シーチキン王国の沖縄(消費量日本一)です。お中元・お歳暮の定番ですし、特売の日なんかには主婦が箱買いしちゃうくらい愛されまくっています。
和えものやチャンプルーなんかに普通に入ってます。
色んな種類のものが売られておりますが
ベストオブシーチキン、それはゴロゴロ肉の一本釣り。
シーチキン(のくせ)に1缶280円はちと高いが、ジューシーなお肉がウマ~。
寒い季節は白菜と煮込んでウマ~。
でも調べてみるとこれ、「近海ビンチョウマグロの一本釣り」を缶詰にしたってことだけなのですね。
そんなの近所の糸満の市場に毎日ゴロゴロ売られてます。
それでは、やってみましょう。 自作シーチキン。
簡単にできるので前にも何度か作ったことがあるんなけど、どうしても余ってしまって食べきれないので今回は改良型でチャレンジです。
まずは材料買い出しです。
近頃は中国人観光客が増えました
沖縄ではびん長マグロはトンボと呼ばれています。
市場の外にでるとネコまっしぐら。かわいい。でもあげない。
今回の改良点その1、は水産庁の上田さんが考案した「塩マグロ」の手法を取り入れたこと、といっても塩をまんべんなく振って10分ほど放置するだけです。
その後塩を洗い流してキッチンペーパーで包みます。
でもこういうちょっとした手間をかけると、刺し身が大変身するのです。
寿司職人のあいだでは強塩(ごうじお)といいますが、まあ臭み抜きの技術ですわな。
カルパッチョにするときは必ずこれをやっておくれ。
改良点その2 小分けに作るためにジプロック(小)を使用。おなじみダイソー100均一で20枚入りが買えます。
必ず厚手のポリエチレン製を選ぶこと。 加熱するので。
ベイリーフ・にんにく・こしょうを少々とオリーブオイルをそれぞれ袋に入れます。
前はこんな風に油煎してましたが、いっぺんに食べきれないしオリーブオイルがもったいないのです。
ジプロックを使うことで、小分けすることができ、油の使用料も減りました。
炊飯器の保温を使って60~70度で低温調理するとしっとりとした肉質になりますよ。
蓋を開けたまま(閉めると80度こえてしまうの)で1時間放置。
調理つっても、今回は放置するだけですね。
出来上がり!
パスチャライゼーションされてますから冷蔵庫の保存なら3週間くらい平気です。
(うちは一ヶ月以上寝かせて熟成させてます)
市販品とは比べ物にならないくらい美味しく作れますし、なんせ安いのでみなさんもぜひお試しあれ。
1キロ作っても800円。袋のうえからモミモミすれば、ほぐし具合も自由自在です。
スパゲティーがウマ~!
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