筆者も今年後期高齢者を迎えそれなりに過ごしている老人ではごじゃりますが、珈琲好きでもあり、新しい銘柄を見つけたら購入し試しては見るが、結果としては味と価格は比例する様である。但しお店毎でオリジナルブレンドと称する豆があり一番お値打ちである様です。
勿論淹れ方も様々ではあるが、筆者は基本ドリップ方式を取り入れているが淹れ方にもテクニックな箇所があり色々試しながら味見し繰り返し最近は美味い淹れ方が固まった様であり、遊びに来る友人達も美味いと言っている。
但し原産地の値上がり、輸送価格の高騰により珈琲豆もずいぶん値上がりをしている傾向がある。
確かに珈琲豆の違いで味も千差万別だが筆者の場合はオリジナルブレンドでの豆の違いでの味の楽しみも面白く、必ずオリジナルを試し飲みする。
今回見つけた珈琲は「やなか珈琲店 」オリジナル ブレンド品にて配合生産国(ブラジル、コロンビア、ニカラグア、ペルー)満足感の高いコクとスムーズでバランスのとれた味。質感の高い後味。エリア指定のブラジルをベースに生産者の生活と農園の持続性に配慮したニカラグアとペルーのコーヒーをプラスの豆を一人前100グラムを抽出する。引き方は8番です。
尚梱包も丁寧で紙製の包装も気に入っています残りは冷蔵庫の保湿ルームで保管、早速いただくとこの味わいは少し薄めであり、110グラム程が良い塩梅と思う、しかし実にスッキリした味わい飲み心地は大変良い塩梅で合格である。
後は最近東北の友人から吉報が入った!
コロナ騒ぎで延び延びになっていた「貧困老人(俺たち)の旅」。のお誘いである、以前露天風呂から一面に見える日本海の温泉で秋田方面の話もあったが、最近海外の訪れたい都市で有名になった盛岡地方も最近観光客が多く混雑を避けるため、検討の結果候補は青森の三内丸山遺跡を含めた温泉旅行で期間は6月下旬で2泊3日であるそうでした。
入梅時期も重なるが基本は温泉と美味しいお酒と会話が楽しみですので、青森地方の温泉三昧と爺さん達の楽しい会話を肴に美味しい日本酒が楽しみでもある。
最近注目される筆者の学生時代の教科書には縄文時代の文字のみの紹介で終わる縄文時代は実に長く磨製石器時代も含め一万年以上も続いた縄文時代は勿論、興味深く一度は訪ねて見たい場所でもあり日本本州最北端での長く続いた三内丸山遺跡も面白い案件である。
縄文時代は今から約1万2~3千年前に始まり、約2千3百年前に終わった約一万年以上続いた縄文時代は実に長い歴史であろう。
今回の一番の興味は三内丸山遺跡であろう、平成4年(1992年)から始まった発掘調査で、縄文時代前期~中期(紀元前約3,900~2,200年 現在から約5,900~4,200年前)の大規模な集落跡が見つかりました。たくさんの竪穴建物跡や掘立柱建物跡、盛土、大人や子供の墓などのほか、多量の土器や石器、貴重な木製品、骨角製品などが出土したそうです。
一番興味深いことは石器時代使われた黒曜石等の磨製石器を使い続け殺戮のための武器も見つからなく、ごく自然に次の世代に上手く混じり合って行った事が解る、世界でも類を見ない種族なのであろう。
縄文時代の建物の巨大な建築筒は興味が膨らむ、地面に穴を掘り、柱を建てて造った建物跡です。柱穴は直径約2メートル、深さ約2メートル、間隔が4.2メートル、中に直径約1メートルのクリの木柱が入っていました。地下水が豊富なことと木柱の周囲と底を焦がしていたため、腐らないで残っていました。6本柱で長方形の大型高床建物と考えられます。
一番の興味は、後は海から続く道路もあり、集落の中心から幅約12メートル、長さ420メートルにわたって、海に向かって延びています。道路は地面を少し掘り下げて、浅い溝のようになっているものや、さらに土を貼って「舗装」されているものもあります。最近の調査で、南北にのびる道路も見つかりました。石川、諏訪、岩宿等の遠方からヒスイ、黒曜石、琥珀、アスファルトなどが舟を使って運ばれてきました。集落が大きくなる約5000年前から、他地域と活発に交流・交易がさらに行われるようになりましたそうです。
以前にも当ブログにて紹介はしたが、黒曜石ガラスとよく似た、鋭く割れる石です。北海道十勝や白滝、秋田県男鹿、山形県月山、新潟県佐渡、長野県霧ケ峰など、日本海を中心として地域の黒曜石が運ばれてき海洋交易が盛んに行われ当時の定着ぶりが伺える様です。海上航海による交易も盛んで想像する船も大きな船であったように想像できる。ある程度は定期航海していた様にも思える。
