伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良そて聴くダメオヤジの金ちゃんです。

アルヴィン・ストーラー(Alvin Stoller)のドラミングが光る 『Coleman Hawkins Encounters Ben Webster』ジャズ演奏の考察

2024年03月06日 | JAZZ・ボサノヴァ


早朝6時頃起床し愛犬モジャ君と散歩を楽しむ、前日は雨模様でしたが早朝はとても寒いが曇空でした、モジャ君はサロンで毛を短くしすぎた様だが時期的にカットは一週間程早すぎた様である。上記写真は帰宅し暖かいシャワーを浴び部屋で寛ぐモジャ君です、バスローブの様な部屋着です。毛をドライヤーで乾かし、室内用の服を着させるとても可愛いでしょ!後は朝食を摂り水分補給をして布団で眠る何時もである。

3月になって庭の花桃の花も咲き始め春真近である、3月3日は桃の節句でもあり花桃を飾りちらし寿司を作り頂きました。娘のいた頃は飾った雛人形を一度和室に飾りたいとも思うが毎年挫折してしまう。



そして朝食、先ずは自分の部屋の暖房と真空管の電源を灯し、暖かいミルクにバナナを半分程と食事しながら、コーヒー豆を挽き手慣れた方式で美味しい珈琲(銘柄名は「いつもの珈琲」とタイトル名がある)をドリップする。淹れたての珈琲を持ち8時30分頃から自分お部屋に篭りYouTube配信のニュースチェックしブラックコーヒーを頂く、最近やたらと政治家さんの闇献金疑惑問題ばかりで逃げ回る岸田自民の面々は日本人の恥でもある、おまけに盛岡選出のエッフェル広瀬めぐみ参院議員等自民の不祥事は続く笑うにも笑えない状態である、その後勿論メールチェックも行い朝のルーティーンが終了する。

筆者が思う、最低の岸田と言えば元々宏池会だ、親中のメンバーが多く林官房長等は親子二代のバリバリの親中でもある、現在終焉が近い支那政府をIMFは巨額過ぎ手も出せない状況であり、また支那の政府は今一番怖がれている問題は支那の地方政府が関わっているシャドーバンキングであろう、融資平台、債務2,000兆円と言われるが信濃人民の多くは融資平台に投資している、地方政府のの関わりがあるが一般的には「地方政府闇金高利貸し」と言えば分かり易いのであろう。支那政府を世界から隔離して支那独自で解決せざるを得ない様子である。もしこれに関われば助けを出した所が潰れてしまう恐れがある、負債数字が大き過ぎ支那政府も公開しないのでほっておくしか無いのでしょう。この問題検討が闇献金疑惑問題より大切と思うが、如何に・・・?またこの様な背景の裏ではお隣韓国の金融鈍化が凄まじく、鈍感力の強い頑張る岸田も3月末韓国訪問してMLBでも観戦したらもう笑うしか無い・・・!

そして好きな音楽を聴く、やっと体調も回復し1957年録音のジャズ音楽を聴く、筆者の自宅にはブックシェルフ型ではあるが3種類の装置があるがLS3/5aのネットワークの部品の欠落により修理しなければならず現在は放置している後はKEF Q300とSPENDOR SP3/1Pを持つがジャズ音楽の視聴は筆者個人的はやや暖色系の音色のSPENDOR SP3/1Pが相性は良さそうである。特にスイングジャズ系統の曲には暖色系統がジャズを楽しむ秘訣でもあるのかも知れない、密閉箱のLS3/5aは優れたシステムのアンクロージャーではあるがSPENDOR SP3/1Pのバスレス型の開放感がジャズを満喫できる様である。



最近ショップで久々のジムラン(SANSUI SP-LE8T)初期型のシステムの修理完了品が試聴出来大変懐かしく試聴させたいただいたが筆者が記憶ある音質には聴こえなかった。多分筆者の頭が勝手にLE8Tの音を美化して空想した音は違った音に聴こえたのであろう、確かにジムラン特有の乾いたドラミングの音は実に迫力もあり生々しく聴こえるが想像する陰影ある鳴り方では無く違った意味での音であった、ジムランの音は想像の中でしか聴けない音の様でもある。
たしかにアルテック、ジムランに代表される独自の乾いた音、黒人の力強いドラミングの音のトレースは長けてはいるのだがジャズ独自のアンダーな部分は英国のユニットに部があるように感じられるこの頃でもある。
この様に感じたのは最近しばらく欧州(英国)の音ばかり聴き筆者の耳が欧州(英国)の音質が定番化となった事も影響するのであろうか・・・・・?



