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てんびんの詩。

2007-11-27 19:43:36 | チャレンジ
昨日は、うれしかった一日。
自分もかかわったきた後継者のたまご達が
長い訓練期間を無事に終えて最終の研修日。

最終日のプログラムは
全国から集まってきたそれぞれの両親(現経営者夫婦)と
終日、机を並べて学習をするのが慣例だ。

自分の出番はないが、上席に飾ってもらって?
親離れ子離れ、お互いの巣立ちをする姿を見続けた。

そして、最終日の最終プログラムが
例年通り「てんびんの詩」のビデオ学習だ。

「てんびんの詩」、何度みたことやら・・・
ストーリーや場面は、しっかりと焼き付いているのだが
やっぱり涙がこぼれてくる。
スタッフも異口同音にそう言う。

てんびんの詩、ビジネスマンなら
大抵の人が一度は見ているほど
よく知られたビデオだ。

近江の商家の子供が、商人として巣立ちを始める時の物語。

小学校を卒業したばかりの13歳の近藤大作少年が
卒業祝いとして父親からもらった物が
風呂敷に包まれた「鍋蓋」
その「鍋蓋」を明日から売って来いというところから始まる。

売れなければ近藤家の商売は継がせないという
いま風でいう後継者教育だ。

たかが「鍋蓋」も簡単には売れない
苦労に苦労を重ねて3か月が過ぎてやっと売れた!

「売り手」と「買い手」の心が一つにならないと物は売れない
という商人道を自ら体得することで商人としての第一歩が始まった。

これはまた、可愛い子の苦労を親が一切手助けすることなく
突き離し続ける親の自立を促す親業でもある。

90分、会場は、静まり返っていたが
後の懇親会ではこの話でもちきりだった。

その懇親会、N○急ホテルで催された。
こういう席が大の苦手
目立つ席に陣取らされて?
マナーもしらない者には、おめでたい席なのに窮屈さがたまらない。

でも、お世辞にでも、親子して、お礼の言葉を言われるとやっぱりうれしい。
今度会うときは、どんなに成長した姿を見せてくれるやら
やっぱりうれしい一日だった。

車で自宅まで送られたので
事務所へは寄らずブログも書けなかった。

今日は、父兄も同伴で彼らの卒業式。
トップから卒業証をもらいいま頃は
ふるさとへ帰る道中だろう。

ここもメーカーと販売店との気持ちが一つになって
とてもいい研修をしている企業として知られている。