伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

音楽が美しく、ストーリーもわかりやすい。さらにそれほど長くない、カルロス・クライバーCarlos Kleiber(指揮)のヴェルディ:歌劇『椿姫』全曲を考察。

2020年06月16日 | オペラ・歌劇・カンタータ・オーディオ全般

最近特に疑問に思う事を簡単に書き記した、私は音楽が好きでよく聴くが、その音が「少しでも良い音で聴きたい」の要求があり少しでも良い音を目指し、部品やケーブル等を吟味し聴いているが、確かに時代と共に音楽ソースも変化し、レコードからハイレゾと進化してきたが、果たして日本には音楽愛好家がどれほどいるのかも知らないが、iPhoneでYouTube、iTunes等他の配信ソフトを経由しイヤホン等で簡単に聴くことは出来、音質もある程度良く一般には、この辺りで十分かもしれない、この携帯音楽も事の起こりは、日本のソニーのウォークマンから随分変化した。

この様な時代背景の中でのオーディオ雑誌等は益々販売数は減るのであろう、iPhoneでイヤホンがあれば音響装置のグレートアップはイヤホンだけになる、そのせいかオーディオ雑誌等も売れず、値上げしオーディオ機材も値上げする、音楽演奏も勿論簡単なオーディオインターフェイスで操作して演奏すればミキサーも不要で簡単な演奏はノートパソコンがあれば楽しむことも出来る。確かに時代と共に変化が激しいようです。今やPCを理解しないと音楽の作曲も演奏もオーディオも聴けない時代に変わってきた事は事実である偶にレコード演奏を聴くと感激する。

それとPCの利点は音楽はソフトは絶対欠かせない、レコード、CD主流から今やはハイレゾソフトが大変多くあり、聴きたいジャンル、演奏者等自由に選べ格安に聴ける事はレコード時代とは全く違ってしまった、但し音質の事は配信ソフト会社により違うため注意が必要です。


ここで日本政府関係の資料がPDFデーターがある「日本のオーケストラの課題と社会的役割 - 参議院」のタイトルでA4/16Pに表記されている、でもあくまで中心は公演でオーディオでの鑑賞は含まれない。CDの販売枚数は強烈に多いが、実売件数は非常に少ない、実は特にクラシックは売れないのだ、この辺りが実情であろう。

筆者は昔レコード会社のジャケット製作会社とのお付き合いがあり、40年前クラシックのLPジャケットの印刷は2,000枚のオーダー数でも多く500枚定数のようでした。当時サイモンとガーファンクル2枚組のLPジャケット等は50,000枚程は当たり前で山口百恵ちゃん等の注文は生産が追いつかなかったと聞く、勿論JAZZ関係のものよりクラシックジャケットは利益は全く出なかったと聞いた。

特にこの西洋音楽は日本では一部を除き明治維新により耳にする音曲となったが、意外と明治、大正と帝国主義により今より少し違った欧州音楽が栄える様になったのかも知れない、日本の不幸の原因はこの明治維新が不幸の始まりかも知れない。

基本的に日本の宗教は自然を貴み最初の神は太陽崇拝から万物のものを神とし、温暖な国に生活し昔から台風被害に合っていたようだが、誰もが平等の生活をした日本社会である、四大文明と教えるのは世界中でも日本だけである。支那が四大文明の発祥地なんて事を学校で習うが、実は全く偽りで、氷河期時代に近い時に北京地方の寒さは計り知れないそうような場所で文明は栄えないもっと温暖な自然な食物が豊富にある場所で栄える事は言うまでも無い、最近日本の色々な場所での古い石器発掘でその事実は明らかになっているが4万年前の石器も最近発掘されたそうです。。


留学組のみなは、でも欧州とは全く違った文化であった為、室内も靴も脱がずそのまま歩くことには大変戸惑ったのであろう。
筆者の疑問は、この西洋音楽の疑問だが現在の大学の教授も含め官僚等海外留学組が圧倒的に多く、明治維新より続く政治家官僚は特に海外留学組が圧倒的に多い、ここで海外では、猿と蔑まれ、恥と侮辱に泣くそうです、其れは文化の違いに寄ることが圧倒的に多い、一番の違いは宗教の違いに驚く、キリストの存在なのだ。

日本社会で神は万物と崇めて来た、正月に神社等に参拝し、春にはお釈迦様を敬い、彼岸、お盆にお墓に行き祖先を敬い、クリスマスにはキリスト誕生を敬う、すべての神は皆平等と思った日本人が、西洋では神はキリスト個人なのだ、当時一番の留学先は英国のようであった。ここで歴史を考えると解るが、欧州の英国は有名な作曲家が圧倒的に少なく、音楽輸入国で、文化が栄えてことはオーディオ文化であろうが当時は当然劇場による生演奏が主流である。当然劇場も多く、文化は花開いていたようです。


