伝統ある英国の10吋ユニットで聴く、音楽の父のJ.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

こんなJAZZが聴きたかった・・・・Frank Collett Trioを聴く

2017年11月24日 | JAZZ・ボサノヴァ

最近めっきり寒さも厳しく、日本海側では雪の便りも届いている、

無宗教の日本では、年末最大のイヴェント、クリスマスが近づく・・・・・・

筆者の玄関先にも以前アンチョコに作ったリースを飾ってみました。

 

やはり何となくクリスマスの雰囲気が漂いますね!

 

最近JAZZ聴かなくなってます・・・・? 最近のJAZZがどうもついていけないのか?

そんな所にFrank Collett Trioを聴く、録音は2005年です。此れが中々イケルんですよ!勿論録音も実に良い。

今回はタイトルからもわかるように映画音楽作品集。

スタンダードとして有名な楽曲から、あまり知られていない佳曲までカバー、

どれも印象的なメロディをもつ名曲ばかりです。

アップ・テンポの曲は心地よいスピード感とスイング感を打ち出し、

バラードではビリー・ホリデイの歌のような情感を感じさせる

コレット・トリオの演奏はまさにリラクゼイションの極致。

耳の肥えたピアノ・トリオ愛好家も納得の出来だと思う、

勿論録音状態も最新なのでキレも良く筆者のKEFから生々しいJAZZが聴ける。

 

1. Give A Little Whistle 

 

Frank Collett Trio - Give a Little Whistle 

[From Pinocchio] - Music From The Movies 0 

 

2. Easy Living 

3. A Gal In Calico 

 

Frank Collett Trio - A Gal in Calico - Music From The Movies 03 

 

4. Laura 

5. Cheek To Cheek 

6. It's A Most Unusual Day 

7. Tangerine 

 

Frank Collett Trio - Tangerine 

 

8. I Wished On The Moon 

9. I Remember You 

10. At Last 

11. Ding-Dong!The Witch Is Dead 

12. It Could Happen To You 

13. Thanks For The Memory 

14. Tara's Theme

 演奏:Frank Collette(p), Tom Warrington(b), Joe LaBarbera(ds)

 

 2005年録音、TOM WARRINGTON(b) JOE LA BARBERE(ds)を迎えてのトリオ作!!とにかく心地よい、落ち着いて聴ける作品です。

映画音楽集というだけあって、どの曲も自然と風景にとけこみ、それでいて心に残る名曲ばかり。

しかもピアノトリオときたら、さらに馴染みやすく、身近に感じられます。

 

 軽快な曲7割、バラード曲3割で聴きやすさで一番のピアノトリオ・アルバム。 

心地良いスウィング感の軽快な曲が多いのでこれを聴くと気分が明るくなります。

 

 日本ではあまり知られていないこの「Frank Collett Trio」だが、その曲の質はかなり高い。

 

タイトルで分かる様に映画音楽集というテーマだが、テーマ通り上手く生活に溶け込んでくるような音楽だ。

緩急がありバリエーションは豊かだが、統一感はある。ただひたすらに心地よい。

遊び心もあるが、この手のトリオでありがちな過剰な悪乗りは一切なく、

むしろ大人の余裕とも取れるような風情だ。ベテランの貫禄が出ている。

 

全曲いいが、やはりアップテンポな1曲目「Give a Little Whistle」、3曲目「A Gal in Calico」、5曲目「Cheek to Cheek」、等はよい。

他にもミドルテンポな曲が脇を固め、スローテンポな曲が要所でしっかり締めている。

 

すでに絶頂期をとうの昔に過ぎてしまったジャズで、ひっそりと現れていた知られざる佳作だ。

眠れない夜に、中より少し小さいくらいの音量で聞くと心地よい。

 

こんなJAZZなら、ずっとジャズファンでいられる、60年代を思わせる、好きなアルバムです。

勿論1997年のアルバムも聴くが実にテンポも良くス~と入れちゃうご機嫌なアルバムです。

 

 フランク・コレットが自身のトリオを率いての1997年アルバムです。

「ジョイ・スプリング」「オールド・フォークス」などアップテンポのスタンダード中心で、メドレーもあり、聴き応え十分です。

なかでも「あなたと夜と音楽と」での演奏は特におすすめです。 

 

1.Joy Spring 

2.Very Early 

3.Stablemates 

4.Topsy 


Frank Collett Trio - Topsy 

 

5.Scotch & Water 

6.Lush Life 

7.Good Bait 

8.You Stepped Out Of A Dream 

9.Passion Flower 

10.You And The Night And The Music 

11.Old Folks 12.Hi-Fly 

13.Epistrophy-Ask Me Now-Well You Needn’t 

Recorded at Sage & Studio,Hollywood,November 3&4,1997

 

演奏:Frank Collett(p)Bob Magnusson(b)Joe LaBarbera(ds) 

 

勿論Blue Lovebirdのアルバムもいいですよ!

何故が懐かしさが漂う筆者好みのJAZZでした・・・スイングジャーナル誌も休刊になってこれからJAZZは何処に・・・

 

Frank Collett Trio - Tomorrow is Another Day 

 

最近JAZZ好きでした筆者も歳のせいか?肩のこらない軽いノリ似の良い、それでいて音質もほどどの

この様な軽いJAZZ音楽が聴きたかったです・・・・・・・ブラボー!



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2 コメント

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今夜はジャズ♪ (フルール)
2017-11-25 21:40:27
こんばんは♪
身体中を良質な音が駆け抜ける爽やかさ♪
いいですね~^^。肩の凝らないジャズ。
ついハミング♪
Tomorrow is Another Day!♪

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フルールさん、ありがとうネ〜 (金ちゃん)
2017-11-26 13:11:06
最近はもっぱら肩の凝らない、リラックス出来る、Frank Collett Trio. Beegie Adair Trio. Bill Charlap Trio. Eddie Higgins Trio. Marian McPartland Trio等のJAZZが多くなりました。歳のせいですかね?
愈々年の瀬です、実に一年が早く感じます。
本日ハンス・クナッパーツブッシュ指揮:ニーベルングの指環のCDが届きました。忙中閑のつもりで聴いて見ます。はやり一年の終わりにじっくり聴きたいワグナーです。
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