伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

以前購入したJ.S.バッハ:カンタータのを考察

2024年04月24日 | オペラ・歌劇・カンタータ・オーディオ全般

季節柄なのであろうか、長引く風邪は随分良くなり体調も整い始めたが、花粉の影響かくしゃみ、鼻水が止まらず、テッシュは手放せく花粉症である、お世話になっている病院で診察して頂き薬を飲んでいる、愛犬Mシュナウザーのモジャ君との散歩途中で今の時期は八重桜が満開で丁度見頃でもある。現在は自宅の庭にも春の花が咲き出し過ごしやすい良い季節になって来ました。

風邪が長引き春になったのに未だ自宅近くで燻ってますが、様子を見て5月連休後には気晴らしに家族でドライブでもと思っている。



筆者が最近良く好んで聴くカンタータの指揮者にヴェルナー指揮による演奏は素晴らしいと思っている。曲毎に雰囲気が変化し、実に表情豊かです。録音時期が古い割に総じて状態は良好である。 曲によっては録音ホールの音響効果も良く考えられていてバッハの宗教曲に相応しい様に思います、なんと言っても聴き疲れせずに新鮮に聴ける処は素晴らしい。以前フリッツ・ヴェルナーの芸術-1〜3の10枚組のセット3集を入手し時々愛聴している。
但し3集は録音はモノラルで受難曲、オラトリオ、ミサ、モテット 他のバッハの大曲が並んだ全集である。
1〜2集の録音は1959~1972年と少し古いが今演奏のカンタータと比べ若干遅めのテンポではあるが、聴き慣れるとこれがまた実にリラックスするのである。



フリッツ・ヴェルナー(Fritz Werner、1898.12.15 - 1977.12.22)ドイツの指揮者・合唱指揮者・作曲家・オルガニスト。教会音楽の復活に尽力した。
1947年、ハイルブロンでハインリヒ・シュッツ合唱団を創設し、1973年まで指導にあたった。後にはヨハン・ゼバスティアン・バッハの多くの受難曲・オラトリオ・モテット・カンタータの録音を残した。多くの声楽家や、トランペットのモーリス・アンドレ、ホルンのヘルマン・バウマン、オルガンのマリー=クレール・アランなどの独奏者を招き、ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団や南西ドイツ放送交響楽団などと共演している。
当初聴くフリッツ・ヴェルナーの芸術は現在は販売は終了し、中古市場で探す他手段はないのでが、丁寧に探せば探す事は可能である、全3巻の中から纏っているが中でもモノラル録音で音質は難はあるが、フリッツ・ヴェルナーの芸術3 :バッハ:受難曲、オラトリオ、ミサ、モテット 他は捨て難い。
ステレオ最初期の1959年から1974年頃に行われました。そのすべてが、全3巻CD全30枚の最新リマスターシリーズとして、オリジナルテープより復刻されたそうです。

ヴェルナーのバッハの録音は同年代のカール・リヒター(Karl Richter, 1926.10.15 - 1981.2.15)のそれと比べられるものであった。「ミュンヘンではリヒターが、ハイルスブロンとプフォルツハイムでフリッツ・ヴェルナーが、そしてシュトゥッツガルトではハンス・グリシュカトが、東西分裂後の西ドイツで、東のライプツィヒとは別の新しいバッハ演奏を目指していたのである。
ピリオド奏法によるバッハ作品の演奏は、稀に部分的に斬新に感じることもあるが、手間いらずで途中で飽きてしまう。中でもヴェルナー指揮による演奏は素晴らしい。曲毎に雰囲気が変化し、とても表情豊かです。レビューではこれも感動しないが、輝かしいとさえ言える演奏も演じている。者には超大物の名前がある。 録音時期が古い割に総じて状態は良好である。 曲によっては録音ホールの音響効果も良く考えられていてバッハの宗教曲に相応しい。です!



