新聞で某国のサイバーテロが報道されたと時期を同じくして、新パソコンの登場にすねたかのごとく、2006年3月購入のノートパソコンが急に不調になった。
CPUの負荷がハンチングを始め、だんだんひどくなり暴走状態となった。 よたよた動いている間に、急いでバックアップを行い、再起動や復元処理を数回すれど回復せず、さらにハードの異常を調べたがいずれも正常と表示された。
万策尽きたとハードディスクからのリカバリーを試みるが作動せず、さらにリカバリーディスクを使用しても同様に作動せず。ついに深夜3時になり、とても小生には手におえないと修理に出すことにして、就寝した。
殆どのデータを外付けHDD経由で新しいパソコンに取り込めるようにはしていたのでデータはあらかた助かったが、インターネットやメール関係のデータの新パソコンへの移送は未だ手付かずだった。
故障直前のバックアップデータが新パソコンで読み込めるならなんら問題はないのだが、自動で定期的なバックアップを行うようにしていた関係で、すべてのバックアップファイルは、BNXというファイル形式となっている。
通常なら、修理後に当該パソコンに戻すことになるため、当然BNXファイルを読み込むソフトを持っているので何の問題もないが、今回のように違う会社のパソコンに読み込まそうとしても不可能になってしまう。
1台しかパソコンを持っていない間は、これでもよいのだろうが、異なる会社のパソコンを複数台持つことになると、厄介なことになる。 こんなわけで、修理期間中はバックアップファイルを有効に生かせないということが、小生の運用上の盲点だったと知らされた。
インターネットやメールの共通的なデータを、通常のデータとともにバックアップしておくか、あるいはUSBメモリーなどを利用して、他のパソコンにインポートできるようにしておけばよかったと反省しきりである。
追記;
翌日修理依頼の電話をしようと、症状の厳密な把握のため、再度不調のパソコンを起動したところ、何のことはない正常に動くではないか!
狐につままれた感がしている。 ただ、何度も復元処置をしたため、今年の2月頃の状態に戻っているが、動けば少々の手間で現状までの復旧は可能である。
しかし、なんとなく不安があるので、幾つかのソフトをインストールを見合わせている。 古いノートパソコンにもあと四五年頑張って貰いたいものである。