12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
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三陸海岸大津波の警告書

2012年01月17日 05時29分21秒 | ブログ

『三陸海岸大津波』(さんりくかいがんおおつなみ)は、小説家吉村昭による中編ルポルタージュ。

 

2011年(平成23年)311日に発生した東北地方太平洋沖地震および津波(東日本大震災)の直後より、本書の注文売上が急増した。文春文庫版の震災前の発行部数は累計49,000部であったが、震災直後に50,000部が増刷された。著者の妻で小説家の津村節子は版元を通じ、増刷分の印税は震災復興に寄付すると表明した。”

 

こんな記事を見て、図書館でこの本を借りた。小さな薄い文庫本であった。すぐ読み終えた。

 

2004年3月の初版発行である。この借りた本は、2011年6月発行の12刷であった。(438円+税)

 

足で稼いで古老からの聞き取りを中心にまとめた労作である。この本の警告を真剣に受け止めていれば、今回の大惨事は防げたものも多かったのだろうと思った。

付記;

奇しくも本日は阪神淡路大震災の17年目に当たる日である。

いろいろな教訓を残した震災であるが、これらが生かされて行くことを望むものである。