今まで縄文人は獲物と共に移動しての生活が常識と言われていたが、現在の資料では安定した定住型生活を営んでいた外が解る。
一番驚くことに下図は当時の航路図である。この頃から北前航路があったのであろうか?確かにこの当時の海の航路に使われていた船の遺跡も見たいですね、海洋国民の事実は興味ある話でもあります。当時は良質の黒曜石採取のために神津島の恩馳島にて採取していた事実もあるそうです。
最近の研究では人間の脳の重さは1,400g程あるそうですが、近年の脳の重量は少し減っているそうです。確かに縄文時代の人は現在より脳を使っていたのかも知れません。
最近特に面白く興味をそそられるは、日本の歴史である、旧石器時代を含め縄文時代、弥生時代とあるが、世界の歴史と全く違う日本の国は大きな戦争もなく、温暖で適度な安定した自然環境も整い穏やかで暮らしやすかったのであろう。
この様な大きな遺跡を訪ねる旅も実に面白さ、興味深さがあり縄文時代の世界を覗く気持ちでじっくり楽しんで見るつもりである。
最近DNA解析が進み歴史が解き明かされる状態にはなった様であるが今後益々細分化された情報が楽しみでもある、
日本人男性のY染色体を調べて判明した世界でも実に珍しいハプログループD1b2と言う遺伝子を持っていることであろう「ハプログループ」は、人間の細胞内の「ミトコンドリア」と呼ばれる器官のDNAの多型を用いて分類される遺伝的なグループを指します。 ミトコンドリアは祖母から母親、母親から自分と母系を伝って受け継がれるため、ミトコンドリアのDNAを調べることによって母系の祖先のルーツを辿ることができると考えられています。ゲノムも船泊23号F23と解析されている。
この様な事実は発見され20年程経過しないと本にはならなく、一番面白い事は一般的には違った学校教育問題が残るであろう、近隣諸国条項等の事があり歴史的には闇の世界の話になるのであろう。
全く役人は時代遅れも甚だしく全く馬鹿馬鹿しい限りで今後の教育より役人の立場ばかりを考え今後も間違った歴史を押し通すつもりであろうか?疑問視する。
中世が「暗黒の時代」と言われるのは、度重なる悪天候や戦乱により農作物の栽培が安定せず、文化が成熟できるほどの社会基盤が整っていなかったためと言われています。この様な時代は、1,000年間も続いたということになります。
ここでは一般的な区分でもある「ローマ帝国の崩壊(5世紀)から、ルネッサンスの始まり(15世紀)まで」の間を指して中世とすることにします。ここで面白い事はキリスト教は全く広まって無かった事が事実でローマが滅び欧州の平野部は落葉樹の樹海ができ、所心にいた貴族がキリスト教徒で庶民は森を伐採し農地に変えて生活をし日曜は貴族の館に行きキリストを祈り、やがて街の中央にバロック建築を大聖堂として建築して、礼拝のために讃美歌を演奏者を雇い演奏し歌った事で徐々にキリスト教徒を増やしていったのである。
王や貴族たちは、市民から搾り取った血税で夜な夜な豪華なパーティをして、国が揺らぐほどのお金を浪費するのは日常茶飯事でした。
この貴族は世襲がほとんどなので、貴族に生まれたら貴族だし、一般市民として生まれたら、市民としてしか生きていけない時代です。アメリカンドリームのようなサクセスストーリーなんてありえない時代なので、一般市民はぐっと耐えるしかなかったのです。
このような時代背景の中、市民の不満がたまることは明白で、市民の怒りのパワーが徐々にたまっています。そうなると、市民が暴動やクーデタを起こすのは当然ですよね。そのパワーにより、あっけなく王政の時代は終わってしまいます。
クーデタにより王や貴族を倒した市民は、今度はその市民によって国づくりが行われるようになります。そして現代にもつながっていく資本主義へと、世の中は大きく進化していきます。
なのでこのバロックの時代は、「近代化」への架け橋に過ぎない、、、という時代だったと言えます。
その音楽カンタータ単声、または多声の器楽伴奏付の大規模な声楽作品のことです。または交声曲。「歌われるもの」を意味します。オラトリオイタリアで始まった、宗教や、道徳的なテーマによって作られた、独唱、合唱、管弦楽のための大規模な音楽作品のことを言います。オペラなどとは違い、動きや衣装、舞台などの背景装置を伴わない叙事的な楽曲のことです。
