国会改革の必要性を強く感じました。

只今夜の８時２０分。９時ではないかと言われている本会議の開会を議員会館自室で待っているところです。

本日（３月２日）午後５時２０分過ぎに平成１９年度予算が予算委員会を通り、本会議に上程されます。予算委員会での採決に問題が有る、と野党は頑（かたく）なに審議の引き延ばしを図っています。

本会議前に予算委員長、総務委員長、財政金融委員長の解任決議案と農水大臣、文部科学大臣の不信任案を出して１９年度の総予算案と総務委員会からの地方税法、地方交付税法、財務委員会からの公債発行特例法、所得税法、特別会計法の採決を拒否しています。

そもそもこの予算がそんなに悪いものだと民主党の議員さんは本当に思っているのでしょうか？

この引き延ばしで何時間かかるのか、普通に考えると解任決議案と不信任案は１本約１時間かかります。３委員長と２大臣ですから、これで５時間。その後に予算案と総務委員会、財務委員会から送られてきた法案の審議採決ですから午後９時から始まったとして午前３時にはなりそうです。間違いなく税金の無駄です。

衆議院議員になって１年６ヶ月、遅くまで仕事するのは稲毛屋では当たり前でしたがこんなに無駄な残業をしていると感じた事はありません。当選回数至上主義の永田町、いくら１回生議員が声にしても聞いてくれません。でも、あきらめてはいません、言い続けて行く事が大事なのは稲毛屋でも一緒でしたから。