又欧州ではどこでも音楽は手軽に聴ける土壌が培わっている欧州の留学組は全く知らない文化に驚き、音曲に戸惑い、日本文化の違いを感じ恥、欧州落ちこぼれ組を結成するに至る。そして日本に戻り一般の日本人を小馬鹿にして落ちこぼれ留学組が偉くなったのが現在の日本と考えれば如何であろう納得出来るのだ。

実につまらない人間形成を作った当然その社会は大正時代にまで継続され昭和になり最後に太平洋戦争で終わる。アメリカの日本国憲法を提示され現在に至る、今正に最悪の時代に生きている、特に電通とNHKも含めた民法テレビ放送局が馬鹿な放映をして、日本人全員を低俗化し全て嘘で構築した政治でバブル以降は全く繁栄の文字は聞くことは無く、今は官だけ富を得る国になったことは事実である。

今回の「武漢風邪」の顛末でも判るが、賃金は影響受けない政治屋、官僚と金持ちだけは全く賃金は減収もせず、何も出来ず唯時が過ぎたのだ、苦労したのは国民である、昔は民の生活をみて、租税をしtまずは民の暮らしを豊かにして城の補修はその後と考えた日本人の心は失せてしまったようだ。音だ国民は怒らないのかは、上記に記した。

一番政治の最悪自体は「小選挙区制度」であり、悪いのは野党も当然最悪なのである。
これで現在政治不信への謎が解けるのである、現在の官僚を含め政治家は子供の頃から一般的家庭は事は全く知らなく不自由な生活は知らず国民に沿った政治の意味など全く解らないことが実態です。勿論その様な評論は何処にもないと思う。

幸いにして現在はこの欧州音楽が好きなだけ聴ける事に感謝であろう。ここで肝心なことは筆者は思うが、イエスも神なのだ勿論神武天皇も、お釈迦様もすべてが神である、勿論ご先祖様も同様で、これこそが日本人の基本と思う。

今回は少し話が逸れたがこの国の未来が心配である。良い日本に戻しましょう。



最近よく聴く作曲者はジュゼッペ・フォルトゥニーノ・フランチェスコ・ヴェルディ簡単に言うとジュゼッペ・ヴェルディ(Giuseppe Verdi)のオペラを良く聴くようになった、当然この頃から日本帝国の欧州留学が始まるのです、誰もが昔から前奏曲、乾杯の歌等はよく知った曲が沢山ありハイライトのみで聴いたが、最近は自由時間が多く全曲聴かなければ良さが理解出来ない場合が多々あるようだ。

1813年10月10日、ヴェルディは、カルロ・ヴェルディの10番目の子供として、ブッセート近郊レ・ロンコーレに誕生。この頃は政情が不安で、翌年1月には同地にロシア軍が侵攻しています。生家は旅館兼居酒屋を営み、宿泊客の旅芸人の音楽に幼少から惹かれていたとのこと。1868年、つまり日本において「明治維新」がなされたまさにこの年は、ヨーロッパの合唱音楽史にとっても重要な意味を持つ。

そこには、2つの宗教音楽の傑作が関係しているからだ。1つはヨハネス・ブラームス(1833-97)の《ドイツ・レクイエム》、もう1つはジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901)の《レクイエム》。当作品は1874年にミラノのサン・マルコ教会で初演されるが、3日後におこなわれた再演の会場は、ヨーロッパ有数のオペラ・ハウスとして名高いスカラ座だった。


これはある意味、前代未聞の出来事ではなかったか? 古来宗教音楽は、聖なる場所である教会で演奏されるのが当たり前だった。しかもそれは、ミサ(レクイエムも死者の魂の平安を神に祈るミサの1つである)をはじめとする典礼の一部という位置づけであって、礼拝堂のなかで音楽が演奏される場所も、入口のすぐ上に設けられたバルコニーの上と相場が決まっていた。

そしてここに、オーケストラも合唱もさらにはオルガンも配置されるのが当然だったのであるその様な時代背景の時代に作曲したこの『椿姫』原題は『堕落した女(直訳は「道を踏み外した女」)』を意味する。音楽が美しく、ストーリーもわかりやすい。さらにそれほど長くない。言葉がわからなくても、ヴェルディの音楽が描く一人の女性の悲恋が美しく切なく、涙なくしては見られない最高のメロドラマ。それが『椿姫』なのです。



クライバー(Carlos Kleiber)指揮による緊張感と起爆力この一曲だけ聴いても解るベートーヴェン 交響曲第7番イ長調作品92 第4楽章 カルロス・クライバー『気違いおじさん』と呼んでたクライバーJr.の才気あふれる演奏。少し早い演奏で、叙情的に演奏される作品に反映させて聴衆を驚かせた名盤。随所で驚きと興奮をもたらして刺激的な演奏。