今回は意外とコーラスが妙に生々しく聴こえた英国の鍵盤勝者が指揮する、勿論録音も大変優れ音質もよい。
ジョン・バット(John Butt)は、(1960年11月17日、ソリハル、イギリス生まれ)は、オーケストラと合唱の指揮者、オルガニスト、ハープシコーディスト、学者です。彼はグラスゴー大学のガーディナー音楽委員長であり、ダニーデンコンソートの音楽監督であり、彼は歴史的知識に基づいたパフォーマンスで受賞歴のある録音を行っています。それらの多くは、ライプツィヒのクリスマスの日にバッハの最初のクリスマス礼拝など、特定の歴史的パフォーマンスの再構成を備えています。
これがリフキンの導き出した結論!ダニーデン・コンソートのロ短調ミサ!
.S.バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV.232(ジョシュア・リフキン校訂ブライトコップ版/2006)
話題をよんできたジョン・バットとダニーデン・コンソート&プレーヤーズ。音楽学者としても高名なジョン・バットが取り組んだバッハの名作『ロ短調ミサ』。演奏に使用した楽譜は、2006年末に出版されたジョシュア・リフキン校訂によるブライトコップ版。
ジョン・バットと共にダニーデン・コンソート&プレーヤーズの芸術監督を務めるスコットランドのソプラノ歌手スーザン・ハミルトンや、古楽唱法に長け、名匠たちからの信頼も厚いバスのマシュー・ブルックなど、各声部1名という「OVPP」で重要な役割を担うソリスト陣への期待にも大きなものがあります。
ジョシュア・リフキンが導き出した『ロ短調ミサ』の最終形態の全容を、ダニーデン・コンソート&プレーヤーズの演奏とリン・レコーズの超優秀録音が明らかにする注目盤の登場です。
ジョシュア・リフキンが導き出した『ロ短調ミサ』の最終形態の全容を、ダニーデン・コンソート&プレーヤーズの演奏とリン・レコーズの超優秀録音が明らかにする注目盤の登場です。
スーザン・ハミルトン(ソプラノ)
セシリア・オズモンド(ソプラノ)
マルゴット・オイツィンガー(アルト)
トーマス・ホッブス(テノール)
マシュー・ブルック(バス)
ダニーデン・コンソート・プレーヤーズ
ジョン・バット(指揮)
録音時期:2009年9月11-17日
録音場所:エディンバラ、グレイフライアーズ教会
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調BWV.232(ジョシュア・リフキン校訂ブライトコップ版/2006)
1.CD
1.Mass in B Minor: Missa (Kyrie & Gloria): Kyrie eleison
2.Mass in B Minor: Missa (Kyrie & Gloria): Christe eleison
3.Mass in B Minor: Missa (Kyrie & Gloria): Kyrie eleison
4.Mass in B Minor: Missa (Kyrie & Gloria): Gloria in excelsis Deo
5.Mass in B Minor: Missa (Kyrie & Gloria): Et in terra pax
6.Mass in B Minor: Missa (Kyrie & Gloria): Laudamus te
7.Mass in B Minor: Missa (Kyrie & Gloria): Gratias
8.Mass in B Minor: Missa (Kyrie & Gloria): Domine deus
9.Mass in B Minor: Missa (Kyrie & Gloria): Qui tollis
10.Mass in B Minor: Missa (Kyrie & Gloria): Qui sedes
11.Mass in B Minor: Missa (Kyrie & Gloria): Quoniam tu solus Sanctus
12.Mass in B Minor: Missa (Kyrie & Gloria): Cum Sancto Spiritu
2.CD
1.Mass in B Minor: Symbolum Nicenum (Nicene Creed): Credo in unum Deum
