今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

8月1日・東京都洋服商工共同組合&長野県知事選

2006-08-01 20:18:50 | 商店会長のコメント
今日から8月「夏本番です」と書きたいところなんですが、今朝は肌寒くて目が覚めました。人間の順応性の限界かもしれません。でもこれが2、3日続くと当たり前になるところが順応性の凄さでもあります。

11時30分に8月24日発行予定の「本」の打ち合わせで講談社の編集の方がお見えになりました。【地震で人を殺すな】という題名です。震災対策、防災に関した本ですが、脅かしたり怖がらすばかりの一面的な取り上げ方ではない、自信を持ってお勧め出来る楽しい本になりました。御期待下さい。

15時から16時まで市ケ谷の東京都洋服商工協同組合で講演させていただきました。場所は東京洋服会館3階ジェントリーホール、大勢のテーラーの皆さんに話しを聞いていただきました。商店街の中の注文服、テーラーという業種の皆さんは重要なお役をお務めの方が多いのです。

本日の講演テーマは「専門店活性化のノウハウ」。自分の店(正確には去年の12月に弟に譲りましたが)だって青息吐息の現状ですから喋り辛い面は有ったのですが皆さん楽しそうに聞いてくれました。

8月6日に長野県の県知事選挙が行われます。現職の田中康夫さんと前衆議院議員の村井 仁(むらい じん)さんが立候補されています。平成14年の9月に早稲田商店会の活動が評価され、防災功労者内閣総理大臣表彰を受けたのですがその時の防災担当大臣が村井 仁先生でした。村井先生はちづくり活動にも造詣の深い方です。
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8月1日・造反議員の復党

2006-08-01 14:29:35 | 商店会長のコメント
7月30、31日に山梨県北杜市清里で開催された無派閥新人議員の会・夏季研修会でテレビの取材、収録を受けました。総裁選挙と造反議員の復党問題を質問され、それに答ているところがテレビ画面に出たようです。本人は見ていないのですが御覧になった方から「インタビュー画面の後、スタジオのコメンテーター達が復党問題に関して『何で、一緒にやろうと言わないのか、新人議員は良くない』と言っていましたよ」と心配のお電話をいただきました。

確かに「造反議員の復党は認められない。昨年の総選挙で国民は新しい自民党に期待して投票した。その選択結果を無視するのですか」と申し上げました。参議院選挙に勝ちたいからといって旧来の足して2で割るような党運営を国民は求めていないと確信しています、ましてや参議院選挙に勝ちたいから復党を認めるなんて、改革を標榜すると言って航海に出た自民党丸という舟の底の栓を自分で抜くようなものだと思っています。

実は小選挙区でこの造反(この言葉にも違和感を感じますが・・)議員と戦い、議員バッチを胸にした83会のお仲間はこの問題について発言を控えられています。いくら原理原則論でお話しても、所詮自分が議員で居たいという既得権益を守るかのような発言にとられるのは趣旨が違う、あくまでも実績でご判断いただく、と言われています。

しかし、三代続いたような相手候補と当選回数至上主義政界で昨日当選したような1年生が、実績で判断してもらうといっても、それこそどれだけ地域の忘年会、新年会に顔を出したか、お祭りの神酒所(みきしょ)何ヶ所に御挨拶に行ったか、という旧来の議員活動でしか見ていただけないでしょう。

この新しい感性と政治に対しての真摯な姿勢と思いを分かっていただく事の難しさを実感されているから「既得権益を守る」というような、そのような議論はこの際、言わないでいて欲しい、という思いなのだと感じました。
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