８月２１日・早稲田実業が優勝

第８８回夏の甲子園大会で早稲田実業が堂々の優勝を果たしました。９回にはツーランホームランが出て１点差になったりと二日続けて心臓に悪い野球を観戦させていただきました。しかし、斉藤投手の爽やかさは特筆ものでした。沈着冷静、クール過ぎると思わせるマウンド態度だったのに優勝が決まってベンチ前でクールダウンの為のキャッチボールをやっている時に目に涙をためる、好感度は急上昇です。

早稲田実業は５年前、国分寺に学校が移転しましたので早稲田の商店会としては優勝セール、祝賀会、パレードは企画されておりません。１００年近くも早稲田にいたのに、春に優勝しただけで夏の優勝は有りませんでした。たった５年で優勝セール等が出来る国分寺の商店街に嫉妬しております。

ソフトバンクの王監督が高校生だった時に春、優勝したのですが、その時にはうちの親父達が東京駅に出迎えに行った事を思い出します。私の母校は国分寺に移る前の早実の隣にある早稲田中学、早稲田高校なんですが、こういう卒業生だけでなく近隣、地域の人の胸までを熱くさせるような出来事は聞いた事も見た事も有りません。

８月２１日・総裁選

自民党総裁選、私は無派閥新人議員の会に属していますので推薦人にも名前を出す事も無く、小泉総理・総裁から言われているように、この最大の権力闘争を大所高所から眺めています。眺めると言っても協調心に欠けているわけでは有りません。所属政党の総裁が言われている通りに動いているだけです。

それでは小泉派じゃないのか？とよく言われますが９月２０日の総裁選挙までの賞味期限の有る「会」ですから現時点では「派閥」はもちろん「政策集団」とも言えない集まりです。

総裁選後はどうするのか？という御質問もよく受けます。終ってから考えますが、まだまだ永田町内では一人歩きの出来ない、一人では存在感が無い新人議員ですから３７名がこぞってどちらかの方向、例えば党直属の政策集団を構成するような、立場を明確にする事は有ると思います。

この組織を作った理由に「誘われた時に断れないから」というのが有ります。年齢や過去の実績ではなく、当選回数至上主義の世界ですから先輩議員に二度三度、お誘いを受けた時にお断りするのが難しいので、現住所をはっきりさせたわけです。

この「大所高所」から見ていると、大きな派閥の皆さんが、まだ出馬表明もしていない安倍さんにこぞって支持を宣言しているのが奇異に見えます。ポーカーで言えば、何のカードも切っていない安倍さんに対して次から次に降りているように見えるのです。安倍さんが官房長官として支えてきた内閣の、その閣僚ならともかく、冷遇されているように見える派閥が先を争って支持表明しています。

賭け事、博打に才能も興味も無い私には凄いテクニックだななあと思うだけです。安倍さんが普段御自分の発言してきた内容と違うカードを切ってきたらどうするのでしょうか、まだこの先に驚くような展開が有るのでしょうか、小泉総裁のおっしゃるように「大所高所」からしっかり見させていただき、皆さんに正確にお伝えさせていただきます。

８月２０日・お芝居の報告

第８８回の夏の甲子園決勝、駒大苫小牧と早稲田実業の試合は延長１５回で引き分け再試合になりました。

早稲田という名前は付いているけど学校は国分寺に移って早稲田のまちとはもう何の関係も無い学校だ、と思いながら見ていました。そうでも思わないと不整脈が出るんじゃないかと思うほどの試合内容、真剣にテレビ観戦させられました。私自身は早稲田中学、早稲田高校なんですが弟二人と私にとっては兄貴のような従兄弟も早実です。その従兄弟の影響で私は早稲田実業の校歌が唄えるんです。そんな思いの有る学校が延長１５回の引き分け再試合、体に悪い野球観戦でした。明日の試合はどうなるのか、商店会も何もしないわけにはいかないと商店会員さん全員が思っていたはずです。

昨日（８月１９日）の日経新聞の夕刊と本日（８月２０日）の読売新聞の朝刊に骨髄移植をテーマにしたお芝居「ＩＭＡＧＩＮＥ９・１１」の事が掲載されていました。日本で３人の患者さんがアメリカからの骨髄液を待っていた。ところが９．１１のテロが起こり全面飛行禁止となり、日米の骨髄バンクがなんとかして日本の移植患者の命を助けるために・・・というお芝居です。

このお芝居に友情出演するのが御自身も血液の難病で骨髄移植を受けた女子プロゴルファーの中溝裕子さん、彼女の従兄弟が滋賀県彦根市の花しょうぶ通り商店街の理事長だったという関係からお付き合いさせていただいて５年になります。

８月２３日の熊本を皮切りに福岡、北九州、岡山、大阪、福井、富山、金沢、名古屋、長野、東京の全国１１ヵ所で公演されます。このブログを御覧いただいている皆様の御地元での公演がありましたら、是非見てやって下さい。公演日時等の詳細については下記のホームページを御覧下さい。
http://www.imagine911.com/

