goo blog サービス終了のお知らせ 

伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

もっと気軽に聴くんだった?・・・音楽の捧げもの・・・BWV1079

2016年08月19日 | バロック音楽・オーディオ一般

最近台風の通過と太平洋には温帯低気圧のため天候が余り優れなく、しかも非常に暑い、庭の花もバテ気味か?

筆者の愛器GX7にレンズLUMIX G X VARIO PZ 14-42mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.に

マクロコンバージョンレンズを装着してブローニサイズで撮ってみました。


欲しいレンズもありますが、中々揃いません。最低2〜3本欲しいレンズがあります・・・

仕事も一段落しています。しかし台風の余波と日曜は仕事なので、

今週末も休漁です。このセリフ続なあ・・・・?

出撃準備はできていますので、情報を調べ・・・・・・・・来週は平日にチャレンジ調査に言ってみたいものです。

 

空を見上げれば、なんとなく、秋模様のスキットした青空が見えます。

 

最近良く聴くのは

音楽の捧げものBach, Johann Sebastian  : Das musikalisches Opfer BWV 1079:が多い。

1747年5月7日、バッハはプロイセン王フリードリヒII世の招きを受け、ポツダムの王城へ伺候した

(夏の離宮だったサン・スーシ宮殿ではないと考えられている。

現在、この謁見が行われたとされるポツダム城Stadtschloss は残っていない。戦災を受け、

旧東独が財政上また政治上の理由から建物の再建を放棄して、1959年に解体撤去された。

以来、跡地を示す立て札を残して空き地となっている)。

自らも優れた音楽家であったフリードリヒ大王はフーガ主題をひとつ与え、

バッハはこれを即興で展開して人々の喝采を浴びた。

謁見後、3声のリチェルカーレと7曲のカノンを印刷して7月7日に献呈、

さらに9月末にはカノンを2曲と6声のリチェルカーレ、

王が得意としたフルートの参加する4楽章のトリオ・ソナタを書き足し 、

 バッハは『音楽の捧げもの』に極めて手の込んだ副題を付けた。

やはりカール・リヒター(チェンバロ、指揮)のものは是非聴きたい。

 

バッハ: 音楽の捧げもの BWV1079 カール・リヒター

 

 

王の命令による楽曲、 およびカノン技法で解決せられるほかの楽曲

Regis Iussu Cantio Et Reliqua Canonica Arte Resoluta」、

このラテン語の単語の頭文字を繋ぎあわせると、「RICERCAR」、すなわちリチェルカーレとなる。

これは厳格な対位法で書かれた作品に用いられる古い名称のひとつだが、

トッカータに類する即興的な前奏を指すこともあった。

この3声のリチェルカーレは、バッハが実際にポツダム城で行った即興演奏を基にしていると考えられている。

昔の筆者では余り聴かなかったこの曲の深さを何度も聴くうちに旋律の美しさを知った。

バッハ最晩年の傑作

音楽の捧げものBWV.1079は、「3声と6声のリチェルカーレ(フーガの古名)」

「10のカノン」、「トリオ・ソナタ」から構成されていますが、その全てに、

当時のプロシャ王フリードリヒ大王が作曲したメロディが取り入れられています。

この中の「無限カノン」と「 トリオ・ソナタ」はフルート吹きでもあった大王のために、

フルートとヴァイオリンと通奏低音で演奏するとの楽器指定があります。

しかしその他の曲については、演奏順も楽器の指定もありません。

したがって、演奏者は自らが創意工夫して解決していかなければなりません。

それでも傑作中の傑作として知られた作品。バッハ音楽の懐の深さ、魅力の大きさに感嘆するばかりです。

楽器指定がないとはいえ、5~7人の小人数による演奏が多いです。

中にはチェンバロだけでのCD等も有るようですが、筆者は小編成の演奏が好きです。

この頃の曲には速さ指定がないので多くの演奏を聴いて、自分のテンポにあった演奏者を探すのも楽しみです。

その中ではJ.S.BACHは指定が多く演奏者には人気がなかったと聴いています・・・・・・?