一時代を描いた名演奏の数々の系的なリマスタリング・シリーズ。は1898年生まれ、1977年に没したドイツの合唱指揮者。組織しています。1960年代にエラート・レーベルに、バッハとシュッツの録音を何度も行い、その演奏は、カール・リヒターと並んで、日本でも多くのファンを持っていました。違う、ヴェルナーのバッハは、常に温かさを持つ穏当な解釈を特徴とし、その「優しさと慈愛に満ちた」演奏は、古楽器演奏による優れた録音が数多く存在する現在でも、独自の価値を語り続けヴェルナーのバッハ録音は、全200曲の約3分の1にあたる58曲の教会カンタータ録音(2曲は新旧録音あり)、受難曲やオラトリオ、ミサなどの大規模な宗教曲の録音があります。



上記の様な説明書が付属するが全ては英文で表記してありますので、細かな内容は不明であります。

フリッツ・ヴェルナーの芸術-2
バッハ:カンタータ選集-2

Bach,J.S. バッハ Kantate BWV 51 'Jauchzet Gott in allen Landen': Barbeitung W.F. Bach
カンタータ第51番「もろびと、歓呼して神を迎えよ」
  1. カンタータ第51番《全地よ、神にむかいて歓呼せよ》bwv 51 アリア(ソプラノ): 全地よ、神にむかいて歓呼せよ Jauchzet Gott In Allen Landen
  2. カンタータ第51番《全地よ、神にむかいて歓呼せよ》bwv 51 レチタティーヴォ(ソプラノ): われらは宮にむかいて伏し拝む Wir Beten Zu Dem Tempel An
  3. カンタータ第51番《全地よ、神にむかいて歓呼せよ》bwv 51 アリア(ソプラノ): いと高き者よ、汝の慈しみを H#ochster, Mache Deine G#ute
  4. カンタータ第51番《全地よ、神にむかいて歓呼せよ》bwv 51 アリア(ソプラノ): アレルヤ Alleluja!
 アグネス・ギーベル(ソプラノ)
 飯山恵巳子(ソプラノ)
 インゲボルク・ライヒェルト(ソプラノ)
 フリーデリケ・他ザイラー(ソプラノ)、
 バルバラ・シェルラー(アルト)
 ヘルタ・テッパー(アルト) )
 マルガ・ヘフゲン(アルト)、他
 クルト・フーバー(テノール)
 ゲオルク・イェルデン(テノール)ヘルムート・クレプス(テノール)、他
 エーリヒ・ヴェンク(バス)
 バリー・マクダニエル(バス)
 ヤコブ・シュテンプフリ(バス)、他

 マクサンス・ラリュー(フルート)
 ピエール・ピエルロ(オーボエ)
 ポール・オンニュ(ファゴット)
 モーリス・アンドレ(トランペット)
 マリー=クレール・アラン(オルガン)、他

 ハイルブロン・ハインリヒ・シュッツ合唱団

 プフォルツハイム室内オーケストラ団
 ハイルブロン=ヴュルテンベルク室内管弦楽団団
 指揮:フリッツ・ヴェルナー

 1959~1972年ステレオ録音

演奏者名に日本人名があるのに気がつき、その飯山恵巳子(S)の参加しているBWV51のソプラノ歌手名が飯山恵美子となっている。調べると現在は飯山恵人妻先生は70歳を過ぎた今は日本でドイツ歌曲のエキスパートとして後進の指導にあたられているそうですと明記されていた。



魅力的なバルセロナの歌姫ヌリア・リアルカタルーニャ州のソプラノ歌手です。近年、リアルはヘンデルやモンテヴェルディの作品など、ルネサンスやバロック時代の音楽は魅力的ではあるが、今回紹介の落ち着いた大人の雰囲気の豊かなキャロリン・サンプソンも良く聴くソプラノ歌手でもある。
Kantate BWV 51を聴けばバッハ・コレギウム・ジャパンとの度重なる共演でもおなじみの英国のソプラノ、キャロリン・サンプソンの演奏が気になり早速試聴する。

