本日８日で“「ことぶきパス」の半年の期限になる。このパスの自分なりの有用性を評価した。
結論から言えば、「小生の出不精・閉じこもり症候群」に著しい改善効果が見られたということで、更に６ヶ月の更新をするつもりである。
これまでの経過は、下記の通りである。
１．最初の２ヶ月は、おっかなびっくりとでも言うのか、必要最小限度の利用しかしなかった。（病院通いのような必要に迫られるもののみ）
２．次の２ヶ月は、新たな行き先を見つけようと少し出かけるようになった。
３．最後の２ヶ月は、あれもこれもと行きたい所が出てきたのだが、結構用事が多く思うように時間が取れなかった。結局沢山の行きたいところが残った。（例えば、テーマが変わる度に行きたい県立美術館や林原美術館などの美術あちこち・シネマ・クレールというこじんまりした映画館（シネマコンプレッククスの映画は年寄り向きでないので好まない）、植物園・・・等々。）
とにかく、パス代金の元を取ろうというさもしい考えが原動力になり、外出の機会が各段に増したのは、小生にとって特筆すべき効果といえるのであった。
反面、どうしても人ごみに出かける宿命にあり、感染症すなわち風邪を貰う機会が増加したのは避けられない問題だった。
この上節電すなわち暖房節約が輪をかけて、風邪の発症回数が一段と多くなった。現在も風邪の症状に悩まされている関係で、昼間の暖房を復活している始末である。
追記「ことぶきパスがお薦めできる人とは」；
条件１；居住地が、パスの主要な路線に近いこと
条件２；利用可能な路線上に行きたい所が沢山あること。（デパート・スーパー・公園・スポーツ施設・美術館・映画館・劇場・・・。そして、これらへの出かける回数が十分にあり、個別往復バス料金に比べて、パスの方が割安となること。（経済性が最重要である。）
条件３；独力で外出が可能であること。
ご夫婦でのお出かけであれば車の方が、はるかに便利である。また多くの場合ガソリン代や駐車料などを考えても、車の方が割安となることも多いだろうから、二人以上の世帯には、このパスをお薦めする気はない。
（当然だが、高齢化で車の運転を止めた世帯には、このパスを検討してみる必要があるだろう。）