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12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

日日平安

2009年08月19日 06時44分10秒 | Weblog

 最近は、山本周五郎原作のた文庫本を幾つか読んでいるが、『日日平安』と題するものを読み始めて、おや何かとてもよく似た映画があったなと思った。早速、黒澤作品を調べてみると出てきた。

「私の名前ですか。…つばき、椿三十郎。いや、もうそろそろ四十郎ですが」と冗談とも本気ともつかない返事で空を見上げている。つられて奥方、娘、若者たちも外を見上げると屋敷の塀越しに真っ赤なツバキが咲いていた…。というシーンが思い出される映画である。

この作品は元々、かつて黒澤組のチーフ助監督であった堀川弘通の監督作品として黒澤が執筆した、山本周五郎原作の『日日平安』の脚本がベースになっている。

『日日平安』は原作に比較的忠実に、気弱で腕もない主人公による殺陣のない時代劇としてシナリオ化されたが、東宝側が難色を示したため、この企画は実現しなかった。

その後、『用心棒』の興行的成功から、「『用心棒』の続編製作を」と東宝から依頼された黒澤は、陽の目を見ずに眠っていた『日日平安』のシナリオを大幅に改変し、主役を腕の立つ三十郎に置き換えて『椿三十郎』としてシナリオ化した(共同執筆は小国英雄と菊島隆三)。

なお、黒澤は『日日平安』の主役にはフランキー堺か小林桂樹を想定しており、『椿三十郎』で小林が演じた侍の人物像には『日日平安』の主人公のイメージが残っている。

なるほどこんな制作秘話があったのかと、小説と映画双方とも改めて認識をした。

 既に、車と縁が切れて1年を超えた。
何が変わったかといえば、当然ながら外出機会が大幅に減少した。

これは小生に何をもたらしたかといえば、当然のことながら自宅での活動時間が大幅に増えたことである。

また、車に要していた費用(税・保険・燃料代・車検代)と車での外出に伴う諸費用(食事代など)が零になったことである。

費用の減少は、単に預金通帳の数値の変動減少のみでこれといった日常生活にさしたる変化をもたらさなかったが、自宅での自由時間の増加は一番に自宅で出来る趣味の時間に直結した。

これで日々平安かといえば、そうでもない。遅々として進まぬビデオの編集が最大の問題である。毎日、2時間物のビデオを制作するための問題点の解決・対策に追われているのである。
小生の平穏な日々は何時来るのだろうか・・・。