正月恒例の行事に後楽園で開催される貝合わせがある。投扇興と同じ部屋で行われていたものを初めて見物した。
後楽園では、毎月一回貝合わせの会が開催されていると聞いた。熱心な貝合わせの愛好家がいるのである。
貝のオモテ面の模様から同じ物を選ぶ遊びであるが、実に難しい。
ビデオに示す貝内面の絵は、貝合わせ愛好家達が描いたものだと聞いた。
WIKIによると;
貝合わせ(かいあわせ)は、平安時代から伝わる遊び。本来の貝合わせは、合わせものの一つとして貝殻の色合いや形の美しさ、珍しさを競ったり、その貝を題材にした歌を詠んでその優劣を競い合ったりする貴族たちの遊びであった。
一方、「神経衰弱」に似たゲームとしての貝合わせは貝覆いと呼ばれていたが、殻を合わせる所作から後に混同されて、同じく貝合わせと呼ばれるようになった。