空港というものは入ったが最後、到着地のゲートをくぐるまでのあいだは外気にあたることができないという不思議な場所です。
たまに滑走路をバスで移動したときに初めてその広さを実感し、妙に興奮したりします。
おいそれと地面に立つことさえできないそんな空港ですが年に一回だけ自由に歩き回れる日がある、という貴重な情報を岡星夫人から得たのでちょっと行ってみることにしましょう。
エアーフェスタ2009(航空自衛隊ショー)
全国の飛行機マニアたち垂涎のお祭りときくが
本日の沖縄は12月だというのに夏日で、半そででも暑いくらいの陽気です。
うだるような熱気の中、だだっ広い基地内をてくてく歩いていくと多くの屋台が見えてきました。
自衛隊限定「整列 休め」という体育会系の名前のお茶で水分補給。苦味がなく、ぐびぐび飲める。
一瞬、整体・・?かと思っておどろいた
ようやく滑走路に入ると数々の航空機が展示されておりまして、あちこちでマニアの方たちが夢中で写真を撮っているのですが、よしざるには違いが何なのか正直よくわかりません。
どの機も「蜂のように刺しますぜ」とか言いそうだし、翼も触ると手がスパッと切れる鋭利な刃物のような形をしています。
でもそんななかに一匹だけイルカみたいなおもしろい顔をしているのがいて、こいつにはちょっとぐっときましたね。
名前はたしか、P130とかいいあした。
前に似たようなのを米軍基地でみたことがあります。
ファニーフェイスだが怒ったときは大変だ
あてどなくぷらぷらしていたら、海上自衛隊のコーナーで隊員に声をかけられます。
「写真を撮りましょうか?」
どうやら飛行機をバックに記念撮影をしてくれるらしい。
なんと隊長がじきじきにヘルメットをかぶせてくれるのですが、よしざるは頭が大きいのでなかなか被ることができません。
イテテ。。隊長すいません、耳が折れております・・
次に副官がサバイバルベストを装着してくれますが、今度は体が固くて苦労します。
今の俺にはベストを着るのにサバイバルが必要
「それでは行って参ります!」と敬礼したら、副官が「どこへ行くの?」と大笑い
さてお次は陸上自衛隊。
陸自仕様のXLR! 渋い!
そして帽子もまた入らない・・・
結婚紹介所がありました!
いやー、面白い。
コスプレや出会い系もあるし、楽団の演奏・プロレスなど、航空マニアでなくても充分楽しめますね。
そして最後の見どころ、ブルーインパルスの登場です。
航空自衛隊選りすぐりのエリート達による曲芸飛行です。
颯爽と隊員たちが飛行機に乗り込んでいきます。
後ろではマニアが「民間機と一緒に写るってのは、ある意味貴重な光景だよ」とか言っております。
俺には隊員たちが瀕死のJALにサヨナラをしているように見える
ちょうどよいタイミングで隊長帽を被った岡星一家が到着
フィナーレは曲芸飛行で大空にハートマークを描いてくれました。
おっぱいとかお尻とかいわないで
来年は、飛んでいる飛行機を撮ってみたいもんです。
今回はざんねんながら全部ピンボケでした。(笑)
お土産はキューピーストラップ。天使と人間魚雷のマッチングにセンスを感じる