シャープな強音、ダイナミクス、歌手だけでなくオーケストラをもうならせる感情豊かな劇的な手法など、表現意欲の凄まじい生彩溢れる演奏。亡くなって惜しいと思う指揮者にも様々な人物がいますが、この人ほど惜しまれつつ逝った人物も珍しいのではないでしょうか。非常に気難しい人で、あちこちのオーケストラでトラブルを起こしているとの噂が絶えませんでした。また、キャンセルの話題にも事欠きませんでした。

1930年ベルリン生まれ。父親は有名な指揮者エーリッヒ・クライバー。ナチスに反発してアルゼンチンに亡命、そのとき名前をカルロスに改める。大学で化学を学ぶが、指揮者を目指し、無給の劇場指揮者から出発し研鑚を積む。66年エディンバラ音楽祭でベルクの『ヴォツェック』を振り絶賛を博す。精密かつ流麗な指揮により、以降ウィーン国立歌劇場をはじめ一流歌劇場に引っ張りだこになる。キャンセルも多く公演数は極端に少ない。2004年7月13日にスロベニアで病死。享年74。


ヴェルディ:歌劇『椿姫』全曲
青年貴族アルフレードは、パリの社交界の華ヴィオレッタ(高級娼婦)に恋をします。アルフレードの情熱的な愛で、ヴィオレッタは真実の愛を見つけます。しかし、アルフレードの父は息子と高級娼婦との恋を認めません。
二人は引き離されてしまいます。二人は困難を乗り越え最後に出会いますが、そのときヴィオレッタは結核で命を落とす直前でした。アルフレードの腕の中で、ヴィオレッタは息を引き取りオペラは終わります。


配役は
  イレアナ・コトルバス(ヴィオレッタ)(ソプラノ)    高級娼婦、椿姫のこと
  プラシド・ドミンゴ(アルフレード)(テノール)    青年貴族

  シェリル・ミルンズ(ジェルモン)バリトン)    アルフレードの父親
  ステファニア・マラグー(フローラ)(メゾソプラノ)    高級娼婦、ヴィオレッタの友人
  アンニーナ(ソプラノ)    ヴィオレッタの召使い
  ガストン子爵(テノール)    アルフレードの友人
  ドゥフォール男爵(バリトン)    ヴィオレッタのパトロン、他
  バイエルン国立歌劇場合唱団
  バイエルン国立管弦楽団
  カルロス・クライバー(指揮)

このYouTubeで椿姫全曲が楽しめます。

 録音時期:1976-1977年
 録音場所:ミュンヘン、ビュルガーブロイケラー
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

19世紀パリの社交界を舞台に、高級娼婦ヴィオレッタが青年アルフレードと出会い、彼を愛しながら別れを決意、一人寂しく死んでいくという『椿姫』は、『リゴレット』『イル・トロヴァトーレ』と並ぶヴェルディ中期三部作です。この3作に共通するのは、主人公が社会の底辺の人たちであること(『リゴレット』は道化、『イル・トロヴァトーレ』はロマの吟遊詩人)。当時ヴェルディは、父親違いの3児の母でもあったソプラノ歌手ジュゼッピーナ・ストレッポーニと同棲しており、敬虔なカトリック信者が多いイタリアでは冷たい視線を浴びていました。

『椿姫』は、このようなヴェルディとジュゼッピーナの境遇が反映されているとも言われています。これはあくまでカルロス・クライバーのショーであり、この謎めいた指揮者はトスカニーニ以来のもっともエネルギッシュな「椿姫」を指揮する。


このオペラを聴き出すと次々と楽しむ事ができる、後日紹介しようと思うがカルロス・クライバー&ウィーン国立歌劇場での公開、
『カルメン』全曲もじっくり聴きたい曲である、ブラボー!

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
音質がよいCD (azumino)
2020-06-16 14:21:05
こんにちは

この椿姫のCDですが、僕も購入して持っています。リマスターされて、音質が素晴らしくなっていてちょっとびっくりしました。オペラは、やはり劇なので、映像を観たくなりますが、クライバー指揮、ドミンゴ、コトルバス歌唱のこのアルバムは、映像がなくても聴く価値は十分に持っていると思います。
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音質がよいCD (金ちゃん)
2020-06-16 14:32:24
コメントありがとうございます。
以前はオペラは余り聴かず前奏曲、
ハイライト部分聴くのが多く、
ベートーヴェンは何故か良く聴いた
クライバー指揮の独特のテンポノオケは好きでした。
仕事も略引退しやっとオペラの全曲
聴ける時間ができ、少し苦労して
10吋TANNOYユニットで楽しんでいます。
最近はクラシック・ジャズと称して
50年台中心に楽しむ次第です。
是非又遊びに来てください。
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