伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

やっと聴いた!・・・「モーツァルト後期交響曲集」 マッケラスとスコットランド室内管弦楽団の演奏

2016年07月08日 | バロック音楽・オーディオ一般

少し夏らしい風物を・・・・・金魚を飼いだして3年ほどの月日が立ちます。

小さい金魚もすっかり成長しました。 金魚も個体差が激しく色、種類が沢山あるようです。

でも以外に大変な作業が有ります。1周間に一度の水交換です。約3/2の交換です。

最近一種変わった来た金魚が見立ちます。色が黄色に近いんです。

此の金魚の色が黄色でお気に入りの金魚です、

赤、白、黒等は一般的ですが、此の黄色って変わって見えます。

 

音楽も今まではモーツアルト以降の作曲家を遠慮していたのですが、

サー・アラン・チャールズ・マクローリン・マッケラス(Sir Alan Charles Maclaurin Mackerras の演奏を知りました。

此れが実にテンポ、音色ともいい感じなんです。

1925年、オーストラリア人の両親のもとアメリカに生まれ、オーストラリアで音楽教育を受け、

シドニー交響楽団の首席オーボエ奏者を務めた後、

イギリスとチェコで指揮を勉強したサー・チャールズ・マッケラスは、現代を代表する名匠。

欧州での評価は極めて高く、ベートーヴェン、ブラームス、

そしてこのモーツァルトの交響曲全集は最高級の賛辞を得ています。

このモーツァルト交響曲では、通奏低音としてチェンバロを使用し、

モーツァルト時代の演奏に近づけようという試みがなされていて興味深いですが、

それ以上に生命力漲る演奏は素晴らしく、絶賛に値します。

世界最高クラスの室内管弦楽団として高い技術と甘い音色を誇る

プラハ室内管弦楽団(指揮を置かずに演奏することも多い)という 最高のパレットと絵の具を得て、

生き生きとした筆づかいで モーツァルトの肖像を描くマッケラスの姿が浮かびます。

今まで筆者はどちらかと言いますとモーツァルト以降の作曲者を 「いいな」とは思えど余り夢中に慣れませんでしたが、

バッハ〜モーツァルトと時代が変わり音質が違ったように感じてましたが

マッケラスを知り自分の気持ちと合った演奏を聴かせてもらいました。

昔フェログラフS1というスピーカーで鳴らなかった音が聴こえます。

まさに今のシステムは簡単に鳴ってくれます。今鳴っているKEFとLINNで十分です。

齢70近くに成り、まさに多くの曲を聴くとこの重大さが痛感します。

 

Mackerras/Berlioz: Symphonie Fantastique, Op. 14-2

 

iTunesから特に「モーツァルト後期交響曲集」 マッケラスとスコットランド室内管弦楽団の演奏

マッケラス得意の現代楽器のピリオド奏法による。

オリジナル楽器や古楽器といわれるモーツァルトなどのその時代の楽器を使うのではなく、

音量や音の強さなどがしっかりでる現代楽器を使うけれど、

演奏法はビブラートをほとんどかけない音の立ち上がりや純度を重んじる演奏法だ。

 

モーツァルト 交響曲第40番第1楽章 マッケラス指揮ロンドン・フィル('75 )

 

音楽をひたすら流線型に滑らかにし、音の厚みを求めたカラヤンとはこの意味でも対照的だ。

此の指揮者でモーツァルトを聴いて筆者は少し興奮状態です。

はじめて聴く人は、おもちゃ箱をひっくりかえしたような音の洪水に驚くかもしれない。

しかし濁りない澄んだ音たちが明滅し、うつろい、

旋律が生起していく快感をひとたび感じ取ると、癖になるに違いない。

そして圧倒的なのは第41番「ジュピター」だ。

第4楽章のフーガは聴いていて久しぶりに背中がぞくぞくした。

今は何故もっと早くマッケラスとスコットランド室内管弦楽団の演奏早くを聴きたかった。

ようやくモーツァルトの交響曲を聴くことが出来ました。

今週も週末は仕事になっていまい出撃出来ず、休漁とします(笑)

誠に残念な事にマッケラスは2010年7月14日に亡くなっています。

 

後日加筆しました。iTunesより初期のマッケラスとスコットランド室内管弦楽団発見しました。

さて交響曲第一番(変ホ長調)だが、各二つのオーボエとホルン、弦楽部で編成されている。

モーツァルト八歳の作という(K16)。

YouTubeではマッケラスでの配信は無いのでトン・コープマン指揮を代用します。


モーツァルト作曲 交響曲第1番第1~3楽章全曲


これを聴いて、今さらながらモーツァルトが神童であったのを知らされた。

彼が8歳の時にすでに大人に負けない?

五歳や六歳で、とんでもないあっ晴れなことをやってのける子供は実はざらにいるものだ。

年齢は芸術を判断する基準にはならない。六歳で、大人もおよばぬ作品を創り出した少年が、

二十歳すぎればただの男にすぎぬ例はざらにある。

モーツァルトが偉大なのは、後期の作品と同じものを、八歳で作っていた、という点にある。

そして―世に彼の六大交響曲と呼ばれるものの『リンツ』は二番目の作品である。

いってみれば、人類がこれまで持った、最も傑出したシンフォニーをモーツァルトは晩年にのこしてくれたが、

それと全く同程度のものを、八歳の時もう作っていたわけになる。

YouTubeではマッケラスでの配信は無いのでトン・コープマン指揮を代用します。

マッケラスの演奏では全て納得出来る演奏です、でもやはりモーツアルトは歌劇が素晴らしいようです。

トン・コープマン指揮モーツァルト交響曲第36番「リンツ」 Mozart Symphony No 36 "Linz" (Ton Koopman) Live



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