CDならばクイケン・アンサンブルの1994年録音で、ジギズヴァルト,ヴィーラント,

バルトルドの3兄弟に チェンバロが加わっただけという4人4楽器の驚きの演奏もあります。

レコードではないのが残念!  ということで、

レコードの推薦盤はレオンハルト夫妻&クイケン兄弟の1974年録音です。

演奏者がみな青年期・壮年期で、とても力のこもった見事なアンサンブルで格調高い演奏です。

つい最近まではレオンハルトといえば

 

Silent Tone Record/バッハ:ヴァイオリン・ソナタBWV.1014~19

/ シギスヴァルト・クイケン、グスタフ・レオンハルト/クラシックLP専門店サイレント・トーン・レコード

 

以前はこの曲を聴くことが多かったようですが、確かに聞く音楽は変化していくようです。

最近筆者が気に入っているのが

Musical Offering, BWV 1079

ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ - Gottfried von der Goltz (ヴァイオリン)

マルティン・ヨップ - Martin Jopp (ヴァイオリン)

カルル・カイザー - Karl Kaiser (フルート)

エッケハルト・ウェーバー - Ekkehard Weber (ヴィオラ・ダ・ガンバ)

ミヒャエル・ベーリンガー - Michael Behringer (チェンバロ) 

実に良いテンポです、

 

 

それと最近ステレオサウンドの記事で知ったのですが、 詳しくは

http://www.stereosound.co.jp/review/article/2016/08/15/48467.htmlをご覧ください。

筆者は、すっきり・ピリっとした音の傾向が好みで現在KEFのスピーカーを聞いていますが、

悪友曰く、トールボーイのスピーカーが、 コスパもよくファーと出る低音域、

そして高音部がしっかりして楽しめると絶賛していますが、 悪友と同様のスピーカーでは無いが、

トールボーイのスピーカーを色々聞いてみましたが購入するには至りません。

すっきり・ピリっとした音とは違い目指す音の方向性が違うように聴こえてなりません。

どちらかと言えばアキュレットな音が欲しい、オールドタンノイにたいして間逆な・・

そこで最近の記事を見ると、Monitor Audioの、1972年に創業し、英国はロンドンから約一時間の、

東海岸Raylightに拠点を置く、40年を超す歴史を持つ、スピーカーメーカーです。

やはりイングランドの音、筆者はこの音から他にいけないな・・・フェログラフS-1もいい音だったが・・・

 

一番高額なスピーカーはトールボーイPL500 II(¥3,200,000)でしたが、あまりの高額に驚きました。

どうも筆者好みのPL100 IIと言うシリーズが有るようです、一度機会をつくり是非試聴したいものです。

B&Wの805D3と比較していましたが、かなりいい感じの記事がありました。

でも実物を聴かないとわからないし、本当は自分の部屋で何処まで鳴るのかが疑問ですが・・・

PL100 IIは最近の技術で低音がより安定した16センチのスピーカー(軽量かつ高強度であり、無共振も実現。

振動板は3層構造で、中心素材にはNomexのハニカムを採用。)

最も興味深いのが高音部、高域を受け持つMPDトランスデューサーの音がきになります、

リボン型高音部が気になりますね・・・?

高音部がどのような音になるか興味深々です。


盂蘭盆会?墓参り?・・・『十字架上の七つの言葉』を聴く・・・!

2016年08月15日 | バロック音楽・オーディオ一般

お盆は仏教における盂蘭盆会(うらぼんえ)、

または盂蘭盆(うらぼん)を略した言葉とされており 夏の御霊祭である、

最近富みに信仰心に薄い筆者などは、この時期車が混雑するから?

仕事が重なるから?などで逃げまわっていたが、

今回は14日に義母を連れ、墓参りに行った。

墓参りを済ませ柿の木を見ると柿が実をつけていました。

秋がそこまでやってきたんですね。

先日池上彰氏のそうだったのか?を観て、私たちにとっては身近なはずの仏教。

神道と仏教の違いとは? 神社とお寺はどう違う?もともと仏教にお墓はなかった・・・!?

意外と知らない仏教について池上彰が仏教発祥の地・インドのブッダガヤの現地ロケを交え、解説します。

感心したのはキリスト教とユダヤ教とイスラム教の神様は実は一緒・・・!?