2.Mass in B Minor: Symbolum Nicenum (Nicene Creed): Patrem omnipotentem
3.Mass in B Minor: Symbolum Nicenum (Nicene Creed): Et in unum Dominum
4.Mass in B Minor: Symbolum Nicenum (Nicene Creed): Et incarnatus est
5.Mass in B Minor: Symbolum Nicenum (Nicene Creed): Crucifixus
6.Mass in B Minor: Symbolum Nicenum (Nicene Creed): Et resurrexit
7.Mass in B Minor: Symbolum Nicenum (Nicene Creed): Et in Spiritum sanctum
8.Mass in B Minor: Symbolum Nicenum (Nicene Creed): Confiteor
9.Mass in B Minor: Symbolum Nicenum (Nicene Creed): Et expecto
10.Mass in B Minor: Sanctus
11.Mass in B Minor: Osanna
12.Mass in B Minor: Benedictus
13.Mass in B Minor: Osanna - da capo
14.Mass in B Minor: Agnus Dei
15.Mass in B Minor: Dona nobis pacem
永らくロ短ミサの理想を追求してきたら。経済的にも苦しくなってきたところに最終回答が出た。リフキン校訂によるブライトコップ版1パート1人によるものだ。ロ短ミサ堅苦しさを解放してなんと自由な拡がりになったろう。コーラス(合唱)は必然を失ったのだ、これこそがロ短ミサの原風景だ。歌手もすばらしい。とくにアルトのオイツィンガーはただ者ではない様に思った。
カンタータ:単声、または多声の器楽伴奏付の大規模な声楽作品のことです。または交声曲。「歌われるもの」を意味します。
オラトリオ:イタリアで始まった、宗教や、道徳的なテーマによって作られた、独唱、合唱、管弦楽のための大規模な音楽作品のことを言います。オペラなどとは違い、動きや衣装、舞台などの背景装置を伴わない叙事的な楽曲のことです。
このスタイルは、古典派、ロマン派へと受け継がれ、名曲がたくさん残されています。
今回音質を確かめるためにも鍵盤奏者の平均律クラヴィーア曲集第1集も聴きましたが。音質を探るには単一楽器を聴く事で微妙なニュアンスが分かりやすい、チェンバロ等は弦を引っ掻くので強弱での音が変わりにくく音質チェックには重宝しています。手持ちのLS3/5aとTANNOY IIILZをケーブルを切り返し綿密に聴き比べたが以前インシュレーター改良前と比べ随分キレも良く透明度が増した様に感じる、筆者としても先ず先ずの音になった様にもと思えるが、たかが音質程度の問題に随分調整に時間を費やしたものだと笑ってしまう。若い頃からJ.S.バッハの研究者でもあるジョン・バットだけに、多くの経験を経てきた現在の演奏になったのであろう完成度の近い演奏の様ににも思える。
確かに筆者のような老人が学生の頃歴史の教科書では学ばなかった事、なぜ日本は大東亜戦争を決意したのか、日露戦争の戦争費用700億ドルを何処で調達したのであろうか?欧州は何故大規模な奴隷制度は終息したのであろうか?英国、スペイン、フランスの陰謀は何処までであろうか、新しい米国の陰謀なのであろうか?現在ロシアは戦争中だがロシアの後は誰がロシアの後を引き継ぐのであろうか?は世界は打算で組み立てられている事は事実であろう。
現在様々な疑問はPCのネット情報でも手軽に解明できるようになった事と、特に興味ある事柄は市の図書館通いで情報は幅広く収集出来る。
昔から日本人にはこの打算的な気持ちが少ない民族ではあったのですが今は経済界、政治家が狙っている日本は変わって来ているのであろう。実に情けないが事実でもある。この様なことを思い、これで当分素直な心で音楽を聴きながら歴史を考察し想像力を養ってみたいと思います、ブラボー!
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