帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

嘉間良のディープなお店

2014-12-10 22:06:00 | 沖縄ねた
ジワジワ来る「沖縄市殺人事件

コザ(沖縄市)の嘉間良(かまら)にある定食屋のキミちゃん。
かわいい。。

嘉間良という場所はほんとに怪しげな店が多いんです。

「夜光虫」「華」「嘉間良バー」とか名前がスナッキーな、おいそれと近寄りがたい雰囲気を醸し出している酒場がゴロゴロとしておりまして、10年くらい前にいっぺん勇気を出しておそるおそる踏み込んでみたところ、2時間後にはマグロ状態、朝起きたら路上で半裸、なぁんてこともありましたっけ。








その酒場ってのがどんなところかっていうと、暗~い20坪くらいの広さでさ、夏なのにクリスマスみたいな電飾で、ホステスさんの平均年令は70歳くらいで、ベトナム戦争の頃の米兵を手玉にとっていただけあって、それこそ本物のVeteransてかんじなの。

おばあちゃんはツナピコを指に、あーん、とさせるけどなかなか食べさせてくれない。

店に入ってまだ5分くらいなのに、おばあちゃん調教師、俺オットセイ、みたいな構図になっちゃって、速攻でイニシアチブ握られる。

そうすっとさ、こっちもなんか芸でもしなきゃツナピコ食えないって雰囲気になるじゃん。

で、なんかよくわかんないけど石原裕次郎とかをカラオケで歌ったら、もうドッカンドッカン。

「若いのになんで裕次郎歌えるか!?」って、いや、そんなに若くもないんですけど。


ふう。 って一息ついてると、「ねえあなた、ダンスをしましょう」とかいってくる。

おずおずとおばあちゃんの腰に手をまわすと、それがまたすんごく上手で。 ずっとリードされっぱなし。

ビールを頼んだらカウンターに「ビィァ!」、つって英語の発音がすごくきれいなもんで、たずねてみると「前の夫の故郷のペンシルベーニアに10イヤーいたさ~」とか言うの。

もうね、ホステスたちがこんな感じにみえてきちゃってクラクラですよ。




そんなこんなで翌朝、目がさめると道路で半裸というわけなのさ。。

真夏の夜の夢でした。






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