最近評論家のナット・ヘントフが明らかにしているように、コールマン・ホーキンスとベン・ウェブスターは実物以上の存在でした。恐るべき、禁断の存在でさえある彼らは、偉大な作家や画家が作品を通して語るように、自分たちの広大な人生経験を語る深みのある感情を演奏の中に明らかにしました。
これまでに録音された最も歴史的で最高のジャズレコードの決定版をオーディオファンに提供することを目指して、Verve Label Group と Universal Music Enterprises のオーディオファン向け Acoustic Sounds ヴァイナル再発行シリーズは、トップのマスタリング エンジニアのスキルと高品質レコードプレスの卓越した生産技術を活用しています。
この当時のスイングジャズは今聴くも新鮮で素晴らしい作品が多く、演奏者も実に多彩でこの頃のジャズは楽しい、以下の様な解説も見られる(1957年10月16日、この10年間で最も素晴らしいスタジオ セッションの 1 つが、ハリウッドにあるキャピトルの有名なスタジオで行われました。天才的なテナーサックス奏者コールマン・ホーキンスは、昼夜のほとんどをスタジオで過ごし、プロデューサーのノーマン・グランツとともにヴァーヴ・レコードの2枚の別々のアルバム『The Genius Of Coleman Hawkins』と『Coleman Hawkins Encounters Ben Webster』をレコーディングした。)



52歳のホーキンスはそこにいて、ピアニストのオスカー・ピーターソンのレギュラー・トリオであるハーブ・エリス(ギター)、レイ・ブラウン(ベース)、ドラマーのアルビン・ストーラーと共演していた。ミュージシャンたちは 12 曲を録音し、その名にふさわしい『The Genius Of Coleman Hawkins』でリリースされました。

アルヴィン・ストーラー(Alvin Stoller)はアメリカのジャズドラマーでした。彼はほとんど忘れられていたようですが、1940年代と1950年代に高く評価されました。彼は、ミッチ・ミラーの「テキサスの黄色いバラ」のレコーディングとスタン・フリーバーグのミラーのレコーディングのパロディーの両方でドラムを演奏することで最もよく知られていました。ストーラーはフランク・シナトラのお気に入りのパーカッショニストとなり、1958年までほぼすべてのシナトラのレコーディングで演奏した。スウィングドラマーの一任者でもあろう、実にドラムスがすばらしい。



筆者も此のドラマーはビリー・ホリディが亡くなる2年前の録音で、最盛期とは異なる枯れた歌声が魅力です。
タイトルはアラバマに星落ちて

ビリー・ホリデイ(vo)/ハリー・エディソン(tp)/ベン・ウェブスター(ts)/ジミー・ロウレス(p)/バーニー・ケッセル(g)/レッド・ミッチェル(b)/ジョー・モンドラゴン(b)/アルヴィン・ストーラー(ds)/ラリー・バンカー(ds)
このメンバーが並ぶと絢爛豪華なメンバーでもあり、ジャズ音楽の楽しさが想像できるほどでもある、ベン・ウェブスターやバーニー・ケッセルといった名手に支えられ名盤でもあるますがドラムのアルヴィン・ストーラーも光っています。



