１月１１日・新テロ特措法再可決

正式には「テロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法案」という日本語としては若干違和感の有る長い名前の法案が本日の衆議院本会議で可決されました。昨日参議院で否決されたことを受けて、なんと５７年ぶりに衆議院三分の二以上の賛成を持って再議決され法律になりました。

衆議院議員は４８０名ですからその三分の二は３２０ですが本日の本会議で投票したのは４７３名、その中でも賛成票は３４０を数えました。自民党は２９６ですから公明党だけでなく無所属の多くの議員さんが賛成票を投じた事になります。

再議決に対して反対演説をしたのは民主党、その民主党の小沢一郎代表は本会議の途中で退席され投票をされませんでした。「巨大与党が数の横暴で再議決するのだからここに居ても無意味だ」と考えられての退席だったとすると本会議場に残った民主党議員の皆さんにはどの様なお話をされたのか興味が有ります。