」
ゲンジ丸「で、その家に咲いていた夕顔の花を手折ったら、
中から少女が出てきて、その花を扇の上に乗せて渡してくれた。
その扇に『もしや、あなたはゲンジ丸様では?』という歌が詠まれていたわけよ」
サスケ「それは気になりますな」
ゲンジ丸「そうだろ? このとき、俺様はあえて素性を隠して交際を続ける道を選んだ」
サスケ「まあ、あまりいい噂にはなりませんし」
ゲンジ丸「かわいらしい女だったんだがなあ。どことなく子供っぽくって」
サスケ「しかし、過去形で語っているということは、つまり」
ゲンジ丸「うむ、先日いきなり死んでしまった」
サスケ「うわっ、なんか泣きゲーのトゥルーエンドみたいだ。
原因はなんだったんです?」
ゲンジ丸「よくわからんのだが、その夜、枕元に変な女が現れてな」
サスケ「変な? 特徴は?」
ゲンジ丸「美人で、気品がありすぎるくらいあって、年増」
サスケ「それって、もしかして六条の御息所じゃないですか!」
ゲンジ丸「はっ、そういえば最近ぜんぜん逢いに行ってなくて、
しばしば得体の知れぬ悪寒を感じていたのだった」
サスケ「結局、全部あなたのせいじゃないですか!」

ちなみに、その死んじゃった人(夕顔)は
頭の中将が昔付き合っていた人で、娘までいたというオチがつきます(笑)。
あと、前の章で出てきた後妻(空蝉)は、
夫とともに任国に下ってしまいます。
さて、次章はついに紫たんのご登場ですね……。
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「空蝉」つーかまだ続けるの?

2005-07-13 00:58:18 | 源氏物語
ゲンジ丸「さて、この話はスーパーハンサムボーイゲンジ丸と
彼をとりまく美女、美女、美女のお話なのであるが、
前回のあらすじはどうだったかな?」

小君「ゲンジ丸様が、私の姉に袖にされたところまでですね」
ゲンジ丸「ちょっと待てい! 前回そんな話は一度もあがらなかったぞ!
歴史の改ざんだ、貴様の国の教科書の再検定を要求する!」
小君「政治的なボケはやめてくださいよ。
そもそも、ゲンジ丸様が自分のモテ話しかしなかっただけでしょう」
ゲンジ丸「つーか、お前いったい誰だよ」
小君「姉との連絡係のために、あなたが連れてきたんじゃないですか」
ゲンジ丸「あーそうだったそうだった。
ならば、俺様がふられたわけではないことを証明してやるから、
彼女に逢えるように手引きをしろ」
小君「はいはい……」

小君「じゃあ、ゲンジ丸様はここで待っていてくださいね。
……今帰ったから開けてー」
女房「ちょっと外が丸見えじゃないの」
小君「どうしてこんなに暑いのに格子なんかおろしているの」
女房「今、西のお方(注:例の後妻の継娘)がいらっしゃって、碁を打っておられるのよ」
ゲンジ丸(む、またしても美女の香り? よし、レッツ覗き見!)

ゲンジ丸(むー、ひとりは例のお方であるな。
もうひとりは……おお、グラマラスで俺様ごのみじゃなーい)
小君「ああ、ゲンジ丸様、こちらでしたか。
すみません、珍しい客が来ておりまして、側にもよりつけません」
ゲンジ丸「ならば、このまま帰れと言うのか。それはあまりにあんまりじゃな~い?」
小君「まあまあ、客が帰ったら考えますから」

小君「ようやく寝静まったようです。隙を見て引き入れて差し上げますから。
……さあ、どうぞ」
ゲンジ丸「よし、抜き足差し足」
小君「って、口に出しちゃってますから!」
後妻(……ああ、またゲンジ丸様がいらっしゃった。
どうしましょうどうしましょう。とりあえずここは……)

