帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

タイ特派員2

2005-09-07 18:25:20 | タイ王国

 タイ王国国立の病院、その施設内にある医学博物館がですよ。
まさかこんなことになっているとは・・。
 40バーツの入場料を払って入ってみると、まずは無数の奇形児のホルマリン標本が。結合双生児(シャム双生児)ばかりが20体(40体か?)ほどズラリと並んでいる。シャム王朝は現在のタイですから、名前の由来としてのプライドがあるのでしょうか。
 いきなりのムエタイパンチ攻撃にクラクラしながら次のブースへ移動すると、こんどは頭蓋骨がごろごろとしています。よくみてみると、その全てに穴があいていて、小さな付箋が貼られています。前頭骨の小さな穴に「入り口」、後頭骨の大きな穴に「出口」。弾が貫通したものばかりなんですよ。体内から摘出した大小さまざまな銃弾も大事に飾られております。
 肩甲骨ばかり50個ほどをぶちまけたショウケース。工作機械の事故でグチャグチャにつぶれた腕。交通事故で、もはや人の形をとどめていない赤ちゃん。斧で真っぷたつに割られた頭部。首吊り自殺でビヨーンと伸びた首とその時使われた電気コード。。
もうね。  
なんだかね。
 
 仕事柄こういうのは見慣れているはずなんですが、極めつけの展示物でとうとう吐き気がしてきました。それは犯罪者(自身)の陳列です。子供を5人ほど殺してその内臓を食べた奴や、レイプ魔やらが当時の新聞記事とともにロウでコーティングされて晒されているのです。廊下で立たされているようにもみえます。
 なんらかの抑止効果を期待しているのでしょうが、見世物小屋的な陳列方法には、うーん、色々とかんがえさせられますねぇ。
 写真撮影は厳禁ですが、撮りたくないよこんなもの。
これ見て喜ぶのは根元敬くらいだって。
それでも詳しく知りたい方はこちらのひとにきいてみたら。

 

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