10月の後半になると毎年必ず母からの贈り物が届く
きのうその第一便が来た!
中身は見なくてもわかる
「柿」と「もみじ饅頭」
母がずっと面倒をみていた畑の柿の木に今年も沢山の
柿が実ったらしい
母に似て形は小さくて美人ではないが甘くておいしい
宮島名物の「もみじ饅頭」も大好物で荷物を送って
くるといつも必ず入っていた
(もみじ饅頭の餡は抹茶とつぶ餡・小さくても甘い柿)
送ってくれたのは義姉、母が亡くなって来月で3年に
なるが母に代って兄と送り続けてくれている
春はタケノコ、秋は柿にみかん、父のあと母が世話を
して採れたふるさとの味だから余計においしい
それを食べるたびに母のぬくもりを感じて
幼き頃のことがなつかしく思い出される
9月に両親の墓参りに帰った時に
住む主がいなくなった実家の庭に
みかんがいっぱい実をつけていた
まもなく母のみかん便も届くだろう
母との思い出はつきない
いくつになっても
母は心のふるさとだ。