帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

牛タン冷製

2010-11-01 14:33:00 | できるかな

市場の肉屋さんを覗いてみたら、すみっこで和牛の牛タンが丸ごと売られておりました。
値段をみてびっくり。
1本670円。

ふつう、国産のタンはキロあたり5,000円くらいはするんですが。
そして眼の前にあるのは堂々1本1キロほどの牛タンなんですが。

これってもしかして、宮崎で薬殺されちゃったアレの?とかいぶかしんでみましたが、店員さんに聞くと、沖縄では牛タンは人気がないからいつもこのくらいの値段で売っている、とのことでした。
こちらではステーキ用の牛肉がかなりの消費量なので、牛タンの供給がだぶついているのですね。

もちろん、即ゲットです。

           脂の乗りぐあいも申し分ない


では、さっそくタン塩焼でいただきます!・・・ではあまりにも芸がないので、牛タンの冷製というものを作ってみましょう。

作る、といってもタンに塩をすりこんだ後、水1リットルに対して塩100gと砂糖10gを投入した塩水に、くず野菜と紹興酒を入れて漬け込むだけ。
砂糖は甘みをつけるのが目的ではなくて、肉との絡みを良くするためです。
これはお漬物とか炒め物にも応用できる、マル秘テクなのでお試しくださいな。
たいした秘密ではありませんけど。

セロリや粒こしょうやローリエとかタイムとかそのへんは適当に。
入れてもいれなくてもそんなに変わんないです。

      野菜室でしおしおになっていたニンジンなんかにも出動命令が


        このまま冷蔵庫で2~3日ほど寝かせます


で、漬け込んだ肉を水からコトコト1時間煮込んで冷やすだけ。
水から火を入れることで塩抜きも兼ねるんですよ。

これ、カンタンなんだけどめっちゃ美味いっす!!
牛タンが箸でちぎれるほどに軟らかくなるので、オードブルなんかにも使えます。
冷蔵庫なら1週間くらい日持ちしますので、もうプレスハムとか全然いらないですよ。

沖縄部隊の岡星が三枚肉を使ってハムいらずの毎日とのことなので、参考にさせてもらいました。
みなさんもぜひお試しあれ。


     酒がものすごく進んでしまいますが、パンに挟んでもかなりいけますぜ

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