本日(4月16日)未明にマグニチュード7.3という
阪神淡路の大震災と同程度の地震が起こりました。
どうもただの「熊本で大きな地震」では済まなくなって
来た様です。
14日午後9時過ぎの最初の地震から、震源は確実
に北東方向に移動しています。九州の熊本だけに
影響が出る様な地震ではなくなったのです。
何故ならこのラインは長野県伊那市から始まる日本
を縦断する中央構造線と同じ線上に在ります。
もし中央構造線上で起こった地殻変動ならば影響は
日本中に及びます。震源が四国に移動するような事が
有れば、その内陸型地震は南海地震を誘発すると
言われています。
南海地震は東南海地震、東海地震に影響を与えます。
それ以上に、中央構造線が伊那市でぶつかるのは
日本を南北に分断する糸魚川・静岡構造線ですから
その影響は想像を超えます。
皆さんが遠い九州での地震だなどと思わず家具の
転倒防止、水や食料の備蓄等「死なないための対策」
を行う時期に来たのだと思います。