ゲンジ丸「うむ、例のお方はひとりで眠っておられるな。
ではさっそくボインターッチ……って、このおっぱいがいっぱいな感触は」
西の方「う~ん……」

ゲンジ丸「ま・ち・が・え・た!」

ゲンジ丸「まあ、この際だからどっちでもよし」
小君「そんなんでいいんですか!」
ゲンジ丸「俺様を待っている美女は世界にごまんといるんだ。
逃げた女を追い掛け回しているひまはないのさ。
しかし、この脱いでいった上着は記念にもらっていってやろうか」
小君「言ってることがもうむちゃくちゃだ!」


というわけで、まとめると母娘(義理だけど)をまとめて食ったという話ですな(笑)。
ここまでの節操のない行動からは、
なんか昔のエルフゲー主人公の雰囲気を感じ取ってしまいますね。
しかし、サスケが出ないとこのノリはさすがに厳しいです。
変なところで古賀亮一のすごさを感じた今日このごろ(笑)。
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「帚木」もしくはニニンがゲンジ伝

2005-07-06 00:24:59 | 源氏物語
ゲンジ丸「おーサスケ、よく来たな。せっかくだから俺秘蔵のラブレターを見せてやるぜい」
サスケの中将「別にどうでもいいですが……そこまで言うなら見てあげますよ」
ゲンジ丸「ぬうっ、キサマ頭領たる俺様になんて口の利き方を」
サスケ「この世界の設定上は、あなたは僕の義理の弟ですから」
ゲンジ丸「嫌な設定だな、おい!」
サスケ「こっちだって嫌ですよ。せっかくかわいい妹がいるというのにあなたの嫁なんて。
しかし、世の中には勉強ができて、スポーツ万能で、
料理も得意で気立てもばっちりな女の子というのはなかなかいないもんですねえ。
ま、実際には普通くらいな女の子のほうがキャラは立ってるものなんですが」
ゲンジ丸「ほほう、普通とはどういうものかな」
A・B「そういう話なら我々も参加させてもらおうか!」
ゲンジ丸「どこからともなくわいてきおってからに……。
まあいい。じゃあ先にお前らの妄想でも聞かせてもらうとしようか」
A「妄想じゃないですってば!
えーっと俺の場合はですね、付き合ってた女の子が
それはもうしっかりした子だったんですけど、すっごいヤキモチ焼きで、
一度『出家してやるっ!』って言ってやったら、
『どうぞ御自由に』とか言われちゃったんですよ」
サスケ「それ、お前にとっていい話なのか?」
A「まだ続くんですよ。それで、しばらくケンカして会いに行かなくて、
それでもある日、落ち着くところがほしくて彼女のところに行ったら、
なんかずいぶん大人しくしてて
『もう浮気しないって誓ってくれるなら、仲直りしたいな……』
って言ってくれたんですよ!」
サスケ「おお、ツンデレキャラだ! で、その結末は?」
A「それが、あまりにそれが可愛いのでしばらくじらしてたら、
そのうちに彼女死んじゃったんですよ」
サスケ「死亡フラグだったのかよ!」
A「そのあと、彼女のことを忘れようと付き合った女の子は、
器量よしだったんですけど俺よりも浮気者で……」
ゲンジ丸「わかったわかった。お前の話は本当だと認めてやるから。
で、そっちの話はどうなんだ?」
B「僕が付き合ってたのは、すっごく頭がいい子だったんですよ。
で、勉強を教えてもらう口実で彼女の家に遊びに行ったりしてですねえ。
そのうちにいい関係になったわけです。
そんなある日、久しぶりにちょっと遊びに行ってみると、
なんかよそよそしい感じで、つまらないことで嫉妬するような子なら興ざめだ
とか思っていたんですが、聞いてみると風邪をこじらせていて、
薬にニンニクを使ってたんですよ。
そのニオイが消えたころに会いに来てと言われたんで、
『もう夕方なのにひるが過ぎてから(注:ひるはニンニクとかかっている)
来いとはこれいかに』と詠んだら、
『いつも会うような関係なら、ひるでも関係ないじゃないですか』
とすぐに返歌をくれたんですね。いやあ、あれは実に素早かった」
ゲンジ丸「ま、これは妄想だな」
サスケ「そうですね」
B「ちょっと待ってくださいよ、何を根拠に!」
サスケ「まあ、結論としては、自分のことを信じてけなげに待ち続けてくれる女の子が
一番ということですよね。そう、まるで僕の妹の葵たんのように……。
って、ゲンジ丸さんもう寝てるー!」
ゲンジ丸(……やっぱり最高の女は藤壷ママだぜ)

