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12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

友人の大学生活報告

2009年08月08日 08時00分51秒 | Weblog

何を学んでいるのかとの問いに答えてくれたのでご紹介する。

”最近は日本の大学でも一般人向けのオープンカレジを開講しているが、中国の大学も同じ。私が参加しているのは「黒竜江大学暑暇短期班」というプログラムで、要するに中国語の4週間夏期講座だ。

参加者は120~130名。初日にレベルチェック試験があり、入門、初級、中級、上級にクラス分けされた。私は恥ずかしながら初級。同じクラスに17名おり、日本人8名、ロシア人5名、韓国人2名、イスラエル人とベルギー人が各1名という塩梅である。

 ハルビンなら日本人はあまりいないだろうと思って来たが、何と皆同じ思いで来たらしい。その多くが定年退職者で、我がクラスには76歳の人もいる。この現象は日本人だけで、他国人は15~35才くらいと皆若い。

興味深いのは、西洋人がどのように漢字の読み書きをするかである。我がクラスの西洋人は、しゃべるのは変なアクセントながらなかなか流暢だが、読み書きは大の苦手。漢字は見よう見まねで筆順など無茶苦茶だ。

可笑しく思ったのは、漢字の裾をはねるところだけはよく気がつき、私が当てられて黒板に字を書くと、いつもケチをつける。 一方、日本人は読み書きはまずまずだが、話すのと聞くのがはなはだ下手だから、どうしても無口になる。当てられたら必死の思いで答える。

しかし、時々は手を挙げる。老師(先生)は中国語しか使わないから、授業が終わるとドッと疲れが出てくる。 毎日宿題が出る。翌日その答えを発表させられたり、提出させられたりする。

老師から「非常好(フェイチャンハオ)」などとほめられると、この年になってもやはり嬉しいものだ。

楽しそうに学んでいるようである、しかし小生にはしんどそうなので、気後れするもののようである。