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「夢を描こう!」「 夢を語ろう!」 「夢を形にしよう!」 楽しもう76歳を!

母のように思える人だった!

2007-11-30 21:58:02 | 交流
ここまで生きてきて、ご指導をいただき、
大きな影響を受けた人のおひとり
大塚全教先生が亡くなられた。
昨日、ご家族から喪中のお葉書をいただいて知った。

大塚全教さんは、あの大石順教尼のお弟子さんだった。
4歳の時に両手の自由を失い、途方にくれて広島の福山から
京都の大石さんのもとに行かれ、厳しい指導を受けられ
順京さん亡き後、その志を継いで、障害者の自立のために
尽くしてこられた方だ。

ご縁をいただいて25年くらいになるが
もう、長く、お会いしたこともなく
ただ、毎年毎年、欠かさず、年賀状をいただくのが
楽しみで、母に似た笑顔がとても好きだった。

両手が不自由で、わずかに使える左手先と足で
なんでもされていた。
絵も書も立派なものを書かれていた。
子供と近鉄の書家展に行った時
優しく子供に声をかけていただいたことを思い出す。

いただいた「この花」という本も
よく仕事で活用していたが、誰かに貸したまま不明だ。

山科の観修寺の境内にある無心庵で障害者の自立施設を
ずっとやっておられ二度ほど伺ったことがある。

夏に福山へ転居したとハガキをいただいたので
ふるさとで静かに暮されるのかと思っていたが
多分、悪かったんだろう。

もう、素敵な年賀状がいただけないと思うとさびしい。
いまでも優しい笑顔が忘れられない。

ご冥福をお祈り致します。