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成長した若者とうれしかった再会!

2007-11-15 15:50:11 | 仕事
今年の春、新任職員として採用された大学の職員研修に
携わった。

あれから7カ月が過ぎ、ふたたび、そのメンバーに再会
する機会がおとずれて、二日間、山陰に行ってきた。

そして、「半年後のフォローアップ研修」で再会をした
男女職員の成長ぶりには目を見張るものがあった。


大学側の試みで、一人ひとりを人材として育成するために
春から続けてきた定期的な勉強の実施が仲間意識とライバル
意識を育ててきたこともあろうが、二日間、ほとんどマイナス的
な話もなく、くいつくように迫ってくる学習意欲の高さに驚いた。


初日、会議室へ入ったら

まず、大きな声で、メッセージ付きのあいさつをされて
びっくり・・・
春に指導したお辞儀の仕方をきちんと身につけていた。

夜の懇親会のあと、ホテルへ向かうタクシーのそばまできて
一斉に挨拶をしてくれた。

最終日を終え
全員からもらったメッセージ付きのあいさつのあと
待たせていたタクシーの横まで見送りに来て
見えなくなるまで手をふってくれた若者達の
心温まるメッセージはなによりのお土産になった。


最初の火付けをし、現場で経験してきたことを振り返り
今後への方向付けをするのが今回のねらいだったが
大事な節目を担当させてもらい
おいしい場面を食べさせてもらったこちらこそ感謝だ。

もともと、この半年間の「フォローアップ研修」の導入を
すすめ、過去二年間、実施してきたが
担当部門だけでなく学校側の熱意も本物になったきた。

国立大学が独立法人化され、
徐々に一般の企業並みの経営が求められ
その優劣がデータとして公開されつつあるいま
制度や手法は替えられるが
働く人達の意識改革は簡単にはすすまない。

新しい体制になって入ってくる次代を背負う若手は
宝もの、その育成に必死なのはどこも同じだろう。

少子化時代、どの大学もいい学生集めに必至だ。
ことに地方大学は、危機感をもって臨んでいる。

あの若者たちもよく認識をしていて真剣だった。
いい仕事をしてほしい。


キャッチフレーズの

「人間力はどうだ!」鳥取大学

のポスターが学内の至るところに貼られている

「鳥取大学」は真剣だ。


自分の母校でもない山陰の一大学だが
落ち着いたキャンパス風景と
地域に根差して作りあげた知的財産と研究実績
情報の発信と交流に熱心に取り組んでいることが
熱心な学風が伝わってくる。
そして
職員さんの温かな礼儀作法もすばらしくて
何度もうかがっているうちにすっかり気に入ってしまった。


冬の早い鳥取は、もう晩秋の風情だった
少しだけだかキャンパスでさわやか二日を
若者達と過ごせたことはとても楽しかった。

67歳、また、若いエネルギーを仕入れてきた
これでしばらくはポンコツ車も動くだろう!

事務所に出てきたら、ちゃんとお礼のメールが
自分より先にきていた。

ありがとう!