やさい通信206号への生産者・吉田力男さんの投稿を紹介します。
畑から 吉田力男
夏の野菜の王様、トマト、西瓜、茄子、胡瓜、茄子。今回は胡瓜について一言。
今年の胡瓜の植え付けは、5月下旬に蒔いて、毎年1ヶ月育苗ですが、今年は雨が多く2週間ほど遅れました。こんな連続の雨は最近は初めてでありました。
苗は70~80センチくらいに伸び、花は咲き、胡瓜も成っておりました。どうにか定植もでき、今では(8月23日)最盛期を迎えることが出来ほっとしています。
雨が多く水やりは例年の半分もいりませんでした。毎日毎日30日~40日収穫です。胡瓜は生育が早く、生育初期には巻きづるが出ますが、その巻きづるを我慢の子でじい~~~っと見ていると、巻きづるがくるっと巻くのが見られます。そんなに生育が早いのですね。機会があったら挑戦してみませんか。
皆様方に出荷できるのは1/7(週1回)しかなく、非常に少なく残念です。化学農薬を使ったものより良い品物を作っても、直売所では10円、20円高いと敬遠されます。無農薬の表示を見る人はあまりいないようです。皆様ご存じかと思いますが、野菜は農薬を1週間まえまで使用できましたが、今では胡瓜は前日まで使用できる事になっております。
くわばらくわばらですよね!!
ところで、皆様はどんな胡瓜のご利用をしておられますか。我が家では、夏は胡瓜の酢の物が1番です。
暑い夏を乗り切るには、酢の物がないといけません。我がでは、胡瓜の酢もみと呼んでおります。酢の物と言っても、酢だけでは駄目です。
それに麦みそを入れるのがミソです。味は砂糖でつけます。シーチキンや貝の缶詰、削り節など入れると、色々な味が楽しめます。
2番目は、やはり胡瓜のカラシ漬けでぴりっと頂けます。
いろいろあると思います。皆様の一番味をお知らせ下さい!
胡瓜のカラシ漬け
胡瓜 1㎏ →1口大に切る
塩 40g *塩、砂糖、粉からしを混ぜ合わせ、
砂糖 160g 胡瓜に振りかけ一晩つける。
粉からし 20~30g