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母のお礼参りに京都へ。

2008-12-02 23:58:20 | ひとりごと
亡くなった母のお礼参りに京都・西本願寺へ行った
93歳まで母をお守りしていただいたお礼をきちんとして
けじめをつけておきたくて快晴の日を選んだ。

浄土真宗本願寺派の本山で世界遺産にも登録されているが
御影堂は修復中で、本堂の阿弥陀堂を拝観し、阿弥陀様の
前で20分、座らせていただいてお礼を言った
これでなんとか母のことはけじめがつくだろうとほっとした。

阿弥陀堂門


重要文化財の阿弥陀堂




新撰組ゆかりの本願寺太鼓楼、1865年、新撰組は屯所を壬
生からここ本願寺に移し太鼓楼を使った。


お天気もよく暖かい日差しにそのまま引返すのはもったいな
くて次々週のW倶楽部例会のコースを歩いてみることにした
13時過ぎ、西本願寺から堀川通り→五条通→五条大橋へ。



五条大橋から鴨川、遠くに比叡山。


五条坂・茶わん坂を上って清水寺へ、汗ばむほどの暖かさ


あっ、ぽんぽこりんさん!


三年ぶりの清水寺は修学旅行生や観光客であふれていた。



境内は見事な紅葉で舞台の下からの撮影にこだわってみた。






ひと仕事?して茶店でぜんざいまで食べてすっかりご機嫌
おいしかったねー!


人、人でいっぱいの三年坂、二年坂を人波に逆らわないで・・




霊山観音から霊山資料館、坂本竜馬の墓へ通ずる維新の道
ここもパス、次々週の倶楽部例会には寄って行く。


高台寺へ、ここも三年ぶり、北政所(ねね)が亡夫豊臣秀吉の
菩提を弔うために創建し余生を送った高台寺の庭園は紅葉も
有名だが、時間が足らなくなるので拝観はパスして・・・


おなじみの石畳の石塀通りをぶらぶら・・・






八坂神社へお参りして


さらに知恩院の前を通って白川にそって三条通りに出た
そこは、旧東海道、去年の4月14日に江戸めざして歩いた。
コース


500mほどの蹴上まで歩いて旧東海道からわかれインクライ
ンをまたいで・・・琵琶湖疏水の水を京都へ運ぶため高低差の
のある坂を台車に船を乗せて運んだ。


湯どうふの店の並ぶ道を南禅寺へ、ここも三年ぶり、やはり
大変な人。



歌舞伎で石川五右衛門が”絶景かな”と見栄を切るのが高さ
22メートルの三門は、そもそも大坂夏の陣で没した兵を弔う
ために藤堂高虎が建てたもの、とにかく大きい。



さらに紅葉で有名な永観堂へ足を延ばしたが、ここも観光客
で混雑していたので拝観はパス。




最後の哲学の道へ急ぐ
時間は16時を過ぎ、陽も当たらなくなった紅葉が一段と鮮や
かで川面まで彩り豊かに映えていた。


哲学の道も三年ぶり、さすがに夕刻が迫り人は少なくなって
いたがその時間を待って歩く通なのだろうか、一歩一歩踏み
しめるようにゆっくりと、のんびりと歩いている人が多かった。

薄暗くなり夕闇の哲学の道をひとり歩きしながらふと気がつ
いた今日は母からのわかれの日、ひとりで生きていく覚悟を
しにきていたのだ。

銀閣寺道でゴール、約4時間、約20,000歩だったが
とても気持ちの良い京の秋の日を過ごせて心まで紅葉して
戻ってきた。







京都駅も模様替え