カトリックとプロテスタントはどう違う?神父と牧師、

呼び方が2つあるのはどうして? 新約聖書と旧約聖書の違いは?・・・

キリスト教の基礎の基礎から解説します! 実に解りやすく説明されていました。

昔織田信長が賛美歌を聴きとても美しい曲だとも言っていたそうですが?????

どうも日本人は七五三は神社で、結婚式は教会で、葬式はお寺で・・・

世界的にも随分お祭り好きの国民のようです(爆)

勿論筆者もしっかりそういう事は受け継いで、

1645年頃に作曲された、シュッツ/十字架上の七つの言葉 

などそのような事を考えると聴きたくなるのが

 

 Schütz/ "Die Sieben Worte Jesu Christi am Kreuz"」 SWV 478

 

実に心改まる旋律と厳しさと優しさの両面に作品を通して触れることが出来たわけですから。

「十字架上の7つの言葉」のゴルゴダの丘で十字架に付されたイエスのドラマを、

晩年のシュッツが温かく音楽で表現し得たことに大きな感動を覚えました。

爾来この曲は今でもシュッツの作品の中で最も愛着しているものの一つです。

墓参りから義姉の所により今年亡くなられた叔母の新盆のお参りをします、

ここの庭には色々の花?があり撮影して見ました。GX7で撮る。

意外といい感にに撮れるようになった。

上の写真は動きが会って好きなショットです。

この様な素敵な花もいいでしょう。

帰りは何時もの寿司屋でランチを食べて帰りました。

本日インドマグロ祭りとして中トロ、などマグロが美味しかったです。

昔はお盆の間の殺生はしては行けない?四足のものは食べてはいけない?等

この時期は野菜しか食べられない婆さんは教えられた事も懐かしく思えます。

この時期ゆえシュッツ/十字架上の七つの言葉をじっくり聴くのも良いんでしょう。


久しぶりの弦楽四重奏曲第17番『狩』・・・水槽を眺め五味康祐の本を読む、癒やしの休日。

2016年08月13日 | クラシック音楽・オーディオ

最近真夜中リオ・オリンピックのテレビ観戦で寝不足気味である、

今年の選手はかなり成績が良く夢中になって観戦しています・・・

でもこの歳になると いつまでもは寝てられなく、

少しの暇に新しい熱帯魚を購入する。

◆アノマロクロミス・トーマシー

アフリカ、ギニア原産の小型のシクリッドです。体長は8cmくらいになります。

◆ペェルヴィカクロミス・プルケール

スズキ目シクリッド科に属する淡水魚である。原産地はナイジェリアとカメルーンで、

いわゆるアフリカン・シクリッドの一種である。

の2種類を購入し水槽になじませています。

お盆休暇なのでAmazone氣になる本を購入してみました。

人間の死にざま・五味 康祐 (著)の中古本をゲットし枕元に置き早速読んでみました。

五味 康祐の本は前々よりオーディオ関係の本は良く読んでいますので、

興味本位に購入に至った。

又彼はモーツアルト好きではないか?と思い 筆者も

モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番『狩』は好きな曲でもある

今回はハーゲン四重奏団の物を聴く

Mozart Haydn Quartet No 17 K 458 B flat major The Hunt Hagen Quartet

誠に残念ですがこのYouTubeのアップは音質が悪いようであります、

ハーゲン四重奏団   

ルーカス・ハーゲン(第1ヴァイオリン)   

ライナー・シュミット(第2ヴァイオリン)   

ヴェロニカ・ハーゲン(ヴィオラ)   

クレメンス・ハーゲン(チェロ)