８月２０日・時間の積み重ねは財産

昨日に比べると雲が多い分、楽だと感じますがそれでも最高気温は３３度になるという天気予報でした。

昨日からの「防災キャンプ」、はたしてどうなったでしょうか、お昼１２時の解散までドキドキです。対象の子供だけでなくスタッフ役の学生さんも私から見れば間違いなく子供なんですから。これから行って来ます。

昨日（８月１９日）夕方、議員会館事務所に早稲田大学ボウリングクラブの卒業生が集まりました。５０年入学の桝崎さん、５１年入学の忠津さん、５３年入学の加藤さん、５４年入学の山崎さん、それぞれ職場が違いますのでこのメンバーが揃うの舛崎さん卒業以来初めてです。

集合のきっかけは大丸グループ本社の人事部長を務めている忠津さんと久し振りに会うので皆さんにお声がけさせていただきました。議員会館で集合し、場所を変えて一緒に食事。

社会に出てそれぞれ要職につかれている皆さんのお話を聞かせていただき、時間の積み重ね、ＯＢ会の楽しさと重要性を今更ながらですが感じた一時でした。人事の忠津さんとニートフリーター対策が国の急務だと聞かされている国会議員の私と高校の先生をされている山崎さんが連携したらビックリするようなことが出来るな、と感じました。

明後日、ニート・フリーター対策をライフワークとして一生懸命頑張っている杉村太蔵議員と一緒に食事をしますので早速報告したいと思います。

８月１９日・防災キャンプ

商店会恒例の地元小学生を対象にした震災対策のイベント、防災キャンプが今日、明日の二日間、地元の新宿区立戸塚第一小学校をお借りして開催されています。

開会式の後、１３時４０分からは新宿消防署の皆さんが講師になっての応急救護の講習。写真はＡＥＤ（心臓除細動器）の体験学習です。小学校の子供達も真剣です。

この後が「まちあるき」とそのまとめ。そして夕食、まちあるき発表会、夜語り会、そして就寝。明日は６時に起床して朝食、防災体験、閉会式で１２時に解散です。

８月１９日・今日と明日は防災キャンプ

本日１３時より早稲田商店会恒例の防災キャンプです。地元、戸塚第一小学校をお借りして、小学生を対象にしたお泊りキャンプ、テーマが防災です。今年で６回目になると思います。早稲田大学の学生の皆さんと商店会の若手、ＰＴＡの有志の皆さんで作り上げてきた催しです。

昨日（８月１８日）は私が店の車を運転して学生スタッフの皆さんと一緒に新宿区の防災センターに行き、防災キャンプの食事の時に使う什器備品をお借りして来ました。センターの職員さんから「毎年御苦労様です」と声をかけていただきました。お世話になるこちらがお礼を言わなければならないのに先に言われてしまいました。

今年は雨は降らないようなので一安心、でも終るまで何が起こるか分からないのがこのキャンプです。集合時間にはスタッフの皆さんにお礼と御注意をさせていただこうと思っています。しかし、雨が降らないよりも天気が良すぎて最高気温３４度、それ以上に湿度が高く、蒸し暑さに心配です。

８月１８日・大は小を兼ねない

昨日ＮＨＫ「首都圏ネットワーク」と「ニュースウォッチ９」に東京都食肉組合渋谷支部の活動が取り上げられました。

渋谷区内の３支部（渋谷支部、代々木支部、原宿支部）が統合したことをきっかけに、渋谷区が支援して「渋谷区生鮮食品特販事業」を立ち上げました。渋谷支部では区からの助成を受けて毎月２回特販日を設定し、５００円以上お買上げのお客様にカレー用野菜セットだったり、すき焼き用にお砂糖をプレゼントする、いわゆる景品付販売を実施している事が放送されました。

まちのお肉屋さんが小さなお店で可哀想だから区役所が支援したのではありません。地域の商業者が元気にならないと治安が守れない、という事にみんなが気が付いてきたのだと思います。大手量販店の存在を否定はしません。それ以上に、品揃え、価格等、お買い物の便利さはこの国の消費行動に根付いたと思います。

我々まち場の小売業者はコンサルタントの先生からさんざん「品揃え」とか「絞り込み」という言葉を聞かされてきました。「品揃え」は売り場の大きな所にはかないませんし、「絞り込み」というのは売れる物だけを陳列しろ、という事で、競合状態になった店はまたまたスケールでの勝負になります。大きな店が在れば小さな店はいらない。そう思って商売してきました。大きいところが出てくれば小さいところは淘汰される、これが資本主義経済、自由主義経済だと思ってきました。ところが小さいところが淘汰されると地域から元気がなくなり、住んでいる人がまちに愛着と誇りを感じなくなりました。自分の地域を大切にしなくなりました。

小さな、肉屋や八百屋や魚屋が大切なのではありません。物を売ったり買ったり、サービスを提供する事だけが商売ではない、このまちに元気を取り戻させる事も我々にとっては物を売る以上に大切な仕事なんだという事を理解したお店が大切なんだ、という事にみんなが徐々に気付いてきた、そんな風に感じます。

８月１７日・島根県松江の商店街から

朝、鏡で自分の顔を見てずいぶん日に焼けたと思いました。昨日の大阪、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでの天気の良さと、ふくらはぎの痛さでずいぶん長距離を歩いた事が分かりました。