……

ゲンジ丸「さて、久しぶりに左大臣家にでも顔を出してやるとするか。
葵はまじめなんだが、あまりにクソまじめすぎるところがつまらんのだよなあ……」
女房「ゲンジ丸さま、申し訳ありませんが、今日こちらは悪い方角でした」
ゲンジ丸「んー、めんどい。ここで寝る」
女房「まあまあ。紀伊の守のお屋敷に流れるプールがあるそうですよ」
ゲンジ丸「むっ、つまりそれは美女がいっぱい?」
女房「えーと、たぶん」
ゲンジ丸「美女が呼んでいるなら仕方あるまい。
ハイパーエクセレントボーイゲンジ丸、光の速さで見参!」

……

ゲンジ丸「……噂では、伊予の介(注;紀伊の守の父親)の後妻が
気位の高い女だという評判なのだが、いったいどこにいるのだ?」
子供「お姉さま、どこにいらっしゃるの?」
女「ここに寝ていますよ」
ゲンジ丸(これは、もしや噂の後妻?)
子供「ゲンジ丸さまのお姿を近くでお見上げしましたけれど、
本当に目が覚めるようでしたよ」
女「まあ、昼間だったらそっと覗いて拝ませていただくところだったのに」
子供「それではお休みなさいませ」

女「……中将はどこへ行ったの?」
別の女「もうじき参りますと申しておりましたわ」
ゲンジ丸(チャーンス!)

ゲンジ丸「……あなたからの愛のテレパッスィーを受け取って、
このゲンジ丸参上つかまつりました。
実は、私もずっとあなたを愛していたのです」
後妻「人違いでございましょう」
ゲンジ丸「人違いなどありえません。さあ、二人の愛の巣でレッツコンバイン!」
後妻「あーれー」

ゲンジ丸「といった感じで、またしても俺様のあふれんばかりのフェロモンが
一人の人妻をメロメロにしたという話なのさ」
サスケ「ゲンジ丸さん、はじめはうちの実家に来たはずなんですよね?」


……と適当に書きなぐりましたが、大筋では間違ってないはず(笑)。
いわゆる「雨夜の品定め」部分はちょっと脚色はいってますが。
それにしても、平安時代から男は普通に萌え会議やってたんですね。
なんか勇気と希望がわいてきました(笑)。
コメント (2)
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カルピス名作劇場「源氏物語」:第1話「桐壷」

2005-06-29 00:28:20 | 源氏物語
いやありえんて(笑)。

というわけで、やれるだけやってみることにしました。
世間的には「役に立たないものほどおもしろい」ということになっているので、
たぶんおもしろいものになると思います(待て)。

あらすじ
・あるときの帝は桐壷の更衣という女性だけを寵愛していたぞ
・ふたりの間にすごく美しい男の子が生まれたぞ
・東宮は右大臣の娘(弘徽殿の女御)との間の子だったが、そっちよりもかわいがっているぞ。
だから、弘徽殿の女御は不安で仕方ないぞ
・後盾のない桐壷の更衣はそんなこんなでいじめられて、心労がもとで死んじゃったぞ
・やがて6つになったころ男の子が参内したぞ。かなり賢い子だぞ
・帝はいろいろ考えて、その子に源の姓を与え、皇族から外したぞ
・いまだ桐壷の御息所のことが忘れられない帝は、
彼女と生き写しとされる先帝の四の宮を入内させたぞ
・その人のことを藤壷というぞ。また、源氏の君は光る君と呼ばれるようになるぞ
・源氏の君は12歳で元服したぞ。
そのときに、左大臣と帝の妹との間にできた姫(葵たん)と結婚したぞ。
(ちなみに、お兄ちゃんは弘徽殿の女御の妹と結婚したぞ)
・でも好き好きーなのは藤壷のほうだぞ


口調がるーこ先生なのは気にしないよーに(笑)。
とりあえず言いたいことは「エロゲーでや(ry
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