ハーゲン四重奏団はモーツァルトを得意としており、全曲サイクルも含めて演奏しているほか、

ドイツ・グラモフォンに全集を録音しており、第17番『狩』(ハイドン・セット第4番)を録音しました。

第17番は冒頭の狩猟ホルンを思わせる有名な音型によって『狩』とあだ名されるようになった作品。

ハーゲン四重奏団の近年の演奏は、ピリオド・スタイルも反映されたような動的な様式感の感じられるもので、

ここでも作品のチャレンジングな姿をテンションの高い演奏で聴かせています。

【ハーゲン四重奏団】

長年に渡り室内楽の世界の中枢で注目を集めてきたオーストリアの弦楽四重奏団、

ハーゲン四重奏団は、 ドイツ・グラモフォンで45枚に及ぶアルバムを制作しています。

本の話題に移りますが、 若い頃から熱心に読みましたが、

久しぶりにクラシック音楽評論などを読んでみると、少しこだわりが強過ぎかもしれない

ここではオーディオオーディオ関係より音楽に関する内容が多く音楽好きには良い本です、

『人間の死にざま』は70年代以前からオーディオが趣味だった人ならば

「偉大な先達」として忘れることのできない人物だろう。

この五味さんの本、最初の四分の一が本の題名通りの『人間の死にざま』のエッセイ集で、

あとの四分の三が実はクラシック音楽評論だ(『愛の音楽』 ―西方の音―)。

この評論というか、 頑固クラッシック辛口批評もとても痛快で、

寝ぼけ眼に刺激を与えるほどだった。 未だ読んでない音楽愛好書は一度目を通しても良いのかも知れません。


又、再発した病気が・・・RMEのオーディオインターフェースを考える・・・・

2016年08月12日 | クラシック音楽・オーディオ

今年から山の日なる祝日が増え、大人の夏休みを増やす口実のような気もする、

日本人は公共の休みとなれば流石休みにし、又お盆の休みと連続で・・・・・

そんな中で釣りに出撃?と思い車を出すと思いっ切りの渋滞、あっさり諦め

近くに綺麗なサルビアが咲いていたので写真に収め、部屋でゆっくり音楽三昧?

最近少しはマシな写真が撮れるようになって来ました(自己満足ですがね・・・・)

筆者が再度オーディオに目覚めるきっかけになったのは、

オーディオインターフェース UR22を入手してMacからiTunesで簡単に(JAZZ、POP,からクラッシックまで)

iTunes導入で多くのソフトが入手でき、音楽愛好家としては実に重宝しています。

良い音が手軽に幅広く音楽を楽しめるのがのが幸いしたようです。

30数年前に自分がオーディオをしていた頃、毎日のように聞いたバッハの旋律が流れ始めた、

懐かしいのと自分の青春時代が走馬灯のように脳裏に浮かんでは消えた。

仕事の合間に音楽を聴く時間がかなり増えました。

特に良く聴くのはチェンバロの音色が好きで、今回ははpierre hantaï bachを聴きます。

「ある高貴なイギリス人のために書かれた」と呼ばれるイギリス組曲ですが、真実は従来バッハが用いていた

「ドイツ式」ではなく「イギリス式」(今日と同じヴァイオリン記号、

バス記号)であることが、伝承の真実性のようです。


Pierre Hantaï English Suite No.2 BWV807 ( 1 )

 

でもチェンバロの弦をひっかく瞬間の音、其れにより凄く澄んだ高音が欲しい・・・

抜けたような高音が??

 