７月２３日にお邪魔した島根県松江市の天神町商店街の中村寿男理事長からメールをいただきました。テレビへの出演報告と新しい特区についてです。いただいたメールを掲載します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【ＮＨＫに出ます】
８月２０日（日）のＡＭ８時２５分からのＮＨＫ総合テレビの番組「経済羅針盤」で私たちの松江天神町商店街の活動が放映される事が決まりました。これは私たち商店街が全国の中で「がんばる商店街７７選」に選ばれましたが、その中でも注目できる商店街活動として、この度選んでいただいたようです。どうぞ、お時間がありましたら、是非ご覧ください。（私、当日、東京のスタジオにて生出演いたします。緊張しております。）
番組は８月２０日（日）ＡＭ８時２５分からＮＨＫ総合「経済羅針盤」（がんばれ！商店街）です。
どうぞ、お時間がありましたら、ご覧くださいませ。

もう一点は８月２５日（金）の「天神市」から全国でも珍しい特区がスタートします。この特区とは「県・警察の道路管理の一元化」と「道路使用料の一本化」をするめずらしいものです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
松江天神町商店街の中村理事長さんはいろいろな事をおやりになる山陰きってのアイデアマンです。この他にも電線の地中化より費用が１０分の１になる電線のアーケード内への移動など、面白いことされます。８月２５日、どうぞ皆さんも御覧下さい。

８月１６日・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

今朝６時４２分に岡山駅を発車する新幹線で娘夫婦と一緒に大阪へ。家内には朝４時にモーニングコールをかけて起こし、東京駅を朝６時に出発する新幹線で大阪へ呼びました。今日は大阪環状線西九条から三つ目にあるユニバーサル・スタジオ・ジャパン（ＵＳＪ）に行って来ました。写真はユニバーサル・スタジオ・ジャパンの入り口です。

凄い人出でしたがアトラクションを７つ、ショーを１つ見ましたから効率は最高の部類だったと思います。楽しかった～！でも疲れました。息子のお嫁さんを連れて来れなかったのが残念だなあと話したら、即、９月にディズニーシーに行くことが決まったようです。いつもながら遊びの話は早いんです、この家族。

しかしＵＳＪ、気に入りました。バーチャルリアリティーという言葉の入り口に立ったような気がします。でも、歩き過ぎでふくらはぎはパンパンです。

娘夫婦とは新大阪の駅で別れ１８時４０分の新幹線で東京に戻って来ました。東京着は２１時１６分、今更ながらですが交通は間違いなく便利になりました。これで今年のお盆休みは終了、明日からまた永田町に出勤です。明日は１３時に「水田を守る会」の佐野さんが議員会館にお見えになります。

８月１５日・新居浜から岡山へ

今朝９時に、泊めていただいたホテルルートイン新居浜のロビーに新居浜市役所の石川さんと高橋さんが迎えに来てくれました。石川さん運転の市役所の車で新居浜市を御案内いただきました。

新居浜は「住友のまち」とよく言われますが、日本屈指の大財閥であった住友の基礎を築いたのが元禄３年（１６９０年）に人跡未踏といわれた別子山銅山峰で始まった銅の採掘だそうです。以来２８３年間の採掘で四国随一の工業都市新居浜市の生成発展に大きく貢献しました。別子銅山の開坑以来の歴史資料やその間の出来事及び生活風俗、技術等に関する資料が展示されている別子銅山記念館から見学はスタートです。

次に昭和４８年（１９７３年）に閉山になった別子銅山の産業遺産を活かして平成３年にオープンしたテーマパーク、マイントピア別子に連れて行っていただきました。温泉も有り、リピーターも多く第三セクターでも経営は安定されているとの事でした。ただ、一昨年は台風が立て続けに来て赤字決算だったと聞かされました。

最後に住友家の初代総理事になった広瀬宰平歴史記念館と旧広瀬邸を見学させていただきました。日本の近代産業を育成し西の広瀬、東の岩崎と言われているそうですが広瀬宰平さんのお名前は存じませんでした。ただ年譜を見ると大阪株式取引所の設立発起人になったり、大阪商船会社を設立して初代の頭取になったりと確かに実績は目を見張るような事ばかりでした。もっと大勢の方に知っていただく必要は有るように思えました。

お勉強させていただいた後、新居浜駅を１４時２５分に発車する特急しおかぜ２０号に乗って岡山に来ました。今年３月に所帯を持って、４月に旦那の赴任先の関係で岡山市に引っ越して行った娘の所です。写真は新居浜駅ホームです、若干寂しい人の数です。

新居浜から約１時間半、１５時５７分に岡山駅に到着。娘夫婦はホームまでお出迎え。「鞄、持つわ」と言ってくれました。こういうのに父は弱いんです。娘夫婦の自宅近所の家電量販店でお買い物、夕飯は美味しい瀬戸内のお魚、当然支払は父です。今晩は娘夫婦の家に泊まって明日は大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行って来ます。女房には明日朝６時の新幹線に乗って新大阪まで来るように言いました。母も弱いんです、一人娘に。