偉大なテナー2人の共演に、オスカー・ピーターソン・トリオとハーブ・エリスが加わるという、まさに夢のコラボレーション盤。バラードからブルース、ラテンまで、溶けてしまいそうなほどの極上のフィールで仕立て上げ、最上級の演奏と音質で贅沢なリラックスタイムを演出する最高の一枚。
偉大なテナー2人の共演に、オスカー・ピーターソン・トリオとハーブ・エリスが加わるという、まさに夢のコラボレーション盤。バラードからブルース、ラテンまで、溶けてしまいそうなほどの極上のフィールで仕立て上げ、最上級の演奏と音質で贅沢なリラックスタイムを演出する最高の一枚だと思う。尚3. La Rositaのドラミングは実に見事な音捌きの様に思う。

「ブルース・フォー・ヨランデ」では、2人のテナー奏者がシャッフルで戦い、ホーキンスがホーンで叫び、ウェブスターはより悲しげにそれに応えている。このレコードには、「イット・ネヴァー・エンターテッド・マイ・マインド」や「プリズナー・オブ・ラヴ」など、彼らの長く実り豊かなキャリアの中で最も美しいバラード演奏のいくつかが収録されている。ホーキンスは二人の中では不機嫌な人物だが、ウェブスターはとても魅力的なやり方で浮遊している。
「You'd Be So Nice To Come Home To」は激しくスイングしており、聴きながら足を軽くたたかないことはほぼ不可能であり、これはピーターソンのトリオが伴奏者として非常に需要があった理由も示しています。彼らは常に存在し、2 人のジャズの巨人が魔法を織り交ぜるための完璧なプラットフォームを提供します。
このリラックスした繊細な傑作は叙情性と温かさに満ちており、両方の特徴はハーモニーと複雑さに重点を置くモダン・ジャズではめったに見られないものです。ホーキンス&ウェブスターは、自分たちがその技術の達人であり、テナーサックス界の巨人であることを証明しています。
『The Genius Of Coleman Hawkins』が前菜だとしたら、 『Coleman Hawkins Encounters Ben Webster』はメインコースであり、すべてのジャズ愛好家のコレクションに加えられるべきものです。



コールマン・ホーキンス・エンカウンターズ・ベン・ウェブスター(Coleman Hawkins Encounters Ben Webster)
[収録曲]
  1. Blues for Yolandeブルース・フォー・ヨランデ
  2. It Never Entered My Mind それは決して私の心には入らなかった
  3. La Rosita ロジータ
  4. You'd Be So Nice to Come Home To 家に帰ってもいいですね
  5. Prisoner of Love 愛のとりこ
  6. Tangerine タンジェリン
  7. Shine On, Harvest Moonシャイン・オン・ハーベスト・ムーン
[パーソネル・録音]
  Coleman Hawkinsコールマン・ホーキンス (ts)
  Ben Websterベン・ウェブスター(ts)
  Oscar Petersonオスカー・ピーターソン (p)
  Herb Ellisハーブ・エリス (g)
  Ray Brownレイ・ブラウン (b)
  Alvin Stollerアルビン・ストーラー (ds)

  1957年10月16日録音。

まずは面子を見てみよう。タイトルから分かる通り、コールマン・ホーキンス(Coleman Hawkins)がベン・ウェブスターと並んでテナー2本の共演になっているところが大きく違う。その他のメンバーはオスカー・ピーターソン(ピアノ)、レイ・ブラウン(ベース)、ハーブ・エリス(ギター)が共通だが、ドラマーのアルヴィン・スト―ラーは『ソウルヴィル』からは入れ替わっている。メンバーのかなりの部分が同じであるせいか、全体に穏やかでメロウな雰囲気は共通していると言える。その上で、やはり聴きどころは、柔らかでクリアなコールマン・ホーキンスのテナーと、哀愁いっぱいのすすり泣くベン・ウェブスターのテナーの共演ということになるだろう。この2人にレスター・ヤングを加えて“3大テナー”と呼ばれたりもするぐらいだから、この共演をまずは楽しみたい盤だと思う。
この作品は60年前の作品でもある、現在のジャズプレイヤーに於いてこのジャズを凌ぐ様な演奏は聴けなくなった様に思う、当にこの時代こそジャズ音楽が開花した一番華やいだ時代かも知れない。ブラボー!

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