たまっていた沖縄戦跡巡りの写真をがんがん貼っていくよ。
まずはたいへんお世話になった沖縄公文書館。
米国陸海空海兵隊はそれぞれ写真記録部隊を持ってますので、膨大な数の写真が保管されています。
入館無料。パソコンを持っていけばデータも無料でコピーしてくれます。
陸軍・海軍・海兵隊の写真の説明文は「那覇の丘」「首里の畑」とか適当なのが多くて、場所の特定に苦労させられますが、
その点、空軍は優秀。
那覇の南1.5マイルというと、よしざるが住んでいた小禄周辺。
このあたりで激戦地といえば寿山陣地。今は公園になっています。
二股は削り取られて、今はモノレールが通っています。
ドローンがあれば同じような写真が撮れるのになぁ・・・と思ったが
グーグルアース、有能。 二股の付け根がわずかに残っているのがわかります。
こちらは米軍の公文書館から。戦車と墓の丘。煙幕は日本軍のもの。
同じ場所から西原を見下ろすと。丘の下に何か丸い池?がある。
深淵を覗く時、深淵もまた・・・目玉みたいで気味悪い。
ちょっと行ってみましょう。
西原浄水場でした。ドバーって水が出てますが、出口は人の背丈ほどあります。
沖縄の水は硬水が多いのだけど、ここのは軟水なんですと。
丘には今でもお墓がいっぱいで、古い墓は銃痕がびっしりでした。
おっかない。
よしざるの職場のあたりは田んぼだったのか。国道58号線が爆撃されています。昔は河口が広かったんですね。
国立劇場おきなわ裏の小さな川の河口で立ち往生
同じ場所でおっさんが釣りをしておりました。埋め立てられて、海ははるか彼方になっております。
ちなみにこのおっさんの背中の茂みには手榴弾が放置されています。おっかない。
気晴らしに南部の喜屋武(きゃん)岬下の海岸へ。
この先は人っ子一人ひとりいない海岸線。
なぜなら・・・
刃物みたいに尖った岩が行く手を阻むのです。
作業靴を履いて1キロほど進むと
日本軍の監視哨があります。10年前に来たときは中に入れたのですが、現在はコンクリで固められてます。艦砲射撃で岩が砕かれてます。
この岩陰にも砲弾の破片や銃弾そのものが放置されています。おっかない。
このように宅地開発などで戦跡はどんどん消滅しています。
まだまだたくさんの戦跡写真を撮ったのだけれど、データを保管したUSBメモリーが引越しで何処かに紛れてしまいました。
最後にお口直しを。
トーン伍長・・w
こういうのもちゃんと保管している米軍、すごいなぁ。
日本なら左遷又は重営倉だよ。
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