本名キャロリン・マーガレット・サンプソン大英帝国勲章は、オペラやコンサートで活躍するイギリスのソプラノ歌手です。歴史に基づいたパフォーマンスを専門とし、鈴木雅明によるバッハのカンタータ録音プロジェクトで歌ったり、イングリッシュ・ナショナル・オペラにも出演したりしている。

キャロリン・サンプソンは、初期バロックから現在に至るまで、幅広いレパートリーで世界中で目覚ましい成功を収めています。オペラの舞台では、英国国立歌劇場、グラインドボーン祝祭歌劇場、スコットランド歌劇場、パリ・オペラ座、リール・オペラ座、モンペリエ・オクシタニー国立歌劇場管弦楽団、ラン国立歌劇場などに出演している。



J.S.バッハ : ソプラノのためのカンタータ集 / キャロリン・サンプソン
J.S.Bach: Cantatas / Carolyn Sampson


 しりぞけ、もの悲しい影(結婚カンタータ) BWV 202
 信仰の道を歩め BWV 152
 わたしの心は血の海を泳ぐ BWV 199
 演奏
  キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
  イザベル・レーマン(リコーダー BWV 152ソロ)
  カタリーナ・アルフケン(オーボエ BWV 152ソロ)
  ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(ヴィオラ・ダモーレ BWV 152ソロ)
  ファウケ・ヘス(ヴィオラ・ダ・ガンバ BWV 152ソロ)
  フライブルク・バロック・オーケストラ(指揮/ペトラ・ミュレヤンス)
  アンドレアス・ヴォルフ(バス=バリトン)
 録音
  2016年5月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)

今回の聴き物はBWV 152の4曲目のソプラノのアリアでの、リコーダーとヴィオラ・ダモーレの作り出す天上的な響きもまた聴きどころです又お得意の世俗結婚カンタータも良く、全ての演奏録音も優れている様です。



マイナーなディスクの一つかもしれないのですが、丁寧なセッション録音とフライブルク・バロック・オーケストラの暖かく柔らかな伴奏を背景に、キャロリン・サンプソンの伸びやかなソプラノが美しく響く魅力的なCDになっています、サンプソンは今を代表するソプラノの一人でしょう。
録音は素晴らしいものです。ハルモニアムンディ(フランス)らしい艶やかで繊細な楽器の音色を感じさせる録音で、独唱を支えるフライブルク・バロック・オーケストラの柔らかな響きが何とも魅力的です。ブラボー!

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2 コメント

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 飯山恵巳子(ソプラノ) (mobu)
2024-04-27 19:32:43
フリッツ・ヴェルナーはお初でしたが、
実力派の音楽家なのですね。
アルバムの飯山恵巳子(ソプラノ)女史は、美声ですね。
ほれぼれする。

色々なバッハがあるものですね。
51番も初めて聴きました。
バッハのアルトのソロは名曲が
ありますが、ソプラノも負けてませんね。
彼女はアーノンクールのミサ曲ロ短調にも
参加しています。なかなかでした。

フライブルク・バロック・オーケストラ
は、ベスト・オブ・クラシックで
一度きいたことがありました。
もしかしたら、ネットの番組でも聴いた
ことがあったかもしれませんが、
独特な響きのする団体ですね。
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コメントありがとうございます (金ちゃん)
2024-04-28 08:22:06
一般的にはカール・リヒターが知られてますが、後日知ったフリッツ・ヴェルナー指揮が私には好みの様でした。
バッハのカンタータはHelmut Winschermann指揮も好きで好んで聴きますが、気がつくと5種類の指揮の作品を聴く様になりました、歳と共にフリッツ・ヴェルナー指揮の演奏が多い様です。
少し前は昔から良く聴くグスタフ・レオンハルトのカンタータ全集作品が多かった様です。
以前古楽器演奏のピーター=ヤン・ベルダー指揮のバッハ全集を購入したが未だ全く気いいてないのでボチボチ聴き始めてみます。
今後とも気軽にお立ち寄りください、お待ちしております。
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