数年ぶりにオーデイオの世界に戻ると 知らないメーカーがやたら増えましたが、

オーディオ機器は1980年代が一種のピーク時であったように思えます。

この趣味もかなり特殊で、昔からの名機があり 其れを超えるものが無いと商売にはなりにくいように思います。

筆者など機器は当初JAZZの世界から入った道なのですが、

いつの間にかジャンルはクラッシックを聴いてる状態です。

そこでヤフオクでLINNのパワーアンプ、KEFのスピーカーを購入して、

現在一応今は憧れのイギリスの音を楽しんでいます。

しかし最近RMEのオーディオインターフェースの良さを悪友から聴き、

彼はセミプロのギター奏者で 勿論彼の自宅ではRMEを使用しています。UR22と比べると違いは明らかです。

かなり素直な音で解像度が深く色付けも少なく、実に良いオーディオインターフェース良いなんです、

価格はアマゾンで調べますとかなり高額です¥150,000前後のようです。

そこで詳しく調べて見ますと・・・  DSPチップレベルで開発する技術力は定評があり、音楽制作現場はもちろん、

インターネット配信動画の制作現場でも数多く使用されています。

全製品には、 高いクロック精度で驚異的な低ジッターを実現する独自のクロック技術

「Steady Clock?」が搭載されています。

この技術こそが、RMEの哲学である「色づけしない透明なサウンド」を実現しています。

一般的にコンピュータ関連の製品というのは製品寿命が短く、長いものでも2、3年、

短いものだと1年以内に新製品が発表され、製品価値も下がっていくものです。

ところが、やはりヨーロッパの製品だからなのでしょうか、

RMEの製品は長寿命であるというのが大きな特徴だと思います。

たとえば、Firefaceシリーズとして最初にリリースされたFireWire接続のオーディオインターフェイス、

Fireface 800は2004年に発売された製品なのに、現在でも現行製品として人気がありますからね。

単に販売されているというだけでなく、中古市場で調べても15万円程度で流通されており、

価値が下がっていないのが分かります。

ビンテージのアナログシンセならともかく、 デジタル機器で価値が下がらないというのは珍しいケースではないでしょうか?

また数多くのメーカーが発売するオーディオインターフェイスの中で、もう一つ特徴的なのは、 そのユーザー層です。

プロを含むハイエンドのDTMユーザーが多いのは分かるとして、

DTMとは縁の薄いと思われる60歳前後の年配者が多いのです。

そう、再生する際の音質の良さからPCオーディオと呼ばれる分野において絶大な人気を誇っており、

国内ユーザーの半数近くがPCオーディオ用途なんだとか……。

本来レコーディング用に作られたオーディオインターフェイスが再生のみに使われているというのは、

ちょっともったいない気もしますが、耳の肥えた方々にも納得いく音だ、ということなんでしょうね。

もうひとつFirefaceの大きな特徴は、TotalMixというPCの画面で操作するミキシングコンソールを備えており、

まさに大型コンソールさながらな機能となっているのです。おそらく、

「スゴイ、カッコイイ」 と思う人と「わぁ、難しそう」と思う人に二分されるのではないかと思いますが、

使ってみると非常に自由度が高く、筆者も触らせて頂いたが少し慣れれば対応出来そうです。

「これがオーディオインターフェイスなの?」と感じるほど、いろいろなことができてしまいます。

USB 2.0:Fireface UCXは、WindowsとMac OS双方の環境下で

最高のパフォーマンスを得られるように最適化されています。

RME製の他のUSB 2.0(※)インターフェイスと同様に、

Fireface UCXには各OSのためにカスタマイズされた個別のファームウェアが採用され、

マルチ・チャンネルでの動作時においても超低レイテンシーを実現します。

でも接続はFireWireを使用が安定するそうです、又電源を直接つなぐと安定するようです。

※Fireface UCXはUSB 3.0端子でも動作します。 FireWire:完全に再設計されたFireWireコアにより、

Fireface UCXはRMEのUSBインターフェイスと同様のパフォーマンスと高い互換性を確立しています。

Fireface UCXは機器の内部にFireWire通信チップを一切使用せず、

FPGAにプログラムされたRME独自開発のオーディオ伝送テクノロジーで通信を行います。

この新しい技術は、かつて多くのメーカーを苦しめたAgere製のrev.6チップを搭載したコンピュータであっても、

安定した動作を保証します。 オーディオインターフェースにとって音質は最重要項目。

どれほど安定していても質が悪ければ全く使う気が起きないものです。

そもそもRMEインターフェースが今ほど人気モデルとなったのには単純に

「とにかく音質が素晴らしい」というものでした。

次元として全く特出した品質だったため、選定基準の比重が90%以上音質でお考えの方はまず間違いなく

RMEを選定されておられました。(残りはMOTU、Apogeeなど) そして、

その質というのは今なお進化し続けており「Fireface UFX」に至ってはRME独自開発の

「並列AD処理」が採用されたマイクプリを搭載し、極めてクリアかつS/N比の高い音質を実現。

プロミュージシャンの自宅スタジオや、著名ボカロPの作業部屋などに行くと、

よく見かけるドイツRMEのオーディオインターフェイス、Fireface。ちょっと高価ではあるけれど、

気になっているという人も少なくないと思います。そのポテンシャルの高い音質は、

パソコンを核として音楽を楽しむオーディオファンにも瞬く間に浸透し、

USB DACブランドとしてのRMEの地位を確かなものとしている。

以上のように音の入口が高い音質入口がを得られれば、今修理中のオールドタンノイ

TANNOY IIILZ in Cabinet(Chevening) との相乗効果で良い音質が得られるかも知れません。

ここは購入を検討する価値は有るようです 筆者には、かなりの高額、笑、やはり病気なんですかね?

 


イザベル・ファウスト のJ.S.バッハ無伴奏ヴァイオリン・ソナタを聴く・・・・真夏にスッキリした気分・・・

2016年08月10日 | バロック音楽・オーディオ一般

毎日熱い日が続く、庭には夏の花は元気よく咲いています。

フウセンカズラも元気にツルを伸ばし今一杯実を付けてます。

鉄砲百合も元気に咲いて今丁度見頃です。

此れも夏の花が・・・・・・

 ここはすっきりした曲を聴きたく、アンプに火を入れて今回はイザベル・ファウスト (ヴァイオリン)Isabelle Faust , Violin奏者です。

この様な曲を聴くときは拙宅のTANNOY IIILZ in Cabinet(Chevening)で聴けたら満足度が違うんでしょうが・・・現在故障中で補修工事中です、専門店に修理をお願いすることが最善のようです。

現在のKEFとLINNのアンプの組み合わせも頑張って鳴っています・・・・イザベル・ファウストは、近年ヨーロッパで活躍の目覚しい音楽家の1人で、その並外れたテクニックと洗練された音楽性で、 聴衆および専門家の間でも非常に高い評価を獲得している。

クリストフ・ポッペンとデネス・ジグモンディの両氏に師事。

1987年アウグスブルクの「レオポルド・モーツァルト・コンクール」、1993年「パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール」に優勝し、一躍世界的に注目される。

 このCDは(弓については現代Bowを使用したのか、バロックBowを使用したのか不明ですが)モダン仕様の楽器で最もピリオド的な演奏をした“バッハの無伴奏”と言えるのではないかと思います。

下記の演奏家の言葉からも、自筆譜を見つめ、ピリオド奏法を研究しそれを最大限に採り入れた演奏であることが窺い知れます通常、モダン楽器でそのテンポで弾いたら弾けなくて破綻をきたすか、

弾けても普通なら音がつぶれたり荒っぽく聴こえてしまうような、 とても速いテンポをファウストは採用しています。速い楽章のテンポというのは、細かい音符がきちんと聴衆に聴こえるテンポ、破綻をきたさず弾けるテンポが基準にならざるを得ないのですが、そういう意味では非常識とも言えるテンポです。

ファ ウストくらいの名手ならば、このテンポでもテクニック的に破綻をきたさないのは当たり前なのかもしれませんが、驚くべきはその軽やかなボーイングです。ど んなにテンポを上げていっても、発音が軽く、限りなく音が明瞭なのです。

決して音がつぶれたり、濁ったりしません。モダン楽器でテンポを上げ過ぎると、 ど こか音楽が大袈裟で騒がしく聴こえかねないのですが、この演奏は聴いた後に、 まるで風が草原を駆け抜けていくような、爽やかで清々しい印象だけが残ります。実に真夏に爽やかになる演奏といえるのでしょう。 

また、緩徐楽章に於いては、

弱音を効果的に生かした演奏と言えると思います。(古楽器演奏家が良くやるように)音の真ん中を大きく膨らませることなく、ストレートに弾いているため、音の美しさがより際立ち、透明感、寂寥感が際立っています。

この音楽の中に浸っていることがとても心地良く、いつまでもこの中にいたいと思うのです。

彼女の愛器スリーピング・ビューティの独特の浮遊感のある音色が、もしかしたら音楽に豊かな肉体性を与え、厳しさが行き過ぎてしまうのを抑制してくれているからだと思えるのですが、ほかにも、彼女の演奏の奥にマジックが潜んでいるのかもしれません。

筆者はJ.S.バッハ無伴奏といえばチェロが多いのですが、彼女の奏でる音は実に素晴らしく思います。

J.S. Bach. Sonata № 1 BWV 1001 in G minor. Isabelle Faust.

「バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータの自筆譜を見た人は、その筆致の美しさ、完璧さに驚かされる。一貫して変わらない筆跡は、支柱、装飾、荘厳な構築性を兼ね備えた大聖堂のような総合芸術へと私たちを誘う。

ここで見られるハーモニー、均衡はなんということか! 


この自筆譜の特徴を耳で聴けるかたちにするのは大変に骨の折れる作業である。演奏者は尽きることのない疑問と戦い、ゴールが果てしなく遠いことに気が遠くなることもある。

この録音は、偉大なバッハに対する敬礼のようであり、きわめて親密なスナップであり、

そして果てなく続くプロセスの中の一つの結晶のきらめきのようなものである。作曲時期は1720年、バッハが35歳、ケーテン宮廷楽長として、音楽好きの君主レオポルト侯に仕え、多くの世俗曲(協奏曲、室内楽曲)を書いていた頃の楽曲である。

バッハ自身の自筆譜による原版は ベルリンのプロイセン文化財国立図書館の音楽部門に所蔵されている。

そのタイトル・ページには「無伴奏ヴァイオリンのための6曲の独奏曲、第1巻、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ作、 1720年」と記されている。

「第1巻」とあるが、「第2巻」というのは「無伴奏チェロ組曲」のことである。

 JS Bach Sonata 1 BWV 1001 - II Fuga, Allegro (Isabelle Faust)

  J.S.バッハ無伴奏ヴァイオリン

  ・ソナタ&パルティータ全集

  ・無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV1004

  ・無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調 BWV1005

  ・無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調 BWV1006 

  録音:2009年9月

 ・無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調 BWV.1001

 ・無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番ロ短調 BWV.1002

 ・無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番イ短調 BWV.1003

録音:20011年8月、9月 ヴァイオリン:イザベル・ファウスト

使用楽器:Stradivari 1704 “Sleeping Beauty” (Landeskreditbank Baden Württemburgより貸与)

バッハのシャコンヌは、「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティー タ」という曲集の中の パルティータ第2番ニ短調BWV1004の5曲目です。

バッ ハが35歳だった1720年、ケーテン時代に書かれたもので、その完成度の高さからこの部分だけ独 立して演奏されるほど有名 になりました。

この曲集のようにヴァイオリン一本だけで演奏される曲というと一般にはあまり馴染みがないように思われますが、バッハはその時代の作品の エッセンスを総合した人だといわれるだけに、当時は他にも先駆けになる作品が存在していました。それらがあまり聞く機会がないことと、

そ の後はイザイやバルトークまで無伴奏のヴァイオリン曲がほとんど作られなかったことから、独奏の作 品といえばバッハのこれらの曲が代表のように考えられています。


シャコンヌとは 一方、シャコンヌという形式は16世紀末ぐらいにスペ イン文化圏に発祥したもののようで、南米に起源があるのかもしれませんが、 舞曲の三拍子で変奏が繰り返されて行くものです。

バッハのシャコンヌの場合は最初の4小節を主題として、それが64回繰り返されます。オス ティ ナー ト・バスと呼ばれる執拗なリズムに乗って、興奮が高まったり緩んだりを繰り返しながら徐々にクライマックスへと進んで行くそのようなシャコンヌの曲調は、どうやらセクシュアルな意味を持っていたようで、 公の場では踊りも演奏も禁止されていたという説があるようです。

しかしラテンの国スペインとイタリアで流行した後、バロック時代 にはフランスやドイツでも曲に取り入れられています。

性であるということは死でもあるわけです二つは 元型として通じ合い、ともに禁忌ともなります。

パッサカリアやシャコンヌなどの、舞曲であり変奏である音楽が、人の営みを考えさせる壮大にして深遠なテー マを現すことが多いのは偶然の一致ではないのでしょう。

このようにバッハのケーテン時代(5年間)の曲くをよく聴きますが、バッハのケーテン時代だけで筆者の一生分を楽しめる音楽のようです。今後もより良い演奏者で